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Download の魅力に迫る
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油、天然ガスの採掘を行ない、世界 ヶ国以上で原 である。トタルは北海、中東、アフ ー企業がプロデュースするブランド を手がける世界屈指の総合エネルギ 単刀直入にいえば、エルフはＴＯ ＴＡＬ ︵トタル︶ というフランスを拠 りから紹介していこう。 少なかったりする。まずはそのあた ドかまでを把握している人は意外と あるだろう。しかし、どんなブラン ルフ︶ 〟 というロゴを目にしたことが モータースポーツに興味を持った 人なら一度はどこかで、 〝ｅｌｆ︵エ 提供しているブランドとして全世界 活 動 を 通 じ、 高 品 質 の 製 品 を 開 発、 たトップレベルのモータースポーツ 術開発やＦ１、ＭｏｔｏＧＰといっ らに、多くの自動車メーカーとの技 ーとの技術協力による製品開発、さ トタルは３ヶ所の本格的な研究所 での基礎研究の他、各自動車メーカ いえるだろう。 制が、トタルさらにエルフの強みと ザーの手元に届けることのできる体 りながらリーズナブルな価格でユー 入を含め、ハイパフォーマンスであ ゆえ、商品の開発、新しい技術の導 きる世界屈指の総合エネルギー企業 掘、精製から製品化まで一貫してで ド ︶を 展 開 し て い る の だ。 原 油 の 採 にもさまざまな排気量、エンジンレ れにこしたことはないのだが、車輌 ールインワンのオイルがあれば、そ 格面、使い勝手、粘度とすべてがオ べてのバイクに対して、性能面、価 ＥＣＨシリーズである。もちろんす ト向けに、モディファイしたのがＴ に、より使いやすいようにストリー レース現場での実践テストにより開 びその革新により培ったノウハウを Ｏ４ＲＡＣＥは、レースや研究およ りフラッグシップ製品となるＭＯＴ いて説明すると、トップレンジであ ーズ。ここでＭＯＴＯシリーズにつ ４年に発売を開始したＭＯＴＯシリ ラインナップする製品として２００ ル、ブレーキフルードまで、幅広く リカをはじめ、世界 ヶ所の精製プラントで精製、 ヶ ーの使い方もさまざまなので難しい イアウト、方向性があるし、ライダ 発。そのフラッグシップ商品をもと 所に及ぶ生産拠点を持っているスー で多くの支持を得ている。 点とする石油、ガス、石油化学など パーメジャーの一社である。販売拠 点は実に１５０ヶ国以上に上り、本 国フランスを含むヨーロッパをはじ 話である。そういった幅広いバイク ユーザーに対して、よりピンポイン トで作り込まれたのが、ＴＥＣＨシ とのエンジンパフォーマンスを１０ る。従ってオイルの場合は、もとも 成力＝摩擦抵抗によってもたらされ とし、それはオイルの粘性＝油膜形 摩擦低減と特にエンジン保護を目的 る。一方、オイルは、エンジン内の ％にも１１０％にもすることができ 料とセッティングによって、１０５ を１００％とした場合、使用する燃 もともとのエンジンパフォーマンス 燃料はエンジン内で燃焼し、エン ジ ン の 出 力 を 引 き 出 す も の で あ り、 いこう。 ルの関係について具体的に説明して が必要なのだが、ここで燃料とオイ ンジンオイル、２サイクルエンジン ﹁まず、オイルには、４サイクルエ だいた。 ーカーならではのアドバイスをいた はさまざまな角度から見たオイルメ がってくるのだが、その点について を選ぶべきか？という疑問が持ち上 るのだ。そこで、どのようなオイル エンジンオイルを使用する必要があ 長期間保護する為に、適正な粘度の うにはいかないのでエンジン自体を かし、一般使用においては、そのよ 体を交換してしまうからなのだ。し したパーツ類、または、エンジン自 を管理しており、一定の距離で磨耗 その答えは、メカニックがエンジン よう低粘度オイルを使用するのか？ ト の 潤 滑 に よ る オ イ ル 分 子 の 切 断、 転エンジン、ギア、クラッチプレー れてできる泡の発生の抑制や、高回 オイルの場合、ギア等でかきまぜら なくてはなりません。また、２輪用 る要求性能を１つのオイルでこなさ れる性能が求められ、それぞれ異な 適正な摩擦によってコントロールさ もとより、出力伝達ロスが無いよう、 ッチがあり、エンジンパーツ保護は は、エンジン、ギアのほかに、クラ 用されています。一方、２輪の場合 じた性能を持つオイルがそれぞれ使 オイルが使用されるなど、目的に応 護するため、極圧性にすぐれたギア るギアの歯面をショック荷重から保 エンジンで発生した出力を受け止め エンジンオイルを使用し、ギアには、 はエンジン保護と摩擦軽減を目的に った分はその分、エンジンの保護性 と、エンジンパフォーマンスが下が ド ⋮ な ど 幾 つ か の 種 類 が あ り ま す。 では、使用回転域に対するエンジン ルに関して説明を進めていきますが、 素となります。さらに、４輪と２輪 ここでは、４サイクルエンジンオイ 設計の考え方が異なり、図２のよう のせん断安定性も性能面で重要な要 専門的にはせん断と言いますが、そ 1978 ∼ 88年、エルフxから始まったプロジェ クトは、ホンダからのエンジン供給により世 界初のセンターハブステアリングシステムを 搭載したエルフeで世界耐久選手権シリーズ に参戦。やがて世界 GPに舞台を移し、エル フVでそのプロジェクトを完結した。ステアリ ングシステムのパテントはその後ホンダに譲 渡され、VFRやNSR などの市販車にも使用 され、現在でもVFRのアームにはエルフのロ ゴが刻まれているのだ。 充実のバイクマニア向け ラインナップ エンジンオイルからフォークオイ リーズということになるのだ。 今回、そのうちの４サイクルエン ジンオイルと２サイクルエンジンオ イ ル が 全 面 的 に リ ニ ュ ー ア ル さ れ、 ０％とした場合、使用するオイルの オイル、ギアオイル、ＡＴＦ、ＣＶ 能 が 向 上 し て い る こ と と な る の だ。 ４ 輪 エ ン ジ ン と ２ 輪 エ ン ジ ン で は、 に、殆どの４輪エンジンの回転数は 2003 年 から現在 に 至 るま で、上位入 賞 アマ チュアライダ ーに 対し て≤Elf Trophy（エルフトロフィー）≥と称した表 にも及ぶレース活動の歴史において、多くの勝利に貢献したばかりでなく、 幾多の歴史的イノベーションにも参画してきた。これらのレース活動で生み出 された技術やアイデア、ノウハウは、余すことなくすべてのエルフ製品に活か されているのだ。現在も二輪ロードレースの最高峰であるMotoGPをはじめ、 ワールドスーパーバイク、ダカールラリー、全日本選手権、鈴鹿 8 時間ロード レースをはじめとする世界耐久選手権に参戦する数多くのチームをテクニカ ルサポートし、多くの勝利に貢献している。 2006 ∼ 2008 年にはカワサキ レー シング チーム、2009 年から現在に 至るまではホンダ LCRチームをス ポンサードして、使用油脂類 のテ クニカルサポートを行なっている。 MotoGPを撤退したカワサキレー シングチームではあるが、MotoGP 同様に欧州で人気のワールドスー パーバイクにおいては、継続してス ポンサードしている。 1967年にエルフブランドは創設され、その翌年の1968年にはF1、世界選手 権などさまざまなモータースポーツに活躍の場を広げる。その後、40 年以上 MOTO ELF エルフのレースの現場と直結した技術開発 ダカールラリー め、世界に１万７０００ヶ所のサー ビスステーション ︵ガソリンスタン 先進の基礎研究とレースでの 実戦開発が裏付ける安心感 基本性能をアップグレードした上で、 各製品の性能グレード、粘度グレー ドを引き継ぎ、商品名を変更して新 レンジとして新たに発売を開始した。 