Download ショックリレー R

Transcript
EHFSU0506000A5
ショックリレー
R
取扱説明書
TSBSUシリーズ
TSBSUシリーズ
!
注
意
■この取扱説明書を読み、理解した上で、据付、
接続(配線)、運転、保守点検してください。
■この取扱説明書は、実際に使用される最終需
要家に確実にお届けください。
■この取扱説明書は、この製品が廃棄されるまで
大切に保管してください。
■製品は、予告なしに変更することがあります。
株式会社ツバキE&M
2013年11月25日発行
目
次
頁
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
はじめに…………………………
安 全 上のご注 意………………
製 品 到 着 時の確 認 事 項………
外 形 図 ……………………………
仕 様 .………………………. ……
据 付 け方 法……………………..
配 線 方 法 ………………………..
端 子 機 能 ………………………..
変 流 器 (CT)貫 通 回 数 ………....
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.
1
1
3
3
4
5
5
5
6
接 続 図 ………………………………
各 部 の名 称.………………………..
ショックリレーの基 本 機 能 …………..
ボリュームの設 定 手 順………………
トラブルシューティング………………
保 守 点 検 作 業の際 に………………
日 常 点 検 …………..……..……..…
定 期 点 検 ……………………………
保 証 …………………………………
頁
6
7
8
8
9
9
9
9
10
1 . はじめに
ショックリレーをお買い上 げいただき、ありがとうございます。
この取 扱 説 明 書 は、ショックリレーの据 付 けから配 線 、操 作 、保 守 、点 検 に至 るまでを記 述 しておりま
すのでご熟 読の上 、取 扱 いには充 分 ご注 意くださるようお願いいたします。
2 . 安全上のご
安全上 のご注意
のご 注意
● 据 付 、配 線 、操 作 、保 守 点 検 の前 に必 ずこの取 扱 説 明 書 およびその他 付 属 書 を熟 読 し、正 しくご使
用ください。
● 機 器の知 識 、安 全の情 報 、そして注 意 事 項のすべてについて習 熟 してからご使 用ください。
● お読 みになった後 は、お使いになる方がいつでも見 られるところに必 ず保 管 してください。
● この取 扱 説 明 書では、安 全 事 項のランクを「警 告」と「注 意 」に区 分 してあります。
! 警告
取扱いを間違った場合に、危険な状況が起こりえて、死亡又は重傷を
受ける可能性が想定される場合。
! 注意
取扱いを誤った場合に、危険な状況が起こりえて、中程度の傷害や軽
傷を受ける可能性が想定される場合及び物的損害だけの発生が想定
される場合。
なお、注 意に記 載 した事 項でも、状 況によっては重 大 な結 果に結びつく可 能 性があります。
いずれも重 要 な内 容を記 載 していますので必 ず守 ってください。
! 警告
●この取 扱 説 明 書 記 載 製 品 のご使 用 に際 しては、安 全 に関 する法 規 (労 働 安 全 衛 生 規 則 等 )に従 っ
てください。
●製 品の取 付 、取 り外 し、保 守 点 検の際には、下 記 に従 ってください。
(1)電 源 スイッチを切る。
(2)落 下 のおそれのある装 置の下には入らない。
(3)装 置 の可 動 部 を動かさないように固 定する。
(4)作 業 に適した服 装 、保 護 具 を着 用する。
1
! 警告
●試 運 転 および定 期 点 検 の際 は、必 ず動 作 確 認 を行 い保 護 機 器 として正 常 に機 能 することをご確 認
ください。
●ショックリレー本 体 はメガテストに対 して条 件 が付 きますので、取 扱 説 明 書 (9頁 参 照 )の指 示 に従 っ
て実 施 してください。
●活 線 状 態 で作 業 しないでください。必 ず電 源を切 って作 業 してください。
感 電 のおそれがあります。
のおそれがあります。
