Download 取扱説明書 - ZOOM

Transcript
H2-Jnew.book 1 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
日 本語
オペレーションマニュアル
© 株 式 会社 ズ ー ム
本 マニュ アルの 一部ま たは全 部を 無断で 複製/ 転載す ること を禁 じます。
H2-Jnew.book 2 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
安全上のご注意/使用上のご注意
安全上のご注意
この取扱説明書では、誤った取り扱いによる事故を未然に
防ぐための注意事項を、マークを付けて表示しています。
マークの意味は次の通りです。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使
用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される
内容を示しています。
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使
用者が傷害を負う可能性、または物的損害のみの
発生が想定される内容を示しています。
本製品を安全にご使用いただくために、次の事項にご注意
ください。
電源について
本製品は、消費電流が大きいため、ACアダプター
のご使用をお薦めしますが、電池でお使いになる場
合は、アルカリ電池をご使用ください。
ACアダプターによる駆動
・ACアダプターは、必ずDC9V センターマイナス
300mA(ズーム AD-0006)をご使用ください。
指定外の ACアダプターをお使いになりますと、
故障や誤動作の原因となり危険です。
・ACアダプターの定格入力 AC電圧と接続するコン
セントの AC電圧は必ず一致させてください。
・ACアダプターをコンセントから抜く時は、必ず
ACアダプター本体を持って行ってください。
・長期間ご使用にならない場合や雷が鳴っている場
合は、ACアダプターをコンセントから抜いてくだ
さい。
乾電池による駆動
・市販の1.5V単三乾電池×2 をお使いください。
・H2 は充電機能を持っていません。乾電池の注意
表示をよく見てご使用ください。
・長期間ご使用にならない場合は、乾電池をH2 か
ら取り出してください。
・万一、乾電池の液もれが発生した場合は、電池
ケース内や電池端子に付いた液をよく拭き取って
ください。
・ご使用の際は、必ず電池カバーを閉めてください。
使用環境について
H2を次のような場所でご使用になりますと、故障
の原因となりますのでお避けください。
● 温度が極端に高くなるところや低くなるところ
● 暖房器具など熱源の近く
● 湿度が極端に高いところや、水滴のかかるところ
● 砂やほこりの多いところ
● 振動の多いところ
取り扱いについて
・H2 の上に、花瓶など液体の入ったものを置かな
いでください。感電などの原因となることがあり
ます。
2
・H2 の上に、ロウソクなど火気のあるものを置か
ないでください。火災の原因となることがありま
す。
・H2 は精密機器ですので、スイッチ類には無理な
力を加えないようにしてください。必要以上に力
を加えたり、落としたりぶつけるなどの衝撃は故
障の原因となります。
・H2 に異物(硬貨や針金など)または液体(水、
ジュースやアルコールなど)を入れないようにご
注意ください。
接続ケーブルと入出力ジャックについて
ケーブルを接続する際は、各機器の電源スイッチを
必ずオフにしてから行なってください。本製品を移
動するときは、必ずすべての接続ケーブルとAC ア
ダプターを抜いてから行なってください。
改造について
ケースを開けたり、改造を加えることは、故障の原
因となりますので絶対におやめください。改造が原
因で故障が発生しても当社では責任を負いかねます
のでご了承ください。
音量について
H2を大音量で長時間使用しないでください。難聴
の原因となることがあります。
使用上のご注意
他の電気機器への影響について
H2 は、安全性を考慮して本体からの電波放出および外部
からの電波干渉を極力抑えております。しかし、電波干渉
を非常に受けやすい機器や極端に強い電波を放出する機器
の周囲に設置すると影響が出る場合があります。そのよう
な場合は、H2 と影響する機器とを十分に距離を置いて設
置してください。
デジタル制御の電子機器では、H2 も含めて、電波障害に
よる誤動作やデータの破損、消失など思わぬ事故が発生し
かねません。ご注意ください。
お手入れについて
パネルが汚れたときは、柔らかい布で乾拭きしてください。
それでも汚れが落ちない場合は、湿らせた布をよくしぼっ
て拭いてください。クレンザー、ワックスおよびアルコー
ル、ベンジン、シンナーなどの溶剤は絶対に使用しないで
ください。
故障について
故障したり異常が発生した場合は、すぐにAC アダプター
を抜いて電源を切り、他の接続ケーブル類もはずしてくだ
さい。
「製品の型番」
「製造番号」
「故障、異常の具体的な症状」
「お
客様のお名前、ご住所、お電話番号」をお買い上げの販売
店またはズームサービスまでご連絡ください。
このマニュアルは将来必要となることがありますので必ず
参照しやすいところに保管してください。
ZOOM H2
H2-Jnew.book 3 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
目次
安 全 上 のご 注 意 / 使 用上 の ご 注 意 . . . . . 2
録 音 に 便利 な 機 能 . . . . . . . . . . . . . . . . 35
H2 で で き る こ と . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
AGC/コンプレッサー/リミッター機能を
利用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
録音モードを選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . . 35
各 部 の 名称 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
低音をカットする . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
オートレコード機能を利用する . . . . . . . 39
接 続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
電 池 で 使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
SD カ ー ド に つ いて . . . . . . . . . . . . . . . 11
ま ず 録 音し て み よ う . . . . . . . . . . . . . . 12
プリレコード機能を利用する . . . . . . . . . 42
ステレオ信号をモノラル録音する
(ステレオモードのみ). . . . . . . . . . . . . . 43
再 生 に 便利 な 機 能 . . . . . . . . . . . . . . . . 45
プレイモードを選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . 45
A-B リピート機能を利用する . . . . . . . . . 46
設置 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
電源を入れる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
動作モードを選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
入力感度/録音レベルを設定する . . . . . 15
録音する/再生する . . . . . . . . . . . . . . . 17
電源を切る . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
ス テ レ オモ ー ド の 録 音 . . . . . . . . . . . . 18
ステレオモードについて . . . . . . . . . . . . 18
セットアップ例①内蔵マイク . . . . . . . . 19
セットアップ例②外付けマイク . . . . . . . 20
セットアップ例③外部機器の録音 . . . . . 20
内蔵マイクのマイクパターンを選択する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
録音する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23
再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
フ ァ イ ルを 操 作 す る . . . . . . . . . . . . . . 47
ファイルとフォルダ . . . . . . . . . . . . . . . . 47
フォルダを選択する
(ステレオモードのみ). . . . . . . . . . . . . . 48
操作するファイルを選ぶ . . . . . . . . . . . . 48
ファイルの情報を見る . . . . . . . . . . . . . . 49
ファイルに名前を付ける
(ステレオモードのみ). . . . . . . . . . . . . . 50
ファイルを削除する . . . . . . . . . . . . . . . . 52
ファイルを分割する(ステレオモードのみ)
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53
ファイル全体のレベルを持ち上げる
(ノーマライズ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54
WAV ファイルをMP3 ファイルに変換する
(ステレオモードのみ). . . . . . . . . . . . . . 55
4チャンネルのファイルをステレオファイル
に変換する(4 チャンネルモードのみ)
4 チ ャ ンネ ル モ ー ドの 録 音 . . . . . . . . . 27
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57
4 チャンネルモードについて . . . . . . . . . 27
マークのリストを確認する . . . . . . . . . . 59
セットアップ例 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
録音する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
SD カ ー ド を 操作 す る . . . . . . . . . . . . . 60
再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
カードの残り時間を見る . . . . . . . . . . . . 60
前後左右のバランスを調節する(3Dパン)
カードを初期化する . . . . . . . . . . . . . . . . 61
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
SD カードの音飛びについて . . . . . . . . . 62
ZOOM H2
3
H2-Jnew.book 4 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
目次
楽 器 を チュ ー ニ ン グす る . . . . . . . . . . . 63
仕 様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 86
クロマチックチューナーを利用する . . . 63
ギター/ベース専用チューナーを利用する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64
故 障 かな?と 思 わ れ る 前に . . . . . . . . . 88
チューナーの基準ピッチを変更する . . . 66
エ ラ ーメ ッ セ ー ジ一 覧 表 . . . . . . . . . . . 89
メ ト ロ ノー ム 機 能 を使 う . . . . . . . . . . . 67
索 引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 90
メトロノーム/前カウントのオン/オフ
を切り替える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67
メトロノーム/前カウントのオプション
を利用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69
H2 を パ ソ コ ンと つ な ぐ . . . . . . . . . . . 71
カードリーダーとして利用する . . . . . . . 71
オーディオインターフェースとして
利用する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73
そ の 他 の機 能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78
日付/時刻を設定する . . . . . . . . . . . . . . 78
モニター機能を利用する . . . . . . . . . . . . 79
外部マイクに電源を供給する
(ステレオモードのみ) . . . . . . . . . . . . . . 80
ディスプレイのコントラストを調節する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 81
バックライトのオン/オフを設定する
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 82