しいコンセプトのＮＥＷ ＭＯＴＯ ２００４年のシリーズ発売時からバ 広く用意することで、まさにありと 粘度によっても変わるが、その摩擦 ＴＦ、油圧作動油、ブレーキフルー あらゆるユーザー、車輌、乗り方に うに下がることとなる。言い換える 逆に１００％に近づけようと摩擦 求 め ら れ る 性 能 が 異 な っ て き ま す。 けラインナップだといえよう。 ︵粘性︶ 抵抗を減らしていくと、その ｍａｘ８０００回転であるのに対し、 保護性保 能護性能 図１の通り、４輪はエンジンと駆動 保護性能 系は別体となっており、エンジンに 保護性保 能護性能 分、磨耗リスクが増していくことと 保護性能 MOTO 4 cruise スクーター用エンジンオイル 20W-50 なる。 10W-60 より、高まるオイルへの要求性能と、 例えば、国際レースの場合、ガソ リンはレース用ガソリンを使用して いるが、通常のガソリンよりも燃焼 MOTO 4 RACE 環境対策として触媒付車輌への適合 効率が高い燃料を使うことによりエ 10W-40 なども考慮し、最新のベースオイル 15W-50 テクノロジーと添加剤技術により設 5W-40 方、オイルも低粘度オイルを使用し、 Scooter 4一般走行 Maxi City 5W-40 Scooter 4 City レスポレ ンス スポンス 4ハイパフォーマンス 高速走行・ Scooter Maxi City 計されており、進化の具合が伺える。 ンジンパワーを引き出している。一 スクーター用エンジンオイル Scooter 4 City 高速走行・ハイパフォーマンス 10W-40 スクーター用エンジンオイル 高速走行シティーラン ・ハイパフォーマンス 一般走行 4 Maxi City Scooterシティーラン 一般走行 5W-40 レスポンス Scooter 4 City 10W-40 極力エンジン抵抗を減らし、エンジ 20W-50 MOTO 4 road一般走行 MOTO 4 road 10W-40 15W-50 MOTO 4 cruise シティーラン 20W-50 20W-60 レスポレ ンス スポンス 一般走行 ンパワーを引き出す方向にある。な ぜ、レース用エンジンでは、磨耗リ スクを取ってまで摩擦抵抗を減らす レスポンス 一般走行 納得、安心して選びたい エンジンオイル 読者諸氏もご存知の通り、エンジ ンを動かすためには、燃料とオイル 幅広いグレードと粘度バリエーショ カスタム レーシー・ ンにより車輌、 高回転走行・ハイパフォーマンス 度合い、走行条件、 好みでオイルを選ぶことができる。 また、今回のリニューアルでは近 年の車輌の高性能化 ︵ 高 出 力、 大 排 90 最新のテクノロジーを反映して 進化した シリーズ MOTO 4 MAXI tech MOTO 4 PRO tech MOTO 4 tech MOTO 4 TWIN tech 10W-50 20W-60 10W-30 5W-40 MOTO 4 road MOTO 4 road 10W-40 15W-50 10W-40 10W-50 5W-40 10W-30 20W-60 10W-50 5W-40 10W-30 MOTO 4 RACE 10W-60 4 TWIN tech 4 cruise MOTO 4 tech MOTO MOTO MOTO 4 MAXI tech MOTO 4 PRO tech MOTO 4 TWIN tech 高回転走行・ハイパフォーマンス レーシー・ MOTO 4 RACE 高回転走行 ・ハイパフォーマンス 4 road MOTO MOTO 4 road 10W-60 4 tech MOTO MOTO 4 MAXI tech MOTO 4 PRO tech レーシー ・ MotoGP 50 42 抵抗により、 ％や ％といったよ ‘ ø ３ヶ所の本格的な研究所での基礎研 究と先端技術の開発。モータースポーツ活 動な どを通じて常に最先端の製品開発を 行っている。