●ショックリレーの配 線 、通 電・操 作 、保 守 ・点 検の作 業 は、専 門 知 識のある人が実 施 してください。
感 電 、 けが、
けが 、 火 災 等 のおそれがあります。
のおそれがあります 。
! 注意
●取 扱 説 明 書 は最 終 的にご使 用いただくお客 様のお手 元まで届くようご指 導ください。
また、ご使 用 前に必ずお読みいただき正 しく使 用 されますようご指 導 願 います。
●万 一 、取 扱 説 明 書がお手 元にない場 合 は、お買い求 めになられた販 売 店もしくは弊 社 営 業 所に、
商 品 名 、形 番 をお申 し付 けの上 、ご請 求 ください。
●製 品の部 品の組み替 え、改 造 のための追 加 工 は行わないでください。
●製 品には消 耗 部 品 (電 解コンデンサ、リレー等 )が組み込まれています。
取 扱 説 明 書 に従 って定 期 的 に機 能 、動 作 確 認 を行 い機 能 、動 作 不 良 のときはお買 い求 めの販 売
店 を通 して修 理 をご用 命 ください。
●腐 食 性 ガスが存 在 する雰 囲 気 では使 用 しないでください。特 に硫 化 ガス(SO 2 ,H 2 S)はプリント板 及 び
部 品に使 用 されている銅 、銅 合 金 を腐 食 し故 障の原 因になります。
●ホコリなどは製 品の過 熱 、発 火の原 因になりますので、定 期 的に清 掃 してください。
●製 品を廃 棄 する場 合 は、産 業 廃 棄 物として扱 ってください。
3 . 製品到着時の
製品到着時 の 確認事項
ご購 入になりましたら、次 の点 をお確 かめください。
① 銘 板に記 載 されている形 番・仕 様が注 文 通 りであるか。
② 輸 送 中に破 損 していないか。
<形番の見方>
本体
TSB SU 05 -1
SU シリーズ
ショックリレー
操作電源電圧
1 : 100V
2 : 200V
電流設定範囲
05 : 0.5 ~ 5A
30 : 3 ~30A
60 : 5 ~60A
外部 CT TSB 2CT 100
2相 変 流 器
2
定格一次電流
100 :
100A
200 :
200A
300 :
300A
4 . 外 形図
全形番共通
※35mmDIN レールまたは取 付 プレート
(付 属 品 )による取 付
TSB2CT100
TSB2CT200
TSB2CT300
盤取付穴寸法
3
5 . 仕様
形
番
カ レ ン ト 設 定 範 囲* 1,2
シ ョ ッ ク タ イ ム 時 間 設 定 範 囲* 1
電
流
設
定
精
度
操 作 電 源
1
(形 番 *部 )
2
最 大 モ ー タ 回 路 電 圧
電
流
検
出
MON ランプ
表
示
UCランプ
接 点 構 成
接 点 定 格
推 奨 電 流
(高頻度動作時)
出力リレー
最小適用負荷*4
動
作
自 己 保 持
寿
命
リ
セ
ッ
ト
方
法
使 用 温 度
保 存 温 度
湿
度
周囲環境
標
高
耐
保
材
電
圧
護
質
消
費
取
外 形 寸 法
概 略 質 量
TSBSU30-*
TSBSU60-*
0.5~5A
3~30A
5~60A
0.2~30s
±10%(フルスケール)
AC100~120V±10% 50/60Hz
AC200~240V±10% 50/60Hz
AC600V 50/60Hz * 3
2相CT方 式
通 常 監 視 状 態 で点 灯 (緑 色 )し、トリップ後に消 灯
電 流 低 下 検 出 状 態 で点 灯 (赤 色)
1c
3A AC250V C osφ=1
0.2A以 下 AC250V C osφ=0.4
振
動
回路・ケース間
DC10V,10mA
トリップ時に励 磁
有り
接 点 定 格 負 荷 にて10万 回 動 作
リセットボタンまたは操 作 電 源 を遮 断
-20~+60℃
-30~+70℃
45~85% RH 結 露 なきこと
2,000m以 下
塵 埃 、腐 食 性 ガスのないこと
汚 染 度 3以 下の制 御 盤 内 に据 付
5.9m/s 2 以 下
10MΩ以 上 (DC500Vメガ)
回路・ケース間
AC2000V,60Hz,1分 間
雰
絶 縁 抵 抗
TSBSU05-*
接
回
囲
気
点
路
間
間
構
造
ケ
ー
ス