電池の種類を指定する . . . . . . . . . . . . . . 83
キーホールド機能を設定する . . . . . . . . . 84
システムソフトウェアを更新する . . . . . 84
・ Windows、Windows XPおよびWindows Vistaは、
Microsoft Corporationの登録商標です。
・ Macintosh およびMacOSはAppleの登録商標です。
・ SD ロゴ、SDHCロゴは商標です。
・ MPEG Layer-3 オーディオ圧縮技術は、Fraunhofer
IIS 社とSisvel 社よりライセンスを得ています。
・ 文中のその他の製品名、登録商標、会社名は、それぞ
れの会社に帰属します。
4
ZOOM H2
H2-Jnew.book 5 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2でできること
こ の た び は、ZOOM ハ ンデ ィ レ コ ー ダー H2(以 下“H2”と呼 び ま す)を お買 い 上 げ い ただ
き ま し て、あ りが と う ご ざい ま す。H2 は、ステ レ オ モ ー ド(2 チャ ン ネ ル 録音)と 4 チ ャン
ネ ル モ ード (4 チ ャ ン ネル 録 音)と い う 2 種 類 の 動作 モ ー ド(録 音 方式)に 対 応 し たSD カー
ド レ コ ーダ ー で す。こ こ では H2 の 主 要 な 機能 を 紹 介 し ます。
ス テレ オモ ードの 録音(→ P12、P18)
ス テ レ オ モ ー ド で は、内 蔵 マ イ ク、外 付 け
マ イ ク、CD プ レ ーヤ ー な ど 外部 機 器 か らの
信 号をス テレオ(2 チャン ネル)録音 できます。
120゜
■ 内蔵マイクを使った録音
H2 の フ ロ ン ト パ ネ ル ま た は リ ア パ ネ ル 方
向 に あ る 音 源 を ス テ レ オ で 録 音 で き ま す。
収 音 角 度は 、フ ロ ン ト 方向 が 90 °、リ ア方
向 が 120° に固 定 さ れ てお り、用 途 に 応じ
て 使 い 分 け る こ と が で き ま す。内 蔵 マ イク
の 録 音 には 、次 のよ う な 使 用例 が あ り ます。
● ソロボーカルや単体楽器の録音
余計 な 音 を 拾わ な い よ う に、収 音 角 度が
90 ° の フ ロ ン ト 側 か ら 録 音 す る と いい
でし ょ う。
H2
● 前後の音を同時に録音する
H2 を 垂 直 に立 て て、前 後 の 音 を 2 チ ャ
ンネ ル 録 音す る こ と も可 能 で す。例 えば、
2 人 で 向き 合 っ て 対 談す る と き や、カブ
りを 避 ける た めに ボ ー カル と ギタ ー 奏者
が向 き 合っ て 録音 す る とき な どに 利 用で
きま す。
H2
90゜
H2
● バンドのライブ録音やフィールドレコー
ディ ン グ
空気 感 も 含 めて 録 音 で き るよ う に、収音
角度 が120°の リ ア側 か ら録 音 する とい
いで し ょ う。
ZOOM H2
■ 外付けマイクを使った録音
[EXT MIC IN]端子 に外 付 けマ イク を接 続し、
外 付 け マ イ ク を 音 源 に 向 け ま す。モ ノラ ル
仕 様 の マ イ ク を 接 続 し た 場 合、Lch に の み
信 号 が 録音 さ れ ま す。
5
H2-Jnew.book 6 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2で できる こと
■ 外部機器の録音
[LINE IN] 端 子 に CD プレ ー ヤ ー など の 外 部
機 器を 接 続 し、外 部 機 器 か ら の 信 号 を ラ イ
ン録 音 で き ます。
4 チ ャ ン ネル に 録 音 し た内 容 は 2 チ ャ ン ネ
ル(ス テ レ オ)に ミッ ク ス し て再 生 し ま す。
4チ ャン ネル モード の録 音(→P27)
4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド は、内 蔵 マ イ ク を 使 っ
てフ ロ ン ト / リ ア両 方 向 の ス テレ オ 信 号 を
4 チ ャ ン ネル に 録 音 する モ ー ド です。4 チ ャ
ン ネル に 録 音 し た 内 容 は、録 音 後 に 前 後 左
右 の バラ ン ス を 調 節 し て か ら、2 チ ャ ン ネ
ル(ステ レ オ)に ミッ ク ス して 再 生 でき ま す。
さら に、4 チ ャ ンネ ル モ ード で 録 音し た オ ー
ディ オ フ ァ イ ル をサ ラ ウ ン ド エン コ ー ダ ー
の 素材 と し て 利 用 す れ ば、家 庭 用 の サ ラ ウ
ンド シ ス テ ムで 再 生 で き る 5.1ch サ ラ ウ ン
ドオ ー デ ィ オを 作 成 す る こと も 可 能 です。
前後 左 右 の バ ラン ス を 後 か ら 変更 す る こ と
も可 能 で す。
■ バンドのリハーサルを録音する
バン ド の メ ン バ ーが 向 き 合 っ てリ ハ ー サ ル
を行 う 場 合 は、H2 を バン ド の 中 心に 設 置 す
る こと で、フ ロ ン ト / リ ア の 両 方 向 か ら の
音源 を 録 音 でき ま す。
■ フィールドレコーディングに使用する
H2 を 垂直 に 立 て、フロ ン ト パ ネル を 主 要 な
音源 に 向 け ます。
H2
H2
6
ZOOM H2
H2-Jnew.book 7 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2 ででき ること
メ トロ ノー ム機能(→ P67)
H2 に 内 蔵 さ れ たメ ト ロ ノ ーム 機 能 を、録音
中 の ガ イ ド リ ズ ム と し て 利 用 で き ます。再
生 時 に は メ ト ロ ノ ー ム 音 を オ フ に し た り、
録 音 開 始 前に 前 カ ウ ン ト を鳴 ら す こ と も可
能 で す。
オ ーデ ィオイ ンタ ーフ ェー スとし て利
用 する(→ P73)
H2を パ ソコ ンの オー デ ィオ イン タ ーフ ェー
ス と し て利 用 し、H2 の 入 力 信号 を パ ソ コン
に 直 接 録 音 し た り、パ ソ コ ン の 出 力 信号 を
H2 か ら 再 生 でき ま す。
チ ュー ナー 機能(→P63)
H2 に 内 蔵 さ れ た チ ュ ー ナ ー 機 能 を 利 用 す
れ ば、楽器 のチ ューニ ング が行 えま す。チュー
ナ ー モ ード(チ ュ ー ニ ング の 種 類)と して、
す べての 楽器に 使用 できる クロマ チック
チ ュ ー ナ ー 以 外 に、ギ タ ー や ベ ー ス の 標準
的 な チ ュ ー ニ ン グ、ギ タ ー の 変 則 チ ュ ーニ
ン グ も 選択 で き ま す。
録音
再生
パ ソコ ンと H2の間で オー ディ オフ ァイ
ル をや り取 りする(→ P71)
H2 で 録 音 し た オ ー デ ィ オ フ ァ イ ル を パ ソ
コ ン に コ ピ ー し て、波 形 編 集 ソ フ ト で 編集
し た り、オ ー デ ィ オ CD に 焼 い た り で き ま
す。ま た、パ ソ コ ン で 編 集 し た オ ー デ ィ オ
フ ァ イ ル を H2 に コ ピ ー し て 再 生 す る こと
も 可 能 です 。
モニターシステム
フ ァイ ルの操 作(→P47)
SD カ ー ド 上 に 保 存 さ れ て い る オ ー デ ィ オ
フ ァ イ ルを、必要 に 応 じ て削 除 し た り、2 つ
に 分割し たり、各 種情 報を調 べた りで きます。
オーディオファイル
SDカ ード の操作(→ P60)
H2 内 部 の SD カ ー ド を 初期 化 し た り、録音
可 能 な 残り 時 間 を 調べ た り で き ます。
ZOOM H2
7
H2-Jnew.book 8 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
各部の名称
フロントパネル
[MIC ACTIVE]
インジケーター
※フロント方向のマイクに
入力される信号が歪んだ
場合は、点滅します。
マイクパターン
インジケーター
(マイクパターン)
キー
ディスプレイ
[PLAY/REC]
インジケーター
(マイクパターン)
キー
(MENU)キー
(REW)キー
(FF)キー
(PLAY/PAUSE)
キー
(REC)キー
リアパネル
[MIC ACTIVE]
インジケーター
※リア方向のマイクに入力され
る信号が歪んだ場合は、点滅
します。
電池カバー
8
ZOOM H2
H2-Jnew.book 9 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
各部 の名称
右サイドパネル
左サイドパネル
[PHONES/LINE OUT]
端子
[EXT MIC IN]
端子
VOLUME[+]/[−]キー
[MIC GAIN]
スイッチ
[LINE IN]端子
[POWER]スイッチ
[USB]端子
[DC 9V]端子
ボトムパネル
[SD CARD]スロットカバー
[SD CARD]スロット
開ける
【内 蔵 時 計 の 日付 / 時 刻 の 設 定 に つ いて】
H2 に は、ファ イ ル に 録 音日 時 を 記 録す る た め の時 計 が 内 蔵さ れ て お り、初 めて H2 の
電源 を 入 れ たと き に 日 付/ 時 刻 を 設定 す る よ うに 求 め る メッ セ ー ジ が表 示 さ れ ます。
“日付 / 時 刻 を設 定 す る”(→ P78)の 手 順に 従 っ て、日 時を 入 力 し て くだ さ い。
この 操 作 を 省略 す る と、時 計が 規 定 値 の 日時(2007/01/01)に 設 定さ れ ま す ので、
ご注 意 く だ さい。
ZOOM H2
9
H2-Jnew.book 10 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
接続
下の 図 を 参 考に、マ イ ク や オ ーデ ィ オ 機 器な ど を 接 続し て く だ さい 。
H2の出力をステレオのオーディオシステムでモニター
したいときは、[PHONES/LINE OUT]端子(ステレオ
ミニ)にY字ケーブルを接続し、VOLUME[+]/[−]キー
を使って音量を調節します。
モニターシステム
H2
左サイドパネル
外部マイクを使用するときは、[EXT MIC IN]
端子(ステレオミニ)を使用します。プラグイ
ンパワー対応マイクも使用できます(P80)。
H2
右サイドパネル
ステレオマイク
ヘッドフォン
プラグインパワー対応の
ステレオマイク
H2の出力をヘッドフォンでモニタ
ーした いときは、ヘッドフォンを
[PHONES/LINE OUT]端子(ス
テレオミニ)に接続し、VOLUME
[+]/[−]キーを使って音量を調節
します。
ACアダプター
CDプレーヤー
CDプレーヤーなどの出力信号を録
音するときは、[LINE IN]端子(ステ
レオミニ)に、ステレオミニ端子で
接続します。
ACアダプターを使って電源を供給すると
きは、必ず付属のACアダプターをご使用く
ださい。他のACアダプターをご使用になり
ますと、故障の原因になりますので、
ご注意
ください。
パソコン
H2の[USB]端子(miniUSB)をパソコンと接続すれば、H2
をパソコンのオーディオインターフェースとして利用したり、
H2内部のSDカードに録音されたオーディオファイルをパソ
コンに転送したりできます。
NOTE
・内蔵マイクを利用したいときは、[EXT MIC IN] 端子および [LINE IN] 端
子に接続 された 機器をす べて外 しておい てくだ さい。これら の端子 に
機器が接 続されて いる場合、内 蔵マイク は無効と なります。
・[LINE IN]端子と [EXT MIC IN] 端子の両方に機器が接続されている場合
は、[LINE IN] 端子 が優先さ れます。
10
ZOOM H2
H2-Jnew.book 11 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
電池で使う
H2 を 乾 電 池 で ご使 用 に な ると き は、次 の 手順 に 従 っ て 別売 の 乾 電 池を 挿 入 し てく だ さ い。
1. 電池カバーを開けてください。
2. 電池ケースに単 3 乾電池× 2 本を装
着 し て く だ さ い。
H2リアパネル
HINT
電池カバー
① 少しくぼんでいる部分を
押し込む
アルカ リ/ オキ シラ イド電 池ま たは ニッ ケル水
素蓄 電 池を ご 使用 く だ さい。
3. 電池カバーを閉めてください。
NOTE
・本 機を 乾 電池 でご 使 用に なる 場 合、乾電 池が
消 耗 す る と ディ ス プ レ イ に“Low Battery!”
と 表 示さ れ ます。この 表 示 が出 た らす ぐ に電
源 を切 り、
新 し い乾 電池 に 交換 し てく ださ い。
② そのまま下へ
すべらせる
・乾 電池 で ご使 用に な る場 合、電源 が 入っ た状
態 で電 池カ バー を開 け るこ とは おや めく ださ
い。電 源が 強 制 的に オ フに な り、デー タ が破
損 す るお そ れが あ りま す。
SDカードについて
H2 を使用するには、記録用メディアとしてSD カードが必要です。H2の電源を入れる前に、次の図の
ように[SD CARD] スロットにSD カードを挿入してください。
カバーを開ける
H2ボトムパネル
NOTE
・ 挿入方向やSD カードの表裏を間違えると、奥ま
で挿 入 でき ま せん。
SDカード
SD
[SD CARD]スロット
・ 電源を入れたままSD カードの抜き差しをするこ
とは、絶 対 に お やめ く だ さ い。デー タ が 破 損
する 恐 れが あ りま す。
・ 市販のSD カードは、
16MB∼ 2GBのSD カード
また は4GBの SD HC カー ド が 使用 で きま す。