その 活動のすべては、 今回紹 介 するＭＯＴＯシリーズをはじめとする市 販製品にフィードバックされているのだ リエーションがかなり広く、多くの 商品が用意されていたが、今回さら に、ＭＯＴＯ４ ＴＷＩＮ ＴＥＣＨ Ｗ -という全化学合成油が新製 品として追加された。性能グレード、 60 粘度グレード、バリエーションを幅 20 30 気量化︶ 、およびカスタムの浸透に 95 彰を行ない、賞金も出している。さらに 冠スポンサーとして、参加者には車両状 態の維持と製品開発のため、各種潤滑 油を提供。 ここで使用されるエンジンオ イルをはじめ、 ブレーキオイルやクーラン トには、MOTOシリーズがそのまま使用 されているのだ。 ‘トタルが展開するのはTOTAL、elf、elf moto、FINA の3ブランド。バイク用オイルは、エルフブランドでのみ展開 している トタル・ルブリカンツ・ジャパン 9http://www.elfmoto.jp [special thanks] 対応できるまさに、バイクマニア向 世界屈指の総合エネルギー企業であるトタル社が展開するブランドelf（エルフ）。 今回、同ブランドのラインナップするMOTOシリーズが大幅なリニューアルをする ことにともない、あらためてエルフとはどういったブランドかを日本法人のトタル・ ルブリカンツ・ジャパンにうかがった M O T O 142 143 の魅力に迫る れ 低 粘 度・ 低 摩 擦 化 の 傾 向 に あ り、 は、近年の省燃費対応が強く要求さ にあり、また、４輪用オイルの場合 その理由は前述のようなことが前提 に厳しい使用条件と言えます。 転回るエンジンがあるなど、相対的 ２輪エンジンの場合、１６０００回 消費者が２輪用４サイクルエンジン 油 に は Ｊ Ａ Ｓ Ｏ マ ー ク が 表 示 さ れ、 ４サイクルエンジン油を分類。規格 方法、およびその試験方法に基づき ン油の品質を適切に評価できる試験 く見受けられるようになりましたが、 ＡＳＯは２輪車用４サイクルエンジ 最近では、２輪専用オイル、２輪 専用設計などとうたった商品も数多 油を購入する際の選択基準となって 簡単に見分けることが出来ます。Ｊ Ｏ マ ー ク が 表 示 さ れ て い ま す の で、 商品には図３の商品のようにＪＡＳ ですが、いたって簡単。そのような かどうかはどのように見分けるか？ ぶことが好ましいです。 応できるよう、若干硬めの粘度を選 的余裕を持たせ、不測の事態にも対 所なども踏まえた上で、多少の性能 態、カスタム状況、乗り方、乗る場 載されている粘度を基準に、車輌状 ル粘度は、各車輌の取扱説明書に記 製品を選ぶかですが、選ばれるオイ とグレード、そしてどのメーカーの ものが主体となります。後は、粘度 摩擦特性が高いＪＡＳＯ ＭＡ２の ＪＡＳＯ ＭＡまたは、その中でも 同じ ｗ -のオイルでもＡはＢよ りもフィーリングが良いということ くなるからです。余談ですが、よく、 かくすれば良くなり、硬くすれば悪 ンスは、単純にオイルの粘度を軟ら は正しいと思います。それはレスポ ユーザーもいますが、考え方として 昨今、軟らかいオイルは、フィー リングが良いので、好んで使用する ぶことが大切です。 きますので、しっかりしたものを選 わゆるエンジンのたれに繋がってい 50 ︵図４︶に幅があるためで、例えば -に近い 規準となっているオイルが部分合成 向上します。 ﹂ 護性能は低く、硬ければ保護性能は 保護性能は、粘度が軟らかければ保 また、オイルのグレードも重要です。 です。一方、耐熱性や耐久性に絡む 熱性や保護性能が向上し、不測の状 ｗ - で は、 流 動 性 が 異 な り ま す 況にも対応できる余裕も生まれます。 のでフィーリングの差が出てくるの する必要性もあるということなのだ。 イルや使用条件によっては早く交換 く、それを基準にして、使用するオ 全てに平等に当てはまるものではな ３０００㎞毎または半年毎の規準は、 に よ っ て も 差 異 は あ る が、 例 え ば、 油を規定しているのであれば、それ が 目 的 ﹄で あ る と い う こ と で あ り、 燃料添加剤などにより、エンジン ※ の で は な い だ ろ う か。 ﹁ 最 後 に、 企 業規模は、広告などで目にする以上 の磨耗促進やトラブルの発生、長期 上にオイルの劣化が進み、エンジン 想定から外れることとなり、想定以 エンジン設計コンセプトとその使用 ードを選ぶことは、そのメーカーの ドよりも、軟らかい粘度や下のグレ 各メーカーおよび各車両の取扱説 明書に記載されている粘度、グレー 図ることができます。 人差があり、また、オイルグレード い、乗り方、乗る場所によっても個 る。もちろん、車輌、カスタム度合 然のごとく、オイル劣化速度は異な よりも熱影響を受けやすいため、当 粘度の軟らかいオイルは硬いオイル 見かけ上、エンジン出力の向上は図 とだ。もちろんエンジンオイルでも 料によって行うべきであるというこ オイル選びの重要なポイントを解説 ルを体感してください。﹂ と、今後の された密閉状態のフレッシュなオイ の自社の品質管理された工場で製造 イルも同じで、フランス・ルーアン 負うということを理解しよう。また、 うたっている企業もありますが、オ れるが、その場合は同時にリスクを いただいた。 ール会社などでは、工場直送などを 選ぶことをお奨めします。昨今、ビ すので、信頼あるメーカーの製品を 信頼性を示す尺度でもあると思いま に、その会社の品質レベルや開発力、 的には、主に磨耗を起因とする、い 耐久性、エンジン保護性能の向上を よく言われているオイル交換目安で、 以上のグレードを入れる必要があり 40 ﹃オイルはエンジンを保護すること 10 規準と同等粘度であっても、耐熱性、 エンジンパフォーマンスの向上は燃 ン ジ ン 保 護 性 能 を 発 揮 し ま す の で、 油温時から高油温時まで安定したエ エ ン ジ ン 出 力 を 希 望 す る 場 合 は、 -と ｗ ■モータースポーツ界で圧倒的な信頼性を誇 るエルフのスペシャル燃料技術を投入した高 性能エンジンのためのオクタン価向上剤。 ■エンジンパワーの増大、燃焼効率の改善、燃 費の向上を図ります。 ※ガソリン10ℓに対し、エルフ オクタンブース ターを50㎖の割合で混合してください。 ます。もちろんグレードの高い全化 -に近い ｗ オクタン価向上剤（ガソリン添加剤 ） パワーの向上を狙うことが望ましい ｗ MOTO OCTANE BOOSTER さらに詳細に説明していただくこ ともできるが、ここで一旦、スター 50 ト に 立 ち 戻 り、 思 い 出 し て み よ う。 10 15 ： 学合成油であれば、粘度を硬くする 40 10 を聞きますが、それは粘度規定範囲 40 10 40 -などを選ぶことにより耐 10 30 10 ： 50 のと同様に、耐熱性が向上し、低温 10 ※ やわらかさを優先させるより、オイルの劣化を考えたい ２輪車に使用した場合に低摩擦特性 いますので、まずは、そのマークが SAE番号が大きくなるほど粘度が高い （硬い） ことを意味します によるクラッチの滑りや低粘度性に 40 30 20 30 40 20 5 6 7 8 9 10 4 JASOマーク付 き 二輪車専用設計 オイルはここを見 て確認しよう 50 60 SAE番号 よるギア耐久性低下が懸念されるた 二輪のエンジンオイルは、四輪と違って エンジン、ギア、 クラッチを1つのオイル で潤滑する。一方四輪は、エンジンはエ ンジンオイル、ギヤはギヤオイルが、そ れぞ れ構造上、求められる特性に適し た性能を持つオイルが潤滑する仕組み になっている 100℃時の 動粘度（ cSt ） 例 え ば、 ｗ - が 基 準 と な っ て い る 場 合 は、 若 干、 硬 め の ｗ - SAEエンジンオイル粘度分類（ 高温粘度 ） 表示されている商品を選べばよいと 図4 めです。 図3 いうことになります。殆どのケース、 や ｗ 図2 4 輪車と2 輪車の出力比較 それでは、そのオイルが２輪専用 図1 144