端 子 カ バ ー
電
力
付
本 体 (CT 部を含 む)
本 体 (CT 部を含 む)
AC1000V,60Hz,1分 間
AC2000V,60Hz,1分 間
IP20
上ケース:PA6,下ケース:PA66
PA6
2VA以 下
35mmDINレールまたは取 付 プレート(付 属 品)による取 付
縦 72 × 横 54 × 高サ64.5mm
0.2kg
*1
電流、時間設定範囲は、設定可能範囲であり、設定ボリュームの上限値、下限値を示すものではありません。
*2
正常時の電流が設定範囲を超える場合は、各形番とも100Aまで許容できます。
*3
イ ン バ ー タ 駆 動 の 場 合 、 電 流 波 形 の ひ ず み の 影 響 に よ り 誤 動 作 す る 場 合 が あ り ま す 。 3 0 ~ 6 0 Hz内 で あ れ ば
影響は小さいためご使用いただけます。
*4
出 力 リ レ ー の 接 点 を プ ロ グ ラ マ ブ ル コ ン ト ロ ー ラ (P L C )へ 直 接 入 力 さ れ る 場 合 は 微 小 電 流 に よ り 接 点 不 良 を
起こすおそれが有りますので、微小電流用リレーを介して入力してください。
4
6 . 据付け
据付 け 方法
6.1 設 置 環 境
ショックリレーは、仕 様 表 の周 囲 環 境 条 件 を満たす場 所に設 置 してください
6.2 ネジ取 付の場 合
ショックリレーの両サイドに取付プレートを差込み、盤面に本体を取付けてください。
取 付 プレート
2-M4
63
6.3 DINレール取 付の場 合
ショックリレーのフックを矢印の方向に引っ張りながら、35mmDINレールに取付けてください。
取外す時はマイナスドライバ等でフックを矢印の方向へ引っ張ってください。
7 . 配線方法
① 操 作 電 源 には商 用 電 源 を接 続 してください。また、インバータなどの高 調 波 ノイズ発 生 機 器 がある場
合 は絶 縁トランスを設 置 してください。
②配 線 用 端 子 台 と電 線の接 続には、圧 着 端 子 を使 用 してください。
端子台仕様
M3.5ネジ
締 付 けトルク範 囲 :0.8~1.2N・m
適 合 電 線 サイズ:ISO 0.75~4mm 2 、AWG#18~12 75℃銅 線 、1端 子 には 2 本まで配 線
③接 続 (配 線 )作 業が終 了 したら、次の確 認 をしてください。
a.正 しく接 続 されているか。
b.接 続 忘 れはないか。
c.端 子 や電 線 間が短 絡 、地 絡 状 態になっていないか。
! 警告
●配 線 作 業 は、電 気 工 事 の専 門 家が行 なってください
●電 源 OFF を確 認 してから行 ってください
感 電 のおそれあり
8 . 端子機能
端子記号
A1
A2
95
96
98
A1
A2
95
96
98
機能
内容
操作電源
所 定の商 用 電 源 を接 続 ください。
リレー出 力
共 通 接 点 (c接 点 )
b接 点 、正 常 時 閉 、軽 負 荷 時に開 となります。
a接 点 、正 常 時 開 、軽 負 荷 時に閉 となります。
端 子 カバー・・圧 着 端 子 を接 続 する時 は、必 要 に応 じて取 り外 してください。
^
5
9 . CT(変流器
CT( 変流器)
変流器 ) 貫通回数
下 表 を参 考に、モータ配 線 をCT(変 流 器 )へ貫 通 させてご使 用 ください。表 中の貫 通 回 数 はモータの
負 荷 率 が80~100%で使 用 された場 合 の目 安 です。モータの負 荷 率 が低 い場 合 は、設 定 精 度 を向
上 させるため貫 通 回 数 を増やしてください。
また、下 表 以 外 のモータ(小 容 量 、単 相 、異 電 圧 等 )につきましては、設 定 される電 流 値 に合 せてショ
ックリレーの形 番 ・貫 通 数 を決 定ください。
AC200V 級 三 相 モ - タ
適用ショックリレー CT貫通
形番
回 数 (回 )
TSBSU05-*
4
TSBSU05-*
3
TSBSU05-*
2
TSBSU05-*
1
TSBSU30-*
3
TSBSU30-*
2
TSBSU30-*
1
TSBSU30-*
1
TSBSU60-*