カードを挿入するときは、スロットの奥までしっ
かりと押し込んでください。カードを取り出すと
きは、一度カードをスロットの奥に軽く押してか
・ SD カードが挿入されていないときに、SD カー
ドが 必 要 な 操 作 を 行 うと“No Card”と 表 示
され ま す。
ら、引き抜いてください。
ZOOM H2
11
H2-Jnew.book 12 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
まず録音してみよう
ここ で は、H2 を 使 っ て す ぐ に 録音 し て み た い と いう 方 の た め に、内 蔵 マ イク を 使 っ た ス テ
レオ モ ー ド(2 チャ ン ネ ル)の 録音 方 法 に つい て 説 明 し ます。
設置
録音 し た い 音源 に 合 わ せ て、H2 を設 置 し ま
す。H2 の 内 蔵マ イ ク は、フ ロ ン トま た は リ
アの ど ち ら の 方 向か ら も 音 を 拾う こ と が で
き ます が、そ れ ぞ れ 収 音 角 度 が 異 な り ま す
(フロ ン ト = 90 °、リ ア = 120 °)。こ こ で
は、フ ロ ント 側 を 音 源 に 向 け て 設 置 し て み
まし ょ う。
H2 は デス ク ト ッ プス タ ン ド(付 属 品)を 取
り付 けて 平 らな テー ブ ルな ど の上 に置 く か、
マ イ ク ク リ ッ プ ア ダ プ タ ー(付 属 品)を 取
り付 け て、マ イ ク ス タ ン ド の ホ ル ダ ー 部 分
に差 し 込 ん で設 置 し て くだ さ い。
単体楽器
複数の楽器
デスクトップ
スタンド
H2
H2
マイククリップ
アダプター
マイクスタンド
12
ZOOM H2
H2-Jnew.book 13 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
まず録 音して みよう
キ ーを 使 って YES にカ ー ソル
キ ー /2(FF)
電源を入れる
H2 の 電 源 を 入 れる と き は、次の 手 順 で 操作
し ま す。
を 合 わせ、5(REC)キー を 押し て く ださ い。
H2が 起 動 する と、次 の画 面 が現 れ ます。
1. SDカードを H2に挿入します。
H2の 電 源が オフ に なっ てい る こと を確
認 し、[SD CARD] ス ロッ ト に SD カー
ド を 挿 入 して く だ さ い(→P11)。
ま た、H2 の [PHONES/LINE OUT] 端子
に モ ニ タ ー シ ステ ム ま た は ヘ ッ ド フォ
ン が 接 続 さ れ てい る こ と を 確 認 し てく
だ さ い。
HINT
こ の 画 面は、H2 で 行 う さま ざ ま な 操作
の 出 発 点と な る“ト ッ プ 画面”で す。別
の 画 面 が 表 示 さ れ て い る と き は、4
(MENU)キ ー を 繰 り返 し 押 し て、上記
の 画 面 を表 示 さ せ てく だ さ い。
外部 の モニ タ ーシ ス テム を 使 用す る とき は、
最
初に モ ニタ ー シス テ ムの ボ リ ュー ム を絞 り、
電
源を 切 って お いて く だ さい。
2. H2→モニターシステムの順に、電源
を 入 れ ま す。
H2 の電 源 を入 れ るに は、[POWER] スイ
ッ チ を オ ン に 切 り 替 え て く だ さ い。次
に モ ニ タ ー シ ス テ ム の 電 源 を 入 れ、ボ
リ ュ ー ム を 適 切な 位 置 ま で 上 げ て くだ
さ い。
HINT
トッ プ 画面 に は、
現 在 選ば れ てい る モー ド に応
じて、ステ レ オモ ー ドの ト ッ プ画 面 と4 チ ャン
ネル モ ード の トッ プ 画 面の 2 種類 が あり、表示
内容 が 若干 異 なり ま す。
な お、H2 に は ファ イ ル に 録 音日 時 を 記 録す
る た め の時 計 が 内 蔵さ れ て お り、初 め て H2
の 電 源 を 入れ た と き に 日付 / 時 刻 を 設 定す
る よう に 求め る メッ セー ジ が表 示 され ます。
“日 付 / 時 刻 を 設 定 す る”(→ P78)の 手 順
に 従 っ て、日時 を 入 力 して く だ さ い。
NOTE
・起動時に“No Card”と表示される場合は、SD
カ ー ド を検 出 で きて い ま せん。SD カ ー ドが
正 し く挿 入 され て い るか ご 確認 く ださ い。
・起動時に“Format Card?”と表示される場合
は、H2で 初期 化 して いな いカ ー ドが 挿入 され
て い ます。初 期 化 を実 行 する に は、3(REW)
ZOOM H2
NOTE
上記 の 操作 を 省略 す ると、す べて の ファ イ ルに
規定 値 の 日 時(2007/01/01)が記 録 さ れま
すの で、ご 注意 く ださ い。
13
H2-Jnew.book 14 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
まず録 音して みよう
動作モードを選ぶ
H2 で は、ス テ レ オ モー ド(2 チ ャン ネ ル 録
音)と 4 チ ャン ネ ル モ ード(4 チ ャン ネ ル 録
音)という2種類の動作モードが利 用できます。
ここ で は、動作 モ ード と して ス テレ オモ ー ド
を選 択 し ま す。
1. ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ て い る こ と
を確 認 し ま す。
2. マイクパターンを選択します。
“マイ ク パ タ ー ン”とは、フ ロ ン ト / リ
ア の ど ち ら の 方 向 を、ど ん な 角 度 で 収
音 す る の か を 決 め る 要 素 で す。マ イ ク
パ タ ー ン を 切 り 替 え る と、自 動 的 に そ
のパ タ ー ン に 対 応 す る動 作 モ ー ド が 選
ばれ ま す。
マ イ ク パ タ ー ン を 切 り 替 え る に は、マ
イ ク パ タ ー ン キ ー を 押 し ま す。現 在 選
ば れ て い る パ タ ー ン は、マ イ ク パ タ ー
ンイ ン ジ ケ ータ ー で 確 認で き ま す。
マイクパターンインジケーター
点灯
マイクパターンキー
別の 画 面が 表 示さ れ てい る とき は、ト ッ
プ画 面 が 表 示さ れ る ま で、4(MENU)
キー を 繰 り 返し 押 し て く ださ い。
音源の 横幅や 音源と の距 離に応 じて、FRONT
90(フ ロ ン ト方 向 の 90 ° の 角 度 を ス テ レ
オ録 音 す る)ま た はREAR120(リ ア 方 向 の
120゜
90゜
H2
FRONT 90
(フロント方向の90°
の角度に含まれる音源を
ステレオ録音します)
14
H2
REAR 120
(リア方向の120°
の角度に含まれる音源を
ステレオ録音します)
ZOOM H2
H2-Jnew.book 15 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
まず録 音して みよう
120° の 角 度 を ス テレ オ 録 音 す る)の イン
ジ ケ ー タ ー を 点 灯 さ せ て く だ さ い(マ イク
パ タ ー ンに つ い て の 詳し い 説 明 はP21)。
上 記2 つ のマ イ ク パ ター ン を 選ん だ と きは、
自 動 的 に 動作 モ ー ド と し てス テ レ オ モ ード
(2 チ ャ ンネ ル 録 音)が 選ば れ ま す。
NOTE
H2 が 再生、録 音、録 音 待機 状 態の と き、ま た、
[EXT MIC IN] 端 子 や[LINE IN] 端 子 に機 器 が接
続さ れ てい る とき は、マイ ク パタ ー ンの 変 更が
でき ま せん。
HINT
・フ ロ ン ト パ ネ ル と リ ア パ ネ ル に あ る
[MIC ACTIVE] イ ン ジ ケー タ ー の 点 灯で、現
在 どち ら側 を向 い たマ イク が有 効な のか を確
認 で きま す。
・フ ロン トま たは リ ア方 向か らマ イク に入 力さ
れ る 信号 が 大き 過 ぎ て歪 ん でし ま う場 合、対
応 す る [MIC ACTIVE] イ ン ジケ ー ター が 点滅
し ま す。
[MIC ACTIVE]インジケーター
点灯
入力感度/録音レベルを設定す
る
入 力 信 号 を 適 切 な レ ベ ル で 録 音 す る に は、
入 力 感 度 と録 音 レ ベ ル を正 し く 調 節 す る必
要 が あ りま す。
1. 内蔵マイクの入力感度を調節します。
入 力感 度の 調節 とは、内蔵 マイ クや[EXT
MIC IN] 端 子か ら 入 力 され る 信 号 を、ノ
イ ズや 歪 みの な い状 態 でH2に取 り 込め
る よ う に、入 力 部 分 の 増 幅 量 を 調 節 す
る 操 作 です。
内 蔵マ イ クの 入 力感 度 を調 節す る には、
右 サ イ ドパ ネ ル の[MIC GAIN] ス イ ッチ
を 用 途 に合 わ せ て 設定 し て く だ さい。
[MIC GAIN]スイッチ
音源が遠くにあるときや、小さい音
を録音したいときに利用します。
アコースティックギターなど音量の
小さい楽器を録音するときに利用
します。
音源が近くにあるとき、またはバン
ド演奏など大きい音を録音するとき
H2フロントパネル
に利用します。
[MIC GAIN] ス イッ チ を 切 り 替 え る と、
デ ィ ス プ レ イ に新 し く 選 ば れ た 設 定を
表 す 文 字(例 え ば“MIC GAIN LOW”な
ど)が、約 2 秒 間表 示 さ れ ます。
な お、[MIC GAIN] ス イ ッ チ は、音 量が
最 大 の と き で も、フ ロ ン ト パ ネ ル / リ
ア パ ネ ル の [MIC ACTIVE] イ ン ジ ケ ー
タ ー が 点 滅 し ない よ う な 位 置 に 設 定し
て く だ さ い。音 を 鳴 ら し た と き に 対 応
す る[MIC ACTIVE]イ ンジ ケ ータ ー が点
滅 す る 場 合、音 が 歪 ん で 入 力 さ れ て し
ま い ま す。
ZOOM H2
15
H2-Jnew.book 16 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
まず録 音して みよう
録音 レ ベ ル を調 節 す る には、3(REW)
[MIC ACTIVE]インジケーター
点滅
/ 2 (FF)キ ーを 使 用 し ます。
H2フロントパネル
2. H2を録音待機状態にして、録音レベ
ルを 調 節 し ま す。
録音 レ ベ ル の調 節 と は、SD カー ド に 録
音さ れ る 信 号 の レ ベ ルを 増 減 す る 操 作
です。こ れ を 行う に は、ス テ レオ モ ー ド
のト ッ プ 画 面 が 表 示 され て い る こ と を
5(REC)キーを押してください。
確認し、
どち ら か 一 方の キ ー を1 回 押 す と、デ ィ
スプ レ イ に 現 在 の 録 音レ ベ ル の 値 が 表
示さ れ ま す。
録音レベルの値
0(dB)
これ で H2 が 録 音 待機 状 態 に な り、フ ロ
ント パ ネ ル の [PLAY/REC] イン ジ ケ ー
ター が 赤 く 点滅 し ま す。
点滅
[PLAY/REC]
インジケーター
続 け て キ ー を 操 作 す る と、録 音 レ ベ ル
の 値 が 変 化 し ま す。最 大 音 量 で 音 を 鳴
らし て も、メー タ ー が 0(dB )の 位 置 に
到 達 し な い 範 囲 で、な る べ く 高 い 値 に
設定 して くだ さい(設 定範 囲:0∼ 127)
。
3. 録音待機状態を解除します。
録 音 待 機 状 態 を 解 除 す る に は、 1
こ の と き、入 力 信 号 の レ ベ ル が デ ィ ス
プ レ イ 上 の メ ー タ ー に 表 示 さ れ、
[PHONE/LINE OUT]端 子 から モ ニタ ー
でき ま す。
(PLAY/PAUSE)
キーを押して ください。
入力信号のレベル
16
ZOOM H2
H2-Jnew.book 17 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
まず録 音して みよう
録音する/再生する
電源を切る
H2 で 録 音 / 再 生を 行 う に は、次 の よ う に操
作 し ま す。
H2 の 電 源 を 切る と き は、次 の手 順 で 操 作し
ま す。
1. H2を録音待機状態にします。
1. モ ニ タ ー シ ス テ ム の ボ リ ュ ー ム を
デ ィ ス プ レ イ にス テ レ オ モ ー ド の トッ
プ 画 面 を 表 示さ せ、 5(REC)キ ーを
押 し てH2を録 音 待機 状 態に し てく ださ
い。
2. 録音を開始します。
も う 1 回 5(REC)キーを 押 し て くだ
さ い。 フ ロ ン ト パ ネ ル の [PLAY/REC]
イ ン ジ ケ ー タ ーが 赤 く 点 灯 し て 録 音が
始 ま り、デ ィ ス プ レ イ の カ ウ ン タ ー が
進 行 し て いき ま す。
3. 録音を終了します。
録 音 を 終 了 する に は、 5(REC)キー
を 押 し て く だ さ い。[PLAY/REC] イ ン
ジ ケ ー タ ー が 消 灯 し ま す。録 音 を 終 了
す る と、カ ウン タ ー が 先頭 に 戻 り、先頭
か ら 再 生 可能 に な り ます。
下 げ ま す。
2. モニターシステム→ H2 の順で電源
を 切 り ま す。
電 源 を オ フ に す る に は、ま ず モ ニ タ ー
シ ス テ ム の 電 源 を 切 っ て か ら、H2 の
[POWER] ス イッ チを オ フに 切 り替 えて
く だ さ い。
デ ィ ス プレ イ に“GoodBye See You!”
