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付録C
Open/Short/Load補正の理論
Open/Short/Load補正では、Open/Short補正測定データに加えて、既知の値をもつ標準DUTの測定データが必要になり
ます。図C-1に示すように、テストフィクスチャや、ケーブル、外部回路の残留分は、パラメータA、B、C、Dで表わ
される4端子回路網(2端子対回路網)として表現できます。
図C-1 Open/Short/Load補正のモデル
インピーダンスZ2のDUTをテストフィクスチャなどの外部回路を介して端子に接続した時、測定器はインピーダンス
値をZ1と測定したと仮定します。この時Z1とZ2の関係は次式で表わせます。
Given: Z1=V1/I1 and Z2=V2 /I2
AV2+BI2
AZ2+B
Z1= —————— = —————
CZ2+D
CV2+DI2
パラメータA、B、C、Dは、次のように定義した値を式に適用すると消去できます。
Zo : 測定端子をオープンにした時の測定値
Zs : 測定端子をショートした時の測定値
Zsm: 標準DUTを測定した時の測定値
Zstd: 標準DUTの定義値
Zxm: DUTの測定値
Zdut: 補正後のDUTのインピーダンス値
数式を解くと、以下のようなインピーダンス測定誤差を補正する式が導き出されます。
Zstd (Zo−Zsm) (Zxm−Zs)
Zdut=————————————————
(Zsm−Zs) (Zo−Zxm)
(パラメータはすべて複素数です。)
C-1