1
TSBSU60-*
1
-
-
-
-
容量
(kW)
0.1
0.2
0.4
0.75
1.5
2.2
3.7
5.5
7.5
11
-
-
-
-
容量
(kW)
-
0.2
0.4
0.75
1.5
2.2
3.7
5.5
7.5
11
15
18.5
-
22
AC400V 級 三 相 モ - タ
適用ショックリレー
CT貫通
形番
回 数 (回 )
-
-
TSBSU05-*
4
TSBSU05-*
3
TSBSU05-*
2
TSBSU05-*
1
TSBSU05-*
1
TSBSU30-*
3
TSBSU30-*
2
TSBSU30-*
1
TSBSU30-*
1
TSBSU60-*
1
TSBSU60-*
1
TSBSU60-*
1
注 . 1)2回 以 上 貫 通の場 合 は、CURRENTボリュームの電 流 目 盛 値の換 算が必 要です。
(例 )2回 貫 通の場 合 はCURRENT目 盛の数 値 を2分の1に読 み換えて設 定ください。
2)上 記モータ容 量を超 える場 合 は、外 部 CT(変 流 器 )をご使 用ください。
10.
10 . 接続図
10.1
基本接続図
電源
R
S
T
CB
Tr
Fuse
Fuse
ON
OFF
MC
MC
98
96
95
A2
A1
M
MC
注.
1.トランス(Tr)は必要によりショックリレー及び電磁接触器
(MC)の電圧に合わせて設置ください。また、インバータな
どの高調波ノイズ発生機器がある場合は絶縁トランスを設
置してください。
2.出力リレーは、正常時:無励磁、トリップ出力時:励磁です。
3.ショックリレーの電源は、モータの起動/停止と同時ON/OF
Fとしてください。ショックタイムの設定が1.5秒以下の場合
はモータ停止時に出力リレーが動作する場合があります。
4.ショックリレーの出力リレーに接続するMCのコイル容量は、
投入時200VA未満、保持時20VA未満にしてください。目
安として、TSBSU60-*では補助継電器を設けて、ショック
リレーの出力リレーで補助継電器を動作させ、補助継電器
の接点でMCを開閉してください。
5. 基本接続図の配線では自己保持されません。自己保持が
必要な場合、自己保持用参考接続図を参考に接続してく
ださい。
TSB
6
10.2
R
S
自己保持用参考接続図(外部回路で自己保持にする場合)
電源
T
Tr
Fuse
ON
MC
OFF
MC
RY
MC
T
オフディレー
タイマ
98
96
95
RY
A2
A1
TSB
T
電源側
三相モータ
M
外 部 CT
TSB2CT
注 1.ショックタイムの設 定 は 1.5 秒 以 上 、オフディレータイマー
の設 定 は 1.5 秒 以 下にしてください。
2.外 部CTが必 要 な場 合 は右 図のようにモータの配 線 を貫
通 させてください。
11.
11 . 各部の
各部 の 名称
モータ側
ショックリレー本 体
④UC
③MON
下 限 検 出 ランプ
モニタランプ
②CURRENT
①SHOCK TIME
ショックタイム設 定 ボリューム
T
カレント設 定 ボリューム
R
⑥TEST
⑤RESET
テストボタン
リセットボタン
①SHOCK TIME ・・・・・・・・・・・・・・
②CURRENT ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
③MON
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
④UC
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
⑤RESET
⑥TEST
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ショックタイム設 定ボリューム
電 流 設 定 ボリューム
正 常 監 視 状 態 で点 灯 し、リレー出 力 時に消 灯 します。
電 流がカレント設 定 レベルを下 回 ると点 灯 します。
(電流がカレント設定レベルと同じ値の時のみ点滅します。)
トリップしたリレーを復 帰 させます。
トリップの動 作 確 認 を行います。
ショックタイム以 上 押 し続 けると動 作 します。
7
12.