と 表 示 され、H2 の 電 源 がオ フ に な りま
す。こ の とき、操 作 中 の 各種 情 報 が 自動
的 に SD カ ー ドに 保 存 さ れま す。
NOTE
H2 の 電源 の オン / オ フを 切 り替 え るに は、必
ず[POWER] ス イッ チ を ご使 用 くだ さ い。電源
が入 っ たま ま でACア ダプ タ ーを 抜 き差 し する
こと は 絶対 に お止 め く ださ い。デ ータ が 破損
する こ とが あ りま す。
4. 録音内容を確認します。
録 音 し た 内 容 を 再 生 す る に は、 1
(PLAY/PAUSE)キ ー を 押 し ま す。再
生 中 は、[PLAY/REC] イ ン ジ ケ ー タ ー
が 緑 色 に 点 灯 し ま す。も う 1 回 1
(PLAY/PAUSE)キ ー を 押 す と、再 生
が 止 ま り ます。
ZOOM H2
17
H2-Jnew.book 18 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ステレオモードの録音
ここ で は、ス テ レオ モ ー ド の 録音 方 法 に つい て 説 明 しま す。
ステレオモードについて
選択されているマイクパターン
のインジケーターが点灯
ス テ レ オ モ ー ド は、内 蔵 マ イ ク、外 付 け マ
イク、CD プ レ ー ヤ ー など 外 部 機 器か ら の 信
号を ス テ レ オ(2 チ ャ ン ネ ル)録 音す る た め
のモ ー ド で す。H2 を ステ レ オ モ ード に す る
には、次 の よ う に操 作 し ま す。
/
(マイクパターン)キー
● 外付けマイクまたは外部機器からの信号
● 内蔵マイクからの信号を録音する場合
マ イ ク パ ター ン(録 音す る 方 向 や 収 音 角
度 の 組 み 合 わ せ)と し て、SURROUND
4CH 以 外 の パ タ ー ン を 選 び ま す(マ イ
ク パ ター ン に つ いて の 詳 細 は→ P21)。
こ れ を行 う に は、フ ロ ン トパ ネ ル の 7/
を録音する場合
[EXT MIC IN] 端 子 ま た は [LINE IN] 端 子
に 外部 機 器 を 接 続し ま す。これ ら の 端 子
の いず れ か一 方 でも ケ ー ブル が 接続 さ れ
て いれ ば、内 蔵 マ イク が 無 効 にな り ま す。
6(マ イ ク パ タ ー ン)キ ー を 使 っ て、
SURROUND 4CH 以 外 の マ イ ク パ タ ー
ン イ ンジ ケ ー タ ーを 点 灯 さ せま す。
下の 図 は、ス テ レ オ モ ー ド の ト ッ プ 画 面 で
す。この画面に は、
以下の情報 が表示され ます。
カウンター
各種オプション機能のアイコン
フォルダ番号
現在のファイルの再生時間、
リピート再生やオートレコード
録音したファイルの保存先として
または録音時間を時間/分/
機能が有効なときに、そのアイ
選択されているフォルダ(階層)の
秒単位で表示します。
コンを表示します。
番号を表示します(01∼10)。
レコーダーの状態
ファイル名
通常は再生の対象として選ば
現在のレコーダーの状態
を表示します。再生、一時
れているファイルの名前を表示
停止、停止、録音待機、録
します。また、録音待機中およ
音の5種類の状態に対応
び録音中には、録音の対象とな
するマークが示されます。
るファイルの名前を表示します。
レベルメーター
録音可能な残り時間
現在の入力レベル/出力レベルを表示します。
メーターの右端には、信号がクリップしたと
き(音が割れたとき)に点灯するクリップメー
電池の残量
電池の残量を表示します。
現在選択されている録音モード
(フ
ァイルフォーマット、量子化ビット
ターがあります。再生中または録音中に信号
数、サンプリング周波数)で、録
がクリップすると、再生/録音が終了するま
音可能な残り時間を表示します。
でクリップメーターが点灯し続けます。
18
ZOOM H2
H2-Jnew.book 19 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ス テレオ モード の録音
セットアップ例①内蔵マイク
内 蔵 マ イ クを 使 っ て ス テ レオ モ ー ド で 録音
す る 場 合、フ ロ ン ト ま た は リ ア 方 向 に ある
音 源 を ス テ レ オ で 録 音 で き ま す。マ イ クパ
タ ー ン を 選 択 す る こ と で、録 音 す る 方 向や
収 音 角 度(90 ° また は 120 °)が 切 り 替わ
り ま す(→ P21)。また、H2 を 中 心 に して
前 後 の 音 を 2 チャ ン ネ ル 録 音す る こ と もで
き ま す。フ ロ ン ト ま た は リ ア 方 向 の ス テレ
オ 録 音 を 行 う 場 合 は、録 音 に 使 用 す る 側の
パ ネ ル を音 源 に 向 け るの が 基 本 です。
H2 は デ ス ク ト ップ ス タ ン ド(付 属品)を取
り 付け て 平ら な テー ブル な どの 上 に置 くか、
マ イ ク ク リ ッ プ ア ダ プ タ ー(付 属 品)を 取
り 付 け て、マ イ ク ス タ ン ド の ホ ル ダ ー 部分
に 差 し 込ん で 設 置 し てく だ さ い。H2 を 床や
テ ー ブ ル の 上 に 直 置 き す る と、余 計 な 振動
を 拾 っ てし ま う の で、避 けて く だ さ い。
■ ソロボーカルや単体楽器を録音する場合
使用 す る 面 と収 音 角 度 は、現 在 選 ば れて
いる マイク パタ ーン によ って 決ま ります。
通 常は、余 計 な 音 を 拾 わ な い よ うに、マ
イ クパ タ ー ン と し て 収 音 角 度 が 90 °の
“FRONT 90”を 選 び、フ ロン ト 側 を 音源
に向 け る と いい で し ょ う。オ ン マ イ クで
録音 す る と きは 10 ∼3 0cm、
オ フ マ イク
で録 音 す る とき は 50cm ∼ 1.5m 程 度音
源か ら 離 し て設 置 し ま す。
■ バンドのライブ録音やフィールドレコー
ディングを行う場合
通常 は、空 気感 も 含 め て 録音 で き る よう
に、マ イ ク パ タ ー ン と し て 収 音 角 度 が
120°の“REAR 120”を 選 び、リ ア側
を音 源 に 向 ける と い い でし ょ う。
120゜
H2
NOTE
・フ ィ ール ド レ コ ーデ ィ ン グに 使 用 する 場 合、
H2 本 体 を 素 手で 持 つ と“ガ サ ゴ ソ”と ノイ
ズ が 入る こ とが あ りま す。マイ ク クリ ッ プア
ダ プ ター を 取り 付 けて、手 袋を し た手 で アダ
プ タ ーを つ かむ よ うに し て くだ さ い。
・風 が 原因 で“ボ コボ コ”と いう ポ ップ ノ イズ
が 入 る場 合 は、マ イク 部 分 に付 属 のウ ィ ンド
ス ク リー ン を取 り 付け て く ださ い。
■ 前後の音を同時に録音する場合
H2 を 垂 直 に立 て て、前 後 の 音 を 2 チ ャ
ンネ ル 録 音す る こ と も可 能 で す。例 えば、
2 人 で 向き 合 っ て 対 談す る と き や、ボー
カル と ギタ ー 奏者 が 向 き合 っ て録 音 する
とき な ど に 利用 で き ま す。
H2
90゜
H2
ZOOM H2
19
H2-Jnew.book 20 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ステレ オモー ドの録 音
セットアップ例②外付けマイク
外付け マイ クを 使っ て録 音する 場合 は、[EXT
MIC IN] 端 子 に 外付 け マ イ クを 接 続 し、外 付
け マイ ク を 音 源 に 向 け ま す。モ ノ ラ ル 仕 様
の マ イク を 接 続 し た 場 合、Lch に の み 信 号
が録 音 さ れ ます。
H2
セットアップ例③外部機器の録
音
CD プ レ ー ヤ ー な ど の 外 部 機 器 を 録 音 す る
場合 は、[LINE IN] 端子 に 外 部 機器 の 出 力 端
子を 接 続 し ま す。付 属 の Y 字 ケ ー ブ ル や 両
端が ミ ニ ス テ レオ 端 子 の ケ ー ブル を ご 使 用
く だ さ い。ま た、エ レ キ ギ タ ー や ベ ー ス な
どの 楽 器 の 入 力に は 対 応 し て おり ま せ ん の
で、ご注 意 く だ さい。
外付けマイク
H2
[EXT MIC IN]端子
CDプレーヤー
[LINE IN]端子
HINT
・ [EXT MIC IN] 端子または [LINE IN]端子のどち
らか 一方 でも 外部 機器 が接 続 され てい ると き
は、内蔵 マ イク は 無効 と な りま す。
・ [EXT MIC IN] 端子と [LINE IN]端子の両方に外
部機 器 が接 続 され て い ると き は、[LINE IN]
端子 か らの 信 号が 優 先 され ま す。
用語解説
【オン マ イク / オフ マ イ ク】
オ ンマ イク は、音源 にマ イク を 近付 けて 録音 す るこ と。オ フ マイ クは、音 源か らマ イ クを 遠ざ けて、
周 囲の 空気 感や 反響 も 併せ て録 音す る こと。
20
ZOOM H2
H2-Jnew.book 21 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ス テレオ モード の録音
内蔵マイクのマイクパターンを
選択する
H2 の 内 蔵 マ イ クを 使 っ て 録音 す る 場 合、単
に 周 囲 の 音 を 均 等 に 収 音 す る の で は な く、
収 音 す る 方 向 と 角 度 を 指 定 で き ま す。収音
す る 方 向 と 角 度 の 組 み 合 わ せ を“マ イ クパ
タ ー ン”と呼 び ま す。H2 に は 4 種 類 の マイ
ク パ タ ーン が あ り、そ の うち3 種 類 が ス テレ
オ モ ー ドに 対 応 し て いま す。
マ イ ク パ タ ー ン を 選 ぶ に は、次 の 手 順 で操
作 し ま す。
1. [EXT MIC IN]端子または [LINE IN]
端子に 何も接続されていないこと
を 確 認 し ま す。
い ず れ か 一 方 でも 外 部 機 器 が 接 続 され
て い る と き は、内 蔵 マ イ ク が 無 効 に な
り、マ イ ク パ タ ー ン が 選 択 で き ま せ ん
の で、ご 注 意 くだ さ い。
す。マ イ クパ タ ー ン を 切り 替 え る と、対
応 す る マ イ ク パタ ー ン イ ン ジ ケ ー ター
が 点 灯 し、選 択 さ れ た パ タ ー ン が デ ィ
ス プ レ イ に し ば ら く 表 示 さ れ ま す。ま
た、選 択 した マ イ ク パ ター ン に 応 じて、
ス テ レ オモ ー ド(2 チ ャ ン ネル 録 音)と
4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド(4 チ ャ ン ネ ル 録
音)が 切 り 替わ り ま す。
選択されているマイクパターン
のインジケーターが点灯
/
(マイクパターン)キー
選 択 可 能 な マ イ ク パ タ ー ン と、そ の パタ ー
ン が 対 応す る モ ー ドは、次 の 通 り で す。
● FRONT 90°(ステレオモード)
フロ ン ト 方 向 の 90 ° の 角 度 に 含 まれ る
音源 を ス テ レオ 録 音 し ます。
2. デ ィ ス プ レ イ に ト ッ プ 画 面 が 表 示
さ れ て い る こ と を確 認 し ま す。
別 の 画面 が 表示 さ れて い ると、マ イ クパ
タ ー ン の 切 り 替 え が 行 え ま せ ん。ト ッ
プ 画 面 が 表示 さ れ る まで、4(MENU)
キ ー を 繰 り 返 し押 し て ト ッ プ 画 面 を表
示 さ せ て くだ さ い。
● SURROUND 2CH(ステレオモード)
フロン ト方向 とリア 方向か らの音 を2
チャ ン ネ ル 録音 し ま す。
3. マイクパターンを切り替えます。
マ イ クパ タ ー ンを 切 り替 え る には、6/
7( マイ ク パ タ ーン) キー を 使 用 しま
ZOOM H2
21
H2-Jnew.book 22 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ステレ オモー ドの録 音
● SURROUND 4CH
(4チャンネルモード)
フ ロン ト 方向 の ス テレ オ 信号 と リア 方 向
の ス テレ オ 信 号 を4 チ ャ ン ネ ルに 録 音 し
ま す。こ の マ イク パ タ ー ンを 選 ぶ と、H2
が4 チャ ン ネ ル モ ード に 切 り 替わ り ま す
(→ P27)
。
現在 フ ロ ン ト /リ ア の ど ち ら 側の 内 蔵 マ イ
クが 有 効 に な っ て い る か は、フ ロ ン ト / リ
ア パ ネ ル に あ る [MIC ACTIVE] イ ン ジ ケ ー
ター の 点 灯 でも 確 認 で きま す。
[MIC ACTIVE]インジケーター
H2フロントパネル
点灯
[MIC ACTIVE]インジケーター
● REAR 120°(ステレオモード)
H2リアパネル
点灯
リ ア方 向の 120° の 角度 に 含ま れ る音 源
を ス テレ オ 録 音 しま す。
SURROUND 2CH ま た は 4CH を 選 ん だ と
きは、フ ロン ト /リ ア 両方 の イン ジ ケー タ ー
が点 灯 し ま す。
NOTE
・ マイ クパ タ ーン は、内蔵 マ イク に対 し ての み
有効 で す。外付 け マイ ク に は影 響 しま せ ん。
・ [EXT MIC IN] 端子や [LINE IN] 端子に機器が
接続 さ れて い ると き は、内 蔵マ イ クが 無 効
とな り、マ イ クパ タ ーン イ ン ジケ ー ター が す
べて 消 灯し ま す。
・ H2が再生、録音、録音待機状態のときは、マイ
クパ タ ーン を 変更 で き ませ ん。
22
ZOOM H2
H2-Jnew.book 23 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ス テレオ モード の録音
録音する
ス テ レ オ モ ー ド で 録 音 す る に は、次 の よう
に 操 作 しま す。
HINT
H2が 初期状 態のと き、ステ レオモ ードで 録音し
た内容 は、
ステ レオ のWAVファイ ル
(量子 化ビッ
ト数:16bit/ サンプ リング 周波数:44.1kHz)
に記 録さ れま す。ただ し、フ ァイ ルフ ォー マッ
