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2. Introduction 本章では、Lantronix SecureLinx Spider(SLS)シリーズのKVM-over-IPデバイスについてご紹介し、 本製品についての概略、機能、用途についてご説明します。 SecureLinx Spiderは、1人または複数のリモート・ユーザが、1つの(ターゲット・)コンピュータ・システ ムをリモートからセキュアにモニタリング、コントロールできるよう設計された「分散型KVM-over-IPデバ イス」です。リモート・ユーザ(クライアント)は、Webブラウザを使用し、LANまたはWAN接続を介して Spiderにアクセスします。Spiderは、接続されたサーバ上のキーボード、ビデオ、マウス(KVM)に対して、 セキュアなIPベースのリモートアクセスを実現し、SpiderのIPアドレスにアクセスできる全ての人が利用 出来る様にします。Spiderは従来のリモートKVMスイッチを、コンパクトなパッケージに進化させたもので す。非常に軽い製品ですので、サーバの後ろからケーブルで下げることができ、ラックスペースの必要が ありません。 Spiderには、PS/2とUSBの両方のキーボード/マウス・インターフェースを備えたタイプとUSBのみの2つ のモデルを用意しています。Spiderは、消費電力が極めて小さく、接続するサーバからの電力供給を受 けることが可能です。ケーブル先端のキーボード、マウス、USBポート、ビデオ用プラグは、それぞれ色 分けされており、ターゲット・システムの対応するコネクタに直接差し込める様に設計されています。 また、オプション品として外部AC/DC電源も用意しています。 SpiderとKVM-over-IPスイッチとの違いは、ラックにマウントするタイプのKVM-over-IPスイッチと異なり、 各コンピュータに1台ずつSpiderを配備することで、追加するスケーラビリティ(拡張性)が実現すると 共に、リモート・ユーザの数やアクセスを必要とするサーバの数に関わらず、基幹サーバへのノンブロッ クなBIOSレベル・アクセスが保証されます。 また、Spiderは“Lantronix Switch Port+”テクノロジーを用いて2つのハードウェア・スイッチ・Ethernet ポートを組み込んでいます。一つはプライマリ・ネットワーク用、もう一つはSpiderのデイジーチェーンや 他のEthernet接続との統合(例:コントロール対象のシステム上の管理専用LANポート)のために利用 出来ます。これにより、無数のケーブルが垂れ下がり、サーバを追加する際に距離制限が難題となるよ うな環境において、費用効果の高いソリューションを実現します。 Features: 場所を取らない「Zero U」サイズです。 自由な拡張性(一度に1つずつホストを追加) サーバからの電源供給を行い、外部電源が不要です。 ブラウザ・ベースの構成となっており、クライアント・ソフトや特別なライセンシングが必要ありません “Lantronix Switch Port+”テクノロジーを備え、複数のSpiderをカスケード接続もしくは、1台のホスト のEthernet接続を共有する事ができます。 バーチャル・メディア・サポート(リモート・ソース<フロッピィディスク、CD、ハードディスク、 USBメモリ>を利用してのホスト側のファイルを起動/インストール) リモートサーバ・コンソールを直接起動出来る“Direct KVM”をサポートしています。 内臓のシリアルRS-232ポートは、シリアル・コンソール・アクセス、リモート・ダイヤルイン・アクセス のどちらにも設定可能です。 5 SecureLinx SpiderTM Users Guide