12 . ショックリレーの
ショックリレー の 基本機能
A カレント(動作電流設定値)
モータ電 流 がカレント設 定 値 をショックタイム設 定 時 間 下 回 りつづけると、ショックリレーは軽 負 荷 と判
断 してトリップします。実 際 はモータの定 格 容 量 以 下 で使 われますから、実 電 流 に応 じて装 置 に最 適
な動 作 電 流 を設 定 します。
B ショックタイム(連続軽負荷時間)
瞬 間 的 な軽 負 荷がかかった場 合にモータ電 流が一 時 的にカレント設 定 値 を下 回ることがあります。
瞬 間 的 な軽 負 荷 ではトリップしないようにショックタイムを設 定 します。
電流
ショックリレー
トリップ
モータ負荷電流
軽負荷
A カレント
設定値
時間
瞬間的軽負 荷 B ショックタイム
始動
B ショックタイム
モータ停 止
出力リレー
*1
操作電源
MON ランプ
UCランプ
*1.基 本 接 続 図 で使 用する場 合 は、トリップ後にショックリレーは電 源 OFF します。
13.
13 . ボリュームの
ボリューム の 設定手順
13.1 運転前の設定
・カレント設 定ボリューム
3
2
1
0.5
4
・ショックタイム設 定 ボリューム
10
20
5
5
30
6
6.5
最 小にセットする。
最 小にセットする。
13.2 カレント設定ボリュームの最適な設定
モータを起 動 し正 常 運 転 させた後 、ボリュームを軽 負 荷 検 出 ランプUCが点 滅 またはショックリレーが
動 作 するまで、右 に回 してください。 その値 より少 し低 い値 (20~30%程 度 )にボリュームを左 に回 して
セットしてください。
13.3 ショックタイム設定ボリュームの最適な設定
瞬 間 的 な軽 負 荷 で、ショックリレーの出 力リレーが動 作 しない位 置に設 定 してください。
ショックタイムは、装 置 特 性に合わせなるべく最 小 位 置にセットしてください。
8
14.
14 . トラブルシューティング
不 具 合 現 象
点 検 項 目
変 流 器 への配 線
カレントボリュームを
右 い っぱ い に しても ト ショックリレーの形 番
リップしない
TEST スイッチを押す
処
置
正 しく配 線 されていない
正 しく配 線 する
形番間違い
正 しいものに交 換
トリップしない
ショックリレーの交 換
設 定が高 すぎる
適 正 な値に調 整
設 定が短 かすぎる
適 正 な値に調 整
カレント設 定
設 定が高 すぎる
適 正 な値に調 整
ショックタイム設 定
設 定が短 かすぎる
適 正 な値に調 整
設 定が低 すぎる
適 正 な値に調 整
設 定が長 すぎる
適 正 な値に調 整
トリップしない
ショックリレーの交 換
始 動 後 す ぐ に ト リ ッ プ カレント設 定
する
ショックタイム設 定
運 転 中 に瞬 間 的 な軽
負 荷でトリップする
点 検 結 果
カレント設 定
軽 負 荷 時 に トリ ップし
ショックタイム設 定
ない
TEST スイッチを押す
上記調査を行った結果、全て問題が無い及び処置欄でショックリレーの交換の場合は弊社営業所に連絡ください。
15.
15 . 保守点検作業の
保守点検作業 の 際 に
保守・点検作業の際には下記事項を必ず守って実施してください。
① 二次災害を引き起こさないように、周辺を整理し安全な状態で作業を行ってください。
! ② ショックリレーの取付・接続の点検は、必ず電源を切り機械が完全に停止した状態で行ってください。
③ 労働安全衛生規則第二編第一章第一節一般基準を遵守してください。
16.
16 . 日常点検
ショックリレーに通 電 後 、通 常 状 態 で MON ランプ(緑 )が点 灯することを確 認 してください。
17.