ト、量 子化 ビット 数、サ ンプ リング 周波数 は、必
要に応 じて録 音前に 変更で きます(→ P35)
。
1. ス テ レ オ モ ー ド の ト ッ プ 画 面 を 表
内 蔵 マ イ ク ま た は [EXT MIC IN] 端 子 に
接続 さ れた 外 付け マ イ クを 使 用す る 場合
は、[MIC GAIN] ス イッ チ を 使用 し て 入力
感度 を 設 定 しま す。
音量 が 最大 の とき で も フロ ン トパ ネ ル/
リア パ ネ ル の [MIC ACTIVE] イ ン ジ ケー
タ ー が 点 滅 し な い よ う な 位 置 に、[MIC
GAIN]スイ ッチ を設定 して くださ い
([MIC
GAIN] ス イ ッ チ の 推 奨 設 定 に つ い て は、
P15を ご 参 照 くだ さ い)。
HINT
[MIC ACTIVE] イ ン ジ ケ ー タ ーが 点 滅 す る と、
信号 が 歪 ん だ 状態 で 録 音 さ れて し ま い ま すの
で、ご注 意 くだ さ い。
示 さ せ ま す。
4. H2を録音待機状態にします。
2. 録 音 し た い 入 力 ソ ー ス を 有 効 に し
ま す。
H2 で は、入 力ソ ー ス と し て、内 蔵 マイ
ク、[EXT MIC IN] 端 子に 接 続 さ れ た外
付 け マ イ ク、[LINE IN] 端子 に 接 続 され
た 外 部 機 器が 選 択 で きま す。
● 内蔵マイクからの信号を録音する場合
[EXT MIC IN] 端 子 と [LINE IN] 端子
に何 も 接 続さ れ てい な い こと を 確認
して く だ さ い。い ずれ か 一 方 の 端子
にで もケー ブル が接 続さ れて いると、
内蔵 マ イ ク は無 効 に な り ます。
● 外付けマイ クまたは外部 機器の信号を
録音す る場 合
外付 け マ イ ク は [EXT MIC IN] 端子、
CD プ レ ー ヤ ー な ど の 外 部 機 器 は
[LINE IN] 端 子 に 接 続 し ます 。なお、
両方 の 端 子に ケ ーブ ル が 接続 さ れて
いる 場 合 は、[LINE IN] 端 子 が 優 先さ
れま す の で、ご 注意 く だ さ い。
3. 入力感度を調節します。
ZOOM H2
H 2 を 録 音 待 機 状 態 に す る に は 、5
(REC)キ ーを 押 して、フ ロ ン トパ ネ ルの
[PLAY/REC] イン ジ ケ ー タ ー を 赤 く点
滅 さ せて く ださ い。デ ィス プ レイ に 入力
レ ベル がメ ータ ー 表示 され、[PHONES/
LINE OUT]端 子から入 力信号を モニター
で き る よう に な り ます。ま た、こ の 録音
操 作 で 作 成 さ れる フ ァ イ ル 名 が 表 示さ
れ ま す。
入力信号のレベル
この録音操作で作成されるファイル名
HINT
・H2 の設定を切り替えれば、録音待機状態にしな
く て も、常 に入 力 信号 を モ ニタ ー する こ とが
可 能 です(→ P79)
。
・ス テレ オ モー ドで は、録 音操 作を 行 うた びに
新 し いフ ァ イル が 作成 さ れ、
“STE-xxx.WAV
(MP3)
”(xxx = 000 ∼ 999 の番 号)と いう
23
H2-Jnew.book 24 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ステレ オモー ドの録 音
名前 が 自動 的 に付 け ら れま す。こ の ファ イ ル
名は後 から変 更するこ とも可 能です(→P50)
。
5. 録音レベルを調節します。
録音 レ ベ ル の調 節 に は、3(REW)/
2(FF)キ ー を使 い ま す。ど ちら か 一 方
の キ ー を 1 回 押 す と、デ ィ ス プ レ イ に
現在 の 録音 レベ ル の値 が 表示 さ れま す。
続 け て キ ー を 押 す と、録 音 レ ベ ル の 値
が増 減 し ま す。
最大音量で音を 鳴らしたときで も、
ディス
プ レ イ 上 の メ ー タ ー が 0(dB)を 越 え
な い 範 囲 で、な る べ く 高 い 値 に 設 定 し
てく だ さ い(設 定範 囲:0 ∼ 127)
。
録音レベル
が赤 く 点 灯 し、録 音 が 始 まり ま す。現 在
位置はカウンター の数値で確認でき ます。
HINT
・ 録音 は常 に新 規フ ァイ ルの 先 頭か ら開 始さ れ
ます。途中 から 録 音し 直す こ とは でき ま せん。
・ 録音中に 1(PLAY/PAUSE)キーを押すと、録
音中のファ イルに、BWFに対応し たキュー ポイ
ン ト を 設 定 で き ま す。1(PLAY/PAUSE)
キ ー を 押 し た と き に、デ ィ ス プ レ イ に は
“MARKxx”
(xx = 1 ∼99)と 表示 さ れ、そ の
位置 に 1 ∼ 99 の 番 号を 持 つ マー ク が作 成 さ
れま す。
・ 必要な らば、マー クが記 録された 時刻(時間:
分:秒)を確 認 でき ま す(→P59)。
7. 録音を終了します。
録音 を 終 了 する に は、5(REC)キ ー を
押し て [PLAY/REC] イ ン ジケ ー タ ー を
消 灯 さ せ て く だ さ い。録 音 を 終 了 す る
と、カ ウ ン タ ーが 先 頭 に 戻り、先 頭 か ら
再生 で き る 状態 に な り ます。
[LINE IN] 端 子 に 接 続 さ れ た CD プ レ ー
ヤ ー な ど の 外 部 機 器 を 録 音 す る 場 合 は、
外 部 機器 側 の ボ リュ ー ム を 操作 し て、録
音 レ ベル を 調 節 して く だ さ い。
HINT
録 音待 機 状態 を 解除 した い とき は、1(PLAY/
PAUSE)キー を押 し て くだ さ い。
6. 録音を開始します。
8. 録音内容を確認します。
録 音 し た 内 容 を 再 生 す る に は、 1
(PLAY/PAUSE)キ ー を 押 し ま す。も
う 1 回 1(PLAY/PAUSE)キ ー を 押
すと、再 生 が 止 まり ま す。
なお、録 音 を やり 直 し た 場合、直 前 の フ
ァ イ ル に 上 書 き す る の で は な く、新 規
のフ ァ イル が 作成 さ れま す。不 要な フ ァ
イル を 削 除 する 方 法 は、P52 を ご 参 照
くだ さ い。
録音 待 機 状 態で も う 1 回 5
(REC)キ ー
を押 す と、[PLAY/REC]イ ン ジ ケー タ ー
用語解説
【BWF(Broadcast Wave Format)】
主 に 放送 局な どで 利 用さ れる WAV ファ イル の 拡張 フォ ー マッ ト。ファ イル に 制作 日時 やキ ュ ーポ
イ ン トを 埋め 込む こと が でき る。
24
ZOOM H2
H2-Jnew.book 25 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ス テレオ モード の録音
再生する
こ こで は、ステレ オモ ード で録音 した ファイ
ル を選ん で再 生す る方法 を説 明しま す。
ス テレオ モー ドで は、1 回 の録音 操作 につき、
1 つの ステ レオ ファ イル(WAV また は MP3
フ ォーマ ット)が作成 され ます。こ れら のファ
イ ルは、現 在 選択 され て いる SD カ ード 上の
01 ∼ 10 のフォ ルダ に格納 され ます。ここで
は、録 音済 みのス テレ オフ ァイル から 任意の
ファ イルを選んで 再生する方法 を説明します。
1. デ ィ ス プ レ イ に ス テ レ オ モ ー ド の
こ の 画 面 は、さ ま ざ ま な 設 定 メ ニ ュ ー
を 呼 び 出す メ イ ン メニ ュ ー 画 面 です。
メ イ ン メ ニ ュ ー 画 面 で は、 3(REW)
/ 2(FF)キー を 使 っ て操 作 し た い項
目 に カ ーソ ル(R の マ ー ク)を 合 わせ、
5(REC)キ ーを 押 し てそ の 項目 の 設定
画 面 を 呼 び 出 し ま す。ま た、も う 1 回
4(MENU) キ ーを 押 す と、ト ッ プ 画
面 に 戻 りま す。
こ こ で は、3(REW)/ 2(FF)キー
を 繰 り 返し 押 し て“FOLDER”に カ ーソ
ル を 合 わせ、5(REC)キー を 押 し てフ
ォルダ の選択画面を表示 させてください。
ト ッ プ 画 面 を 表 示さ せ ま す。
画 面 の 中 央 に 表示 さ れ て い る フ ァ イル
が、再 生 の 対象 と な り ます。再 生 で きる
フ ァ イ ル は、現 在 選 択 さ れ て い る フ ォ
ル ダ に 格 納 さ れて い る フ ァ イ ル に 限ら
れ ま す。
現在選択されているフォルダ番号
次 に、3(REW)/ 2(FF)キー を使
っ て 希 望 す る フォ ル ダ に カ ー ソ ル を合
わ せ、5(REC)キ ー を 押し て 選 択 を確
定 し て くだ さ い。
フ ォ ル ダ の 選 択 が 終 わ っ た ら、ス テ レ
オ モ ー ドの ト ッ プ 画面 に 戻 る ま で、4
現在選択されているファイル名
2. 再 生 し た い フ ァ イ ル を 含 む フ ォ ル
ダ を 選 択 し ま す。
フ ォ ル ダ を選 択 す る には、4(MENU)
キ ーを 押して、次 の画 面を呼 び出 します。
(MENU)キ ー を 繰 り返 し 押 し ます。
HINT
再生 し た い フ ァイ ル を 含 む フォ ル ダ が す でに
選択 さ れて い る場 合、こ の 操作 は 不要 で す。
3. 再生するファイルを選択します。
現 在選ば れてい るフォ ルダ 内で次 のファ
イ ル を 選ぶ に は、 2(FF)キ ー を 押し
て す ぐ に放 し ま す。ま た、1 つ 前 の ファ
イ ル を 選択 す る に は 3(REW)キ ーを
押 し て カ ウ ン タ ー を ゼ ロ に 戻 し、も う
1 回 同 じキ ー を 押し て す ぐに 放 し ます。
ZOOM H2
25
H2-Jnew.book 26 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ステレ オモー ドの録 音
4. 選んだファイルを再生します。
HINT
現 在 選択 さ れ て い るフ ォ ル ダ に ファ イ ル が な
い とき は、“NO DATA”と 表 示さ れ ま す。
な お、フ ォ ル ダ 内 で フ ァ イ ル 名 が 表 示
さ れ る 順 番 は、フ ァ イ ル 名 で 使 用 さ れ
てい る 文字 や 記号 の 順で 決 まり ま す。表
示さ れ る 順 番は 次 の 通 り です。
(スペース)!#$%&'()+,- 0123456789
;=@
ABCDEFGHIJKLMNOPQRS TUVWXY
Z[ ] ^ _ `
abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{ }~
選択 し た フ ァイ ル を 再 生す る に は、1
(PLAY/PAUSE)
キーを押して ください。
再 生 中 は、フ ロ ン ト パ ネ ル の [PLAY/
REC]イン ジ ケー タ ーが 緑 色に 点灯 し ま
す。
再生 を 一 時 停止 す る に は、もう 1 回 1
(PLAY/PAUSE)キ ー を押 し ま す。
なお、ス テ レ オモ ー ド で は、各 キ ー を 使
用し て 下 図 のよ う な 操 作が 行 え ま す。
(REW)キーを押し続ける
巻き戻しを行います。
(REW)キーを押してすぐに
放す
カウンターがファイルの途中にあ
るときは、
カウンターがゼロ(ファ
イルの先頭)に戻ります。カウン
ターがゼロのときは、1つ前のフ
ァイルが選択されます。
26
(FF)キーを押し続ける
早送りを行います。
(FF)キーを押してすぐに
放す
次のファイルが選択されます。
(PLAY/PAUSE)キーを押す
再生/一時停止を行います。
ZOOM H2
H2-Jnew.book 27 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
4チャンネルモードの録音
こ こ で は、4 チ ャ ン ネ ルモ ー ド の 録音 方 法 に つ いて 説 明 し ます。
4チャンネルモードについて
4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド は、内 蔵 マ イ ク を 使っ
て フ ロ ン ト/ リ ア 両 方 向 のス テ レ オ 信 号を
2 つの WAV ファ イ ル に4 チ ャン ネ ル 録 音す
る モ ー ドで す。
例 え ば、バ ンド の リ ハ ーサ ル 時 に H2 を 中央
に 設 置 し て、前 後 の 楽 器 音 を 録 音 し た り、
フ ィ ー ル ドレ コ ー デ ィ ン グで タ ー ゲ ッ トの
音 源 と 環 境 音 を 同 時 に 録 音 し た り、ラ イブ
演 奏 と 客 席ノ イ ズ を 同 時 に録 音 し た り でき
ま す。4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド で 録 音 し た 内容
は、フロ ン ト と リア の 信 号 がミ ッ ク ス され、
ス テ レ オ(2 チ ャ ン ネ ル)で再 生 さ れ ます。
な お、後 か ら 前 後 左 右 の バ ラ ン ス を 調 節し
た り、ス テ レ オの WAV フ ァ イル に 変 換 した
り で き ます 。
さ ら に、4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド で 作 成 さ れる
2 つ のWAV フ ァ イル を サ ラ ウン ド エ ン コー
ダ ー の 素 材 と し て 利 用 す れ ば、家 庭 用 のサ
ラ ウ ン ドシ ス テ ム で 再生 で き る 5.1ch サラ
ウン ドオーディオ を作成するこ とも可能です。
点灯
/
(マイクパターン)キー
な お、H2 を 4 チャ ン ネ ル モ ード で 使 用 した
い と き は、[EXT MIC IN] 端 子 と[LINE IN] 端
子 に 外 部 機器 が 接 続 さ れて い な い こ と を確
認 し て くだ さ い。
NOTE
SURROUND 4CH 以外 の マ イク パ ター ン を選
ぶと、H2 が ステ レ オモ ー ド に切 り 替わ り ます
(他 のマ イ ク パタ ー ンに つ いて は → P21)
。
次 ペ ージ の 図 は、4 チャ ン ネ ル モー ド の トッ
プ 画 面 で す。こ の 画 面 に は、以 下 の 情 報 が