17 . 定期点検
(1) ショックリレーの取付および端子接続にゆるみがないことを確認してください。(半年に1回以上)
(2) TEST釦をトリップするまで押し続けて、出力リレーが動作することを確認してください。(半年に1回以上)
(3) モータ運転中にCURRENTボリュームを時計方向に回して、出力リレーが動作することを確認してください。
(半年に1回以上)
! (4) メガーテストをされる場合は接地部と回路間にDC500Vを印加してください。
(5) 外部回路の耐電圧テストを行なう場合は、ショックリレーにテスト電圧が加わらないようにしてください。
(6) ショックリレーは、設置環境や稼動時間により寿命は異なりますが、年間平均周囲温度
年間平均周囲温度30
年間平均周囲温度30℃
30℃で連続通電し
連続通電し
た場合、
場合、通常電解コンデンサ
通常電解コンデンサは
コンデンサは約10年
10年で寿命となります
寿命となります。
となります。トラブルが発生する前に、オーバーホールもし
くは、新品に交換することをおすすめします。
尚、試運転、装置の移設、配線変更の際にも定期点検を実施してください。
9
18.
18 . 保証
18.1無 償 保 証 期 間
工 場 出 荷 後 18ヶ月 間 または使 用 開 始 後 (お客 様 の装 置 への当 社 製 品 の組 込 み完 了 時 から起 算 しま
す)12 ヶ月 間のいずれか短い方 をもって、当 社 の無 償による保 証 期 間 と致 します。
18.2保 証 範 囲
無 償 保 証 期 間 中 に、お客 様 側 にて取 扱 説 明 書 に準 拠 する正 しい据 付 ・使 用 方 法 ・保 守 管 理 が行 われ
ていた場 合において、当社 製 品 に生 じました故 障は、当 社 製 品 を当 社 に返却 いただくことにより、その故
障部分の交換または修理 を無償で行います。
但 し、無 償 保 証の対 象 は、あくまでお客様にお納めした当 社 製 品 単 体についてのみであり、以 下の費用
は保証範囲 外とさせて頂 きます。
(1)
お客 様 の装 置 から当 社 製 品 を交 換 又 は修 理 のために、取 り外 したり取 り付 けたりするために要 する
費用及びこれらに付帯する工事費用。
(2)
お客様の装置をお客様の修理工場などへ輸送するために要する費用。
(3) 故障や修理に伴うお客 様 の逸失利益ならびにその他の拡大損害額 。
18.3 有 償 保 証
無 償 保 証 期 間 にもかかわらず、以 下 の項 目 が原 因で当 社 製 品 に故 障が発 生 しました場 合 は、有 償 にて
調査・修理を承ります。
(1)
お客様が、取扱説 明書通 りに当社製品を正しく据 付けられなかった場合 。
(2)
お客様の保守管理が不 充分であり、正 しい取扱が行われていない場合。
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
当社製品と他の装置との連結に不具合があり故障 した場合。
お客様側で改造を加えるなど、当 社製品の構造を変更された場合。
当社または当社指定工 場 以外で修理された場合。
取扱説明書による正しい運転環境以 外で当社製 品をご使用になった場 合 。
災害などの不可抗 力や第 三者の不法行為によって故障した場合 。
お客様の装置の不具合 が原因で、当社製品に二 次的に故障が発生した場 合。
お客 様 から支 給 を受 けて組 み込 んだ部 品 や、お客 様 のご指 定 により使 用 した部 品 などが原 因 で
故障した場合 。
(10) お客様側での配線不具 合やパラメータの設定間 違いにより故障した場合 。
(11) 使用条件によって正 常な製品寿命に達した場合 。
( 1 2 ) その他 当 社 の責 任 以 外 で損 害が発 生 した場 合 。
18.4 当 社 技 術 者の派 遣
当社製品の調査、調整、試運転時等の技術者派遣などのサービス費用は別途申し受けます。
10
株式会社ツバキE&M
岡 山 工 場 〒708-1205 岡山県津山市新野東 1515
取扱説明書全般
取扱説明書全般に
全般に関するお問合
するお問合わせは
問合わせは、
わせは、お客様お
客様お問合せ
問合せ窓口をご
窓口をご利用
をご利用くだ
利用ください
ください。
さい。
お客様お
客様お問合せ
問合せ窓口 TEL(0120
TEL(0120)
120)251251-862 FAX(0120
FAX(0120)
120)251251-863
弊社営業所・出張所の
出張所の住所および
住所および電話番号
および電話番号につきましては
電話番号につきましてはホームページ
につきましてはホームページをご
ホームページをご参照
をご参照くだ
参照ください
ください。
さい。
ホームページアドレス http://www.tsubakimoto.jp/tem/