表 示 さ れま す。
H2 を 4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド に 切 り 替 え るに
は、マ イクパ ターン とし てSURROUND 4CH
を 選 び ま す(マ イ ク パ タ ー ン に つ い て の詳
細 は → P21)
。こ れ を 行う に は、フ ロ ン トパ
ネ ル の 7 /6(マ イ ク パ タ ー ン)キ ー を
使 っ て、SURROUND 4CH マイ ク パ タ ーン
イ ン ジ ケー タ ー を 点 灯さ せ ま す。
ZOOM H2
27
H2-Jnew.book 28 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
4チャン ネルモ ードの 録音
カウンター
各種オプション機能のアイコン
現在のファイルの再生時間、
リピート再生、オートレコード機
または録音時間を時間/分
能が有効なときに、そのアイコ
/秒単位で表示します。
ンを表示します。
4チャンネルアイコン
H2が4チャンネルモードのとき、
このアイコンが表示されます。
レコーダーの状態
現在のレコーダーの状
態を表示します。再生、
一時停止、停止、録音待
ファイル名
通常は再生の対象として選ば
機、録音の状態がアイコ
れているファイルの名前を表
ンで示されます。
示します。また、録音待機中お
よび録音中には、録音の対象
となるファイルの名前を表示
レベルメーター
現在の入力レベル/出力レ
します。
電池の残量
電池の残量を表示します。
ベルを表示します。メーター
される2つのステレオファイル
の右端には、信号がクリップ
したとき(音が割れたとき)
録音可能な残り時間
に点灯するクリップメーター
現在選択されている録音モー
があります。再生中または録
ド(量子化ビット数、サンプリン
音中に信号がクリップすると、
グ周波数)で、録音可能な残り
再生/録音が終了するまで
時間を表示します。
クリップメーターが点灯し続
けます。
4チャンネルモードでは、フロ
ント/リアの両方向から録音
(WAVフォーマット)を1組と
して扱います。ディスプレイに
表 示 さ れ るファイル 名
“SRxxxF/R.WAV”
(xxx=
000∼499)は、
フロントのス
テレオファイル“SRxxxF.WAV”
とリア の ス テレ オ ファイル
“SRxxxR.WAV”のペアを表
しています。
28
ZOOM H2
H2-Jnew.book 29 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
4チャ ンネル モード の録音
セットアップ例
録音する
4 チ ャ ン ネ ル 録 音 を 行 う と き は、マ イ クを
次 の よ うに 設 置 し ま す。
4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド で 録 音す る に は、次 の
よ う に 操作 し ま す。
■ バンドのリハーサルを録音する場合
HINT
バン ド のメ ン バー が 向 き合 っ てリ ハ ーサ
ル を 行 う場 合 は、H2 を バ ン ド の 中 心に
設置 し ま す。
H2
・H2 が初期状態のとき、4チャンネルモードで録
音 し た 内 容 は、2 つ のス テ レ オ WAV フ ァイ
ル(量 子 化 ビッ ト 数:16bit /サ ン プ リ ング
周 波 数:44.1kHz)に 記 録さ れ ま す。ただ し、
量 子化 ビッ ト数 とサ ン プリ ング 周波 数に つい
て は、
必 要 に応 じ て録 音前 に 変更 で きま す
(→
P35)。
・必要ならば、4チャンネルモードで録音した内容
を、前 後 左 右 のバ ラ ン ス を 調 節し た 状 態 で、
1 つ の ス テレ オ WAV ファ イ ル に変 換 で きま
す(→ P57)
。
1. 4 チャンネルモードのトップ画面を
表 示 さ せ ま す。
HINT
4チ ャ ンネ ル モ ード で 録音 し た場 合、録 音 後に
前後 左 右の 音 量バ ラ ン スを 調 節で き ます。
■ フィールドレコーディングに使用する
場合
H2 を 垂 直 に 立 て、フ ロ ン ト パ ネ ル を主
要な 音 源 に 向け ま す。
NOTE
フィ ールド レコ ーデ ィン グに 使用 する 場合、
H2
本体 を 素手 で 持つ と“ガ サゴ ソ”と ノイ ズ が入
るこ と があ り ます。マ イク ク リッ プ アダ プ ター
を取 り 付け て、手袋 を した 手 でア ダ プタ ー をつ
かむ よ うに し てく だ さ い。
2. 内蔵マイクの入力感度を調節します。
4 チ ャ ン ネ ル 録 音 で は、内 蔵 マ イ ク の
み が 使 用 で き ま す。内 蔵 マ イ ク の 入 力
感 度 は、[MIC GAIN] ス イッ チ を 使 って
調 節 し ます。
音 量 が 最 大 の とき で も フ ロ ン ト パ ネル
/ リ ア パ ネ ル の [MIC ACTIVE] イ ン ジ
ケ ー タ ー が 点 滅 し な い よ う な 位 置 に、
[MIC GAIN] ス イ ッチ を 設 定し て く ださ
い([MIC GAIN] ス イ ッ チの 推 奨 設 定に
つ い て は、P15を ご 参 照 く ださ い)。
[MIC GAIN]スイッチ
ZOOM H2
29
H2-Jnew.book 30 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
4チャン ネルモ ードの 録音
3. H2を録音待機状態にします。
る こと は でき ま せん。
H2 を 録音 待 機 状 態 に する た め に、 5
(REC)キー を 押し て、[PLAY/REC] イ
ンジ ケ ー タ ー を 赤 く 点滅 さ せ て く だ さ
い。デ ィ ス プ レ イ に 入 力 レ ベ ル が メ ー
タ ー 表 示 さ れ、[PHONES/LINE OUT]
端子 か ら 入 力 信 号 を モニ タ ー で き る よ
うに な り ま す。ま た、こ の 録 音操 作 で 作
成さ れ る 2 つ の フ ァ イ ル の名 前 が 表 示
され ま す。
フロントパネル側の入力信号のレベル
HINT
録音 待 機状 態 を解 除 した い とき は、1(PLAY/
PAUSE)キー を押 し てく だ さ い。
5. 録音を開始します。
録音 待 機 状 態で も う 1 回 5
(REC)キ ー
を押 す と、[PLAY/REC]イ ン ジ ケー タ ー
が 赤 く 点 灯 し て 録 音 が 始 ま り ま す。現
在位 置 は カ ウ ン タ ー の数 値 で 確 認 で き
ます。
HINT
・ 録音 は常 に新 規フ ァイ ルの 先 頭か ら開 始さ れ
ます。途中 から 録 音し 直す こ とは でき ま せん。
リアパネル側の入力信号のレベル
この録音操作で作成される2つのファイルの名前
4. 録音レベルを調節します。
録 音 レ ベ ル の 調 節 に は 3(REW)/
2(FF)キ ーを 使 用 し ます。ど ち ら か
一 方 の キ ー を 1 回 押 す と、デ ィ ス プ レ
イに 現 在 の 録 音 レ ベ ルの 値 が 表 示 さ れ
ます。続 け て キー を 押 す と、録音 レ ベ ル
の値 が 増 減 しま す。
最大 音 量で 音 を鳴 ら した と きで も、デ ィ
ス プ レ イ 上 の メ ー タ ー が 0(dB)を 越
え な い 範 囲 で、な る べ く 高 い 値 に 設 定
して く だ さ い(設定 範 囲:0 ∼ 127)
。
録音レベル
・ 録音中に 1(PLAY/PAUSE)キーを押すと、
録音中のフ ァイルに、BWFに対応 したキュ ーポ
イン ト(→ P24)を 設 定で き ま す。1(PLAY
/PAUSE)キー を押 し た とき、デ ィ スプ レ イ
に“MARKxx”
(xx =1 ∼ 99 の 番号)が ポ ッ
プア ッ プ表 示 され ま す。
6. 録音を終了します。
録音 を 終 了 す る には、 5(REC)キ ー
を押 し て [PLAY/REC] イ ンジ ケ ー タ ー
を 消 灯 さ せ て く だ さ い。録 音 を 終 了 す
ると、カ ウ ン ター が 先 頭 に戻 り、先 頭 か
ら再 生 で き る状 態 に な りま す。
HINT
録 音内 容 を記 録 した 2 つ のフ ァ イル は、4 チ ャ
ンネ ル モー ド の専 用 フォ ル ダに 保 存さ れ ます。
7. 録音内容を確認します。
録 音 し た 内 容 を 再 生 す る に は、 1
NOTE
フ ロ ント / リ ア で 録音 レ ベ ル を 個別 に 設 定 す
30
(PLAY/PAUSE)キ ー を 押 し ま す。フ
ロン ト /リ ア の信 号 がミ ッ クス さ れ、ス
テ レ オ(2 チ ャ ン ネ ル)で 再 生 さ れ ま
す。もう 1 回 1 (PLAY/PAUSE)キ
ーを 押 す と、再 生が 止 ま り ます。
ZOOM H2
H2-Jnew.book 31 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
4チャ ンネル モード の録音
再生する
4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド で は、録 音 操 作 を 行う
た び に、フ ロ ン ト / リ ア に 対応 す る 2 つの
ス テ レ オ フ ァ イ ル(WAV)が 作 成 さ れ、専
用 の フ ォル ダ に 保 存 され ま す。こ こ で は、4
チ ャ ン ネ ルモ ー ド で 録 音 した ペ ア に な った
ファ イルを選んで 再生する方法 を説明します。
1. デ ィ ス プ レ イ に 4 チ ャ ン ネ ル モ ー
ド の ト ッ プ 画 面 を表 示 さ せ ま す。
ト ップ画 面の中 央に 表示さ れてい るファ
イ ル が、再 生の 対 象 と なり ま す。表 示さ
れ る フ ァ イル 名“SRxxxF/R.WAV”
(xxx
= 000 ∼ 499)は、フ ロン ト の ス テレ
オ フ ァ イ ル“SRxxxF.WAV”と リ ア の
ステレオファ イル
“SRxxxR.WAV”
のペア
を 表 し て いま す。
・4チャンネルモードで何も録音されていないと
き は“NO DATA”と表 示 さ れま す。
NOTE
4 チ ャン ネ ル モ ー ド で 作成 さ れ た フ ァ イ ルの
名前 は 変更 で きま せ ん。
3. ファイルを再生します。
選 択 し た ペ ア のフ ァ イ ル を 再 生 す るに
は、1(PLAY/PAUSE)キー を 押 して
く だ さ い。[PLAY/REC] イ ン ジ ケー タ
ー が 緑 色 に 点 灯 し、フ ロ ン ト と リ ア の
ス テ レ オ信 号(4 チ ャ ン ネ ル)が ス テレ
オ(2 チ ャン ネ ル)に ミ ッ ク ス さ れて、
再 生 さ れ ま す。再 生 を 一 時 停 止 す る に
は、も う 1 回 1(PLAY/PAUSE)キー
を 押 し ます。
再 生 / 一 時 停 止、早 送 り / 巻 き 戻 し な
ど の 操 作 は、ス テ レ オ モ ー ド と 共 通 で
す(→ P26)
。
現在選択されているペアのファイルの名前
2. 再生する 2 つのファイルを選択しま
す。
現 在 再 生 対 象 とし て 選 択 さ れ て い るペ
ア の 次 の ペア を 選 ぶ には、 2(FF)キ
ー を 押 し て、す ぐ に 放し ま す。ま た、1
つ 前 のペ ア を選 択 する に は、カウ ン ター
が ゼ ロ の とき に 3(REW)キ ー を 押し
て す ぐ に 放し ま す。
HINT
・4チャンネルモードで録音したファイルは、す
べ て 同じ 専 用フ ォ ル ダに 格 納さ れ ます。この
た め、フ ォル ダ を選 ぶ 必 要は あ りま せ ん。
ZOOM H2
31
H2-Jnew.book 32 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
4チャン ネルモ ードの 録音
前後左右のバランスを調節する
(3D パン)
こ こ では 、4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド で 録 音 し た
ファ イル の 前後 左 右の バラ ン スを 調 節す る、
3D パ ンの 使 い 方 につ い て 説 明 しま す。
1. 4チャンネルモードで、音量バランス
を調節したいペアのファ イルを選
びま す。
2. 4チャンネルモードのメインメニュ
ー画 面 を 呼 び 出 し ま す。
メ イ ン メ ニ ュ ー 画 面 は、4 チ ャ ン ネ ル
モー ド の 各 種 設 定 を 行う た め の 画 面 で
す。ス テ レ オ モ ー ド の メ イ ン メ ニ ュ ー
画 面 と は 内 容 が 異 な り ま す。こ の 画 面
を 呼 び 出 す に は、4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド
のト ッ プ 画 面で 4(MENU)キ ー を 押
3D PAN メ ニ ュ ー で は、以下 の 項 目 を 操 作
でき ま す。
● PREVIEW
3D パ ン の 調 節 を 行 う と き に、現 在 選 ば
れ て い る 2 つ の フ ァ イ ル を [PHONES/
LINE OUT] 端子 か らモ ニ ター す るか ど う
か を選 択 し ま す。
● INPUT
3D パ ン の 調 節 を 行 う と き に、内 蔵 マ イ
ク か ら の 入 力 信 号 を [ PH ONES/ L INE
OUT] 端 子か ら モ ニ タ ー する か ど う か を
選 択し ま す。
して く だ さ い。
● GO
こ の位 置 に カ ーソ ル を 合わ せ て か ら、
5
(REC)キー を 押 す と、3D パン の 調 節 を
行 う3 D PAN 画 面 に進 み ま す。
● RESET
3. 3D PANメニューを呼び出します。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
押 し て“3D PAN”に カ ー ソ ル を 合 わ
せ、5(REC)キー を 押 し てく だ さ い。
3D パ ン 機 能 に 関 す る 各 種 設 定 を 行 う
3D PAN メ ニ ュ ーが 表 示 さ れま す。
5
こ の位 置 に カ ーソ ル を 合わ せ て か ら、
(REC)キー を 押 す と、3D パン の 設 定 が
初 期状 態 に 戻 り ます。
4. 3Dパンの調節中にモニターする信号
を選 び ま す。
3Dパン の 調節 中に モ ニタ ーす る 信号 を
選 ぶ に は、上 記 の 画 面 で“PREVIEW”
また は“INPUT”にカ ー ソル を 合 わ せ、
5(REC)キー を 押 しま す。
“PREVIEW”を選 ん だ 場 合 は 3D PAN
PREVIEW画 面 が 表 示さ れ ま す。
32
ZOOM H2
H2-Jnew.book 33 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
4チャ ンネル モード の録音
5. 3Dパン画面を表示させます。
3Dパン 画面を 表示さ せるに は、3D PAN
メ ニ ュ ー を 呼 び 出 し、“GO”に カ ー ソ
ル を 合 わせ て 5(REC)キー を 押 して
“I NPUT”を 選 ん だ 場 合 は、3 D P AN
INPUT 画面 が 表 示 され ま す。
く だ さ い。手 順 4 で“PREVIEW”をオ
ン に 設 定 し て あ れ ば、3D PAN 画面 を
表 示 さ れ た と き に、現 在 選 択 さ れ て い
る フ ァ イル が 自 動 再生 さ れ ま す。
3Dパンの設定値
そ れ ぞ れ の 画 面 で ON に カ ー ソ ル を 合
わ せ 、5( REC)キ ー を 押 す と、対 応す
る 信 号 を モ ニ ター で き る よ う に な りま
す。 5(REC)キ ーを 押 し て 設 定 を確
定 すると、3D PANメ ニュ ーに戻 ります。
HINT
録音 結 果に 対 して3D パ ンを 設 定し た いと きは
“PREVIEW”、内 蔵 マイ ク か ら入 力 され る 信号
の3D パン を 設 定し た いと き は“INPUT”をオ
ンに 設 定す る とい い で しょ う。必 要な ら ば、両
方を 同 時に オ ンに す る こと も 可能 で す。
な お、“INPUT”を オ ン に し た 場合、モ
ニ タ ーし てい る 入力 信 号に 対 して は3D
パ ン の 設 定 が 影 響 し ま す が、そ れ を 録
音 し た結 果 には 反 映さ れ ませ ん ので、ご
注 意 く だ さい。例 えば、3D パ ン を 特定
の 方 向 に 寄 せ て 録 音 し た 場 合 で も、録
音 自 体 は 標 準 的な バ ラ ン ス で 録 音 され
ま す。
3D PA N 画 面 に は、前 後(FRONT /
REAR)と 左 右(LEFT / RIGHT)の方
向 を 表 す グ ラ フ が 表 示 さ れ ま す。グ ラ
フ 内 に 表 示 さ れ る ● の マ ー ク は、現 在
の 3D パ ン の 設 定 値(フロ ン ト L / R と
リ ア L / R の 音 量バ ラ ン ス)を 表 し てい
ま す。
● の マ ー ク を 特定 の 方 向 に 近 付 け たと
き は そ の 方 向 の 音 量 が 大 き く な り、逆
に 離し た とき は 音量 が 小さ くな り ます。
フロント
リア
Lch Rch Lch Rch
フロント
リア
Lch Rch Lch Rch
フロント
リア
Lch Rch Lch Rch
ZOOM H2
33
H2-Jnew.book 34 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
4チャン ネルモ ードの 録音
6. 3Dパンを調節します。
●の マ ー ク を 上 下 方 向に 移 動 さ せ る に
は 4(MENU)/ 1(PLAY/PAUSE)
キ ー、左 右 方 向 に 移 動 さ せ る に は 3
(REW)
/2
(FF)キーを押してください。
位置 を 決 め た ら、 5 (REC)キー を 押
し て 3D パ ン の 設 定 を 確 定 し て く だ さ
い。3D PAN メ ニ ュ ーに 戻 り ま す。
ま た、4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド の ト ッ プ 画
面 に 戻 る に は、繰 り 返 し 4 (MENU)
キー を 押 し ます。
HINT
4チ ャン ネル モ ード で 録音 し た2つの ス テレ オ
フ ァイ ル に 3D パ ンの 効 果 を加 え、1 つの ス テ
レ オ ファ イ ル と し て書 き 出 す こ とも 可 能 で す
(→ P57)。
NOTE
・ 3D パンの設 定はファイ ルごとに保 存される の
では な く、す べて の フ ァイ ル に共 通 の設 定 が
1つ だ け保 存 さ れま す。再 生す る ファ イ ル
を切 り 替 えて も、3D パ ン の設 定 は 変化 し ま
せん の で、ご注 意 くだ さ い。
・ 3Dパンの設定を初期状態に戻すには、3D PAN
のメ ニ ュー で“RESET”にカ ー ソ ルを 合 わせ、
5(REC)キ ーを 押 しま す。
34
ZOOM H2
H2-Jnew.book 35 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音に便利な機能
こ こ で は、録 音時 に 便 利 な各 種 機 能 につ い て 説 明し ま す。
録音モードを選ぶ
H2 で は、録音 す る 素 材や 状 況 に 応じ て、録
音 モ ー ド(フ ァ イ ル フ ォ ー マ ッ ト、サ ン プ
リ ン グ 周 波 数、量 子 化 ビ ッ ト 数 な ど の 録音
の 要 素)を 何 種 類か の 中 か ら選 択 で き ます。
NOTE
レコ ー ダー の 動作 中 には、以 下の 設 定が 行 えま
せん。先に 録 音 /再 生 を止 め てか ら 操作 し てく
ださ い。
こ の 画 面 で は、録 音 モ ー ド を 選 択 し ま
す。そ れ ぞれ の 録 音 モ ード で は、フ ァイ
ル フ ォ ーマ ッ ト、サ ン プリ ン グ 周 波数、
量 子 化 ビ ッ ト 数が 次 の よ う に 表 示 され
ま す。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU) キー
を 押 し て くだ さ い。
ファイルフォーマット
量子化ビット数
サンプリング周波数
ス テ レ オ / 4 チ ャ ンネ ル モ ー ド で 選択
可 能 な 録音 モ ー ド は、次の 通 り で す。
【ス テレオ モー ド】
HINT
ステ レ オモ ー ドと 4 チ ャン ネ ルモ ー ド とで は、
選択 可 能な 録 音モ ー ド が異 な りま す。
2. REC MODE画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“REC MODE”に カ ー ソ ル を合
わ せ、 5(REC)キー を 押 し て く ださ
い。REC MODE 画 面 が 呼び 出 さ れ ます。
表示
WAV44.1kHz/16bit
WAV44.1kHz/24bit
WAV48kHz/16bit
WAV48kHz/24bit
WAV96kHz/16bit
WAV96kHz/24bit
MP3 48k, 56k, 64k,
80k, 96k, 112k,
128k, 160k, 192k,
224k, 256k, 320kbps
MP3 VBR
ファイルフォー マット
WAV
MP3
VBR(Variable Bit Rate)
:入力ソースの情報
量に応じて、ビット数が変化する方式
ZOOM H2
35
H2-Jnew.book 36 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音に 便利な 機能
【4チ ャン ネル モード】
表示
HINT
ファイルフォーマット
WAV44.1kHz/16bit
WAV44.1kHz/24bit
WAV48kHz/16bit
ス テレ オ モー ド でWAVフ ォ ー マッ ト を選 ん で
録 音し て おき、後 か ら MP3 フ ォー マ ット に 変
換 する こ とも 可 能で す(→ P55)
。
WAV
WAV48kHz/24bit
3. 録音モードを選びます。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
押し て 希 望 す る モ ー ドに カ ー ソ ル を 合
わせ、 5(REC)キ ー を押 し て く だ さ
い。変 更 箇 所 が確 定 し、メ イ ンメ ニ ュ ー
画面 に 戻 り ます。
HINT
5(REC)キーの 代 わ り に 4(MENU)キー
を 押す と、
変 更 箇 所を 破 棄し て メイ ン メニ ュ ー
画 面に 戻 りま す。
4. トップ画面に戻ります。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り返 し 4(MENU)キ ー を 押し て く だ
さい。
用語解説
【フ ァイ ル フォ ー マ ット】
SD カ ード に 保存 さ れる フ ァイ ル の形 式。H2 で 選択 可 能な フ ァイ ル フォ ー マッ ト には、非 圧 縮の
WAV、信 号を 圧縮 して 記 録す るMP3 があ る。
【サ ンプ リ ング 周 波 数】
ア ナ ログ 信号 をデ ジタ ル 化す ると きの 標 本化(サ ンプ リン グ)の頻 度 を表 す数 値。数値 が 大き いほ
ど 高 い周 波数 まで 再生 で きる が、それ だけ SD カ ード の容 量を 消 費す る。
【量 子化 ビ ット 数】
ア ナ ログ 信号 をデ ジタ ル 化す ると きの 強 弱の 細か さを 表す 数 値。数値 が大 きい ほど 広 いダ イナ ミ
ッ ク レン ジが 得ら れる が、そ れだ けSDカ ー ドの 容量 を消 費す る。
36
ZOOM H2
H2-Jnew.book 37 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音 に便利 な機能
AGC/コンプレッサー/リミッ
ター機能を利用する
バ ンドの ライ ブ演奏 やフィ ール ドレコ ーディ
ン グ な ど、レ ベ ル の 予 想 し に く い ソ ー スを
録 音 し た い と き は、レ ベ ル を 自 動 設 定 する
AGC /コ ン プ レッ サ ー /リ ミ ッ ター 機 能が
利 用 で きま す。
AGC(Auto Gain Control)とは、録 音 レベ
ル の 増 幅 量を 入 力 信 号 に 合わ せ て 自 動 設定
す る 機 能 で す。レ ベ ル の 低 い 信 号 は 持 ち上
げ、レ ベ ル の 高 い 信 号 は 抑 え る こ と で、ノ
イ ズ や 歪み が 少 な い 録音 が 行 え ます。
NOTE
AGCが 有 効な と き、[MIC GAIN] ス イッ チ の設
定は 無 効に な りま す。
コ ン プ レ ッ サ ー は、レ ベ ル の 低 い 信 号 は持
ち 上 げ、レ ベ ル の 高 い 信 号 は 抑 え る と いう
点 で は AGC と 似 てい ま す が、入 力 信 号 のダ
イ ナ ミ ク ス を 加 工 し て、積 極 的 な 音 色 作り
に 利 用 でき る 点 が 特 徴で す。
リ ミ ッ タ ー は、入 力 信 号 が 一 定 レ ベ ル を超
え た と き に レ ベ ル を 抑 え て、信 号 が 歪 んで
録 音 さ れる の を 防 ぐ 機能 で す。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU) キー
を 押 し て くだ さ い。
2. AGC/COMP 画面を呼び出します。
3( REW)/ 2(FF)キ ー を 繰 り 返
し 押 し て“AGC/COMP”にカ ー ソ ルを
合わ せ、
キー を押してください。
5(REC)
ZOOM H2
3. AGC /コンプレッサー/リミッター
の 中 か ら、利 用 し た い 機 能 と そ の
設 定 を 選 び ま す。
AGC /コ ン プ レッ サ ー / リミ ッ タ ー機
能 は、そ れ ぞ れ 複 数 の 異 な る 設 定 か ら
選 択 で きま す。選 択 可 能な 設 定 は、次の
通 り で す。
● OFF
AGC/コ ン プレ ッサ ー/ リ ミッ ター
機能 が オ フ にな り ま す。
● AGC1(GENERAL)
標準 的 な AGC の 設 定で す。
● AGC2(SPEECH)
スピ ー チや ナ レ ーシ ョ ン の録 音 に向
いた AGC の 設 定 で す。
● COMP1(GENERAL)
標準的 なコ ンプ レッ サー の設定 です。
● COMP2(VOCAL)
ボー カ ルに 向 い たコ ン プ レッ サ ーの
設定 で す。
● COMP3(DRUM)
ドラ ム /パ ー カ ッシ ョ ン に向 い たコ
ンプ レ ッ サ ーの 設 定 で す。
● LIMIT1(GENERAL)
標準 的 な リ ミッ タ ー の 設定 で す。
37
H2-Jnew.book 38 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音に 便利な 機能
● LIMIT2(CONCERT)
ラ イブ 録 音 向き の リミ ッ タ ーの 設 定
で す。
● LIMIT3(STUDIO)
ス タジ オ 録 音向 き のリ ミ ッ ター の 設
定 で す。
3(REW)/2(FF)キー を押 し て 希
望 す る 設 定 に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)キー を押 し て く だ さい。変 更 箇
所が 確 定 し て メ イ ン メニ ュ ー 画 面 に 戻
りま す。
なお、変更箇所を破 棄してメインメ ニュー
画 面 に 戻 る に は、4(MENU) キ ー を
低音をカットする
H2 に は、入 力 ソ ー スか ら 低 音 をカ ッ ト す る
ロー カッ ト フィ ルタ ー が搭 載 され てい ま す。
風に よ る 雑 音 やボ ー カ リ ス ト のポ ッ プ ノ イ
ズ(パ ピ プ ペ ポの 破 裂 音)が 目立 つ と き は、
以下 の 操 作 で ロー カ ッ ト フ ィ ルタ ー を オ ン
にし て く だ さい。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ドの ト ッ プ 画 面 で、 4 (MENU)キ ー
を押 し て く ださ い。
押し て く だ さい。
4. トップ画面に戻ります。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り返 し 4(MENU)キ ー を 押し て く だ
さい。
2. LO CUT画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返 し
押し て“LO CUT”に カ ー ソル を 合 わ せ、
5(REC)キー を 押 して く だ さ い。
3. LO CUTをオンに設定します。
3(REW)/ 2(FF)キ ーを 押 し て ON
にカ ー ソ ル を 合 わせ、 5(REC)キ ー
を 押 し て く だ さ い。変 更 箇 所 が 確 定 し
てメ イ ン メ ニュ ー 画 面 に戻 り ま す。
なお、変更箇所を破棄 してメインメニ ュー
画面 に 戻 る に は、 4(MENU)キ ー を
38
ZOOM H2
H2-Jnew.book 39 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音 に便利 な機能
押 し て く ださ い。
オートレコード機能を利用する
4. トップ画面に戻ります。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り 返 し 4(MENU)キ ーを 押 し て くだ
さ い。
オ ー ト レ コ ー ド 機 能 は、録 音 の 開 始 /終 了
を 自 動 化す る 機 能 です。こ れを 利 用 す れば、
入 力 信 号 が一 定 レ ベ ル を越 え た と き に 録音
を 開 始 し、一 定 レ ベ ル よ り 下 が っ て から 一
定 時間 が 過ぎ た とき に録 音 を終 了 でき ます。
作 曲 の ア イ デ ィ ア を メ モ し た いと き や、会
議 な ど で 会話 の あ る 部 分だ け を 録 音 し たい
と き に 便利 で す。
NOTE
レコ ー ダー の 動作 中 には、以 下の 設 定が 行 えま
せん。先に 録 音/ 再 生 を止 め てか ら 操作 し てく
ださ い。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU)キ ー
を 押 し てく だ さ い。
2. AUTO REC 画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“AUTO REC”に カー ソ ル を 合わ
せ、5(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
3. オ ートレ コー ド機 能の各 種パ ラメー
タ ー を 設 定 し ます。
3(REW)/ 2(FF)キーを 押 し て設
定 し た い パ ラ メー タ ー に カ ー ソ ル を合
わ せ、 5(REC)キー を 押 し て そ のパ
ラ メ ー ター の 設 定 画面 に 入 り ま す。
ZOOM H2
39
H2-Jnew.book 40 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音に 便利な 機能
AUTO REC画 面 で設 定 可 能 なパ ラ メ ー
ター は、次 の 通 りで す。
● ON/ OFF(オン/オフ)
オ ート レ コ ード 機 能の オ ン /オ フ を
切 り 替え ま す。
にカ ー ソ ル を 合 わせ、 5(REC)キ ー
を押す と、画面 が次の よう に変わ りま す。
現在の入力レベル
● START LVL(スタートレベル)
録 音を 開 始 する 基 準レ ベ ル を設 定 し
ま す。
● STOP LVL(ストップレベル)
録 音を 終 了 する 基 準レ ベ ル を設 定 し
ま す。
● AUTO STOP(オートストップ)
オ ート ス ト ップ 機 能の オ ン /オ フ 切
り 替 えと、録 音 を 終 了 する ま で の 秒
数 を 設定 し ま す。入 力 信号 が ス ト ッ
プ レ ベル よ り 下 が った 後 で、こ こ で
指 定 した 秒 数 が 経 過す る と、録 音 が
終 了 しま す。
スタートレベル
スタートレベルの設定値
この 画 面 で は、ス タ ー ト レベ ル(録 音 を
開始 す る 基 準レ ベ ル)を 設定 し ま す。実
際 に 音 を 鳴 ら し な が ら、画 面 上 で 現 在
の入 力 レ ベ ル と ス タ ート レ ベ ル を 確 認
し、3(REW)/ 2(FF)キー を 使 っ
て最 適 な ス タ ー ト レ ベル を 設 定 し て く
だ さ い。設 定 が 終 わ っ た ら 5(REC)
キー を 押 し て、AUTO REC 画 面 に 戻 っ
てく だ さ い。
HINT
4. オー ト レ コー ド 機 能を オ ン に して、
スタ ー ト レ ベ ル を 設 定 しま す。
上記 の ON / OFF 部 分 に カー ソ ル を 合
わ せ、5(REC)キ ー を 押 す と、画 面
が次 の よ う に変 わ り ま す。
4チャン ネルモ ード では、
フ ロン トとリ アの信 号
を ミッ ク スし た レベ ル が 表示 さ れま す。
5. 録 音 終 了 も 併 せ て 自 動 化 し た い と
き は、オ ー ト ス ト ッ プ 機 能 を オ ン
に し て、ス ト ッ プ レ ベ ル を 設 定 し
ます。
オー トス ト ップ 機 能を オ ンに する に は、
AUTO REC画 面 の AUTO STOP に カ ー
ソル を 合 わ せ、 5 (REC)キー を 押 し
て、AUTO REC STOP 画 面を 表 示 さ せ
ます。
オー ト レコ ード 機 能を オ ンに す るに は、
ON に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5(REC)
キー を 押 し て、AUTO REC 画面 に 戻 っ
てく だ さ い。
次 に、AUTO REC 画 面 の START LVL
40
ZOOM H2
H2-Jnew.book 41 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音 に便利 な機能
/ 2(FF)キー を 使 っ て最 適 な ス トッ
こ の 画 面 で は、入 力 信 号 が ス ト ッ プ レ
ベ ル(録 音 を終 了 す る 基準 レ ベ ル)より
下 が っ て か ら 録音 を 終 了 す る ま で の秒
数 を 設 定 しま す。3(REW)/ 2(FF)
プ レ ベ ル を 設 定 し て く だ さ い。設 定 が
終 わ っ た ら、5(REC)キ ー を 押 して
AUTO REC 画 面 に 戻っ た 後、メ イ ン画
面 が 表 示さ れ る ま で、4(MENU)キー
キ ー を 使 って 秒 数(0 ∼ 5sec)を選び、
5(REC)キ ーを 押 し て、AUTO REC
を 繰 り 返し 押 し て くだ さ い。
画 面 に 戻 って く だ さ い。
次 に、ス ト ッ プ レ ベ ル を 設 定 し ま す。
AUTO REC 画 面 のSTOP LVL に カ ーソ
ル を 合 わ せ、5(REC)キ ー を 押 して、
AUTO REC STOP LVL 画面 を 表示 させ
ま す。
現在の入力レベル
HINT
4チャンネ ルモー ドで は、
フロ ント とリア の信号
をミ ッ クス し たレ ベ ル が表 示 され ま す。
6. オートレコードを実行します。
ト ッ プ 画面 で 5(REC)キー を 1 回押
し て 録 音待 機 状 態 にす る と、
“Wait For
Signal...”と 表 示 され ま す。
ストップレベル
ストップレベルの設定値
実 際 に 音 を 出 しな が ら 現 在 の 入 力 レベ
ルと ストップレ ベルを確認 し、
3(REW)
レベル
こ の 状 態 で 信 号が ス タ ー ト レ ベ ル を越
え る と、録 音が 開 始 さ れま す。
オートレコード機能
信号がスタートレベル
を超えると、録音開始
信 号 が ストップレ
ベ ルより下がって
一定時間が経つと、
録音終了
START LVL
STOP LVL
時間
0∼5 sec
RECキーを押す
ZOOM H2
録音
41
H2-Jnew.book 42 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音に 便利な 機能
オー ト スト ッ プ機 能 もオ ン のと き は、信
号レ ベ ル が ス ト ッ プ レベ ル よ り 下 が っ
てか ら 一定 時 間が 経 過し た とこ ろ で、録
音が 終 了 し ます。
な お、オ ー ト レ コ ー ド / オ ー ト ス ト ッ
プ 機 能 が オ ン の と き で も、録 音 待 機 状
態で 5(REC)キー を も う 1 回 押 す と、
録音 が 開 始 され ま す。
また、録 音 中 に 5(REC)キー を 押 す
プリレコード機能を利用する
プリ レ コ ー ド 機 能 は、録 音 待 機 中 に 入 力 さ
れ る 信 号 を 常 に 一 定 時 間 た く わ え て お き、
実際 に 録 音 を始 め る 最 大 2 秒 前の 音 か ら 録
音を 開 始 す る機 能 で す。
ラ イ ブ 録 音 な ど で 突 然 演 奏 が 始 ま っ て も、
頭の 部 分 が 欠 けた り す る こ と なく 録 音 で き
ます。
と、録音 が 終 了 しま す。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
トッ プ 画 面 で、 4(MENU)キ ー を 押
して く だ さ い。
2. PRE REC 画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返 し
押し て“PRE REC”にカ ー ソ ル を 合 わ
せ、5(REC)キ ー を 押 して く だ さ い。
3. プ リ レ コ ー ド 機 能 を オ ン に 設 定 し
ます。
3(REW)
/ 2(FF)
キー を押 し て“ON”
にカ ー ソ ル を 合 わせ、 5(REC)キ ー
を 押 し て く だ さ い。プ リ レ コ ー ド 機 能
が オ ン に 切 り 替 わ り、メ イ ン メ ニ ュ ー
画面 に 戻 り ます。
設 定 が 終 わ っ た ら、メ イ ン 画 面 が 表 示
され る ま で、 4(MENU)キ ー を 繰 り
返し 押 し て くだ さ い。
42
ZOOM H2
H2-Jnew.book 43 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音 に便利 な機能
NOTE
プリ レ コー ド 機能 と オー ト レ コー ド 機能 は、
同
時に 使 用す る こと が でき ま せ ん。
両 方を オ ンに
しよ う とす る と、
最 初 にオ ン に設 定 して あ った
方の 機 能が オ フに 戻 り ます。
4. 録音操作を行います。
5(REC)キー を 押 し て録 音 待 機 状態
に し て か ら、もう 1 回 5(REC)キー
を 押 す と、た く わ え て い た デ ー タ か ら
録 音 を 開 始し ま す。
さ か の ぼ っ て 録 音 で き る 時 間 は、動 作
モ ー ド、フ ァイ ル フ ォ ーマ ッ ト、サ ンプ
リ ン グ 周 波 数 に応 じ て 次 の よ う に 異な
り ま す。
ステレオ信号をモノラル録音す
る(ステレオモードのみ)
必 要 な ら ば、内 蔵 マ イ ク / 外 付 け マ イク ま
た は 外 部 機 器 か ら 入 力 さ れ る 信号 を、モ ノ
ラ ル 録 音 す る こ と が で き ま す。ナ レ ーシ ョ
ン や 効 果 音 な ど、録 音 し た 素 材 を モ ノラ ル
ソ ー ス とし て 扱 い たい と き に 便 利で す。
NOTE
・以 下の 操 作を 行っ た 場合、内 蔵マ イ ク/ 外付
け マイ クま たは 外部 機 器か ら入 力さ れる ステ
レ オ 信号 が ミッ ク スさ れ、ステ レ オフ ァ イル
のL/R チャ ンネ ルに同 じ信 号が 録音 されま す。
・こ の 機能 は、ス テ レ オ モー ド で のみ 利 用 でき
ま す。
【ス テ レ オ モー ド】
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ファイルフォーマット/
サンプリング周波数
時間
ト ッ プ 画 面 で、 4 (MENU)キ ーを 押
し て く ださ い。
WAV 44.1kHz
WAV 48kHz
WAV 96kHz
MP3
2秒
1秒
2秒
2. MONO MIX画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“MONO MIX”に カ ー ソ ル を 合
わ せ、5
(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
【4 チ ャ ンネ ル モ ー ド】
サンプリング周波数
時間
44.1kHz
48kHz
1秒
3. モ ノ ミ ッ ク ス 機 能 を オ ン に 設 定 し
ま す。
3(REW)/2(FF)キ ー を押 して“ON”
に カ ー ソ ル を合 わ せ、 5(REC)キー
を 押 し て く だ さ い。モ ノ ミ ッ ク ス 機 能
が オ ン に 切 り 替 わ り、メ イ ン メ ニ ュ ー
画 面 に 戻り ま す。
ZOOM H2
43
H2-Jnew.book 44 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
録音に 便利な 機能
設 定 が 終 わ っ た ら、メ イ ン 画 面 が 表 示
さ れる ま で、 4(MENU)キ ー を 繰 り
返し 押 し て くだ さ い。
4. 録音操作を行います。
内蔵 マイ ク/[EXT MIC IN]端子 /[LINE
IN]端子 か ら入 力 され る ステ レ オ信 号 が
ミッ ク ス さ れ、ス テレ オ フ ァ イ ルの L /
Rチャン ネルに同 じ信号が 録音され ます。
HINT
上記の 操作で作 成された ファイル には、
“MONOxxx.wav”ま たは“MONO-xxx.mp3”
(xxx= 000
∼ 999)とい う フ ァイ ル 名が 付 けら れ、現 在 選
ば れ てい る ス テ レ オモ ー ド 用 の フォ ル ダ に 収
納 され ま す。
モノミックス機能
Lチャンネルの入力信号
レコーダー
モノラル信号
Lチャンネル
モノラル信号
Rチャンネル
モノラルにミックス
Rチャンネルの入力信号
44
ZOOM H2
H2-Jnew.book 45 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
再生に便利な機能
こ こ で は、再 生時 に 便 利 な各 種 機 能 につ い て 説 明し ま す。
を、名前 の 順 に 再 生し て 停 止 し ます
(優先 さ れ る 文字 の 順 番 は→ P26)
。
プレイモードを選ぶ
H2 が 初 期 状 態 のと き、録 音 済み の フ ァ イル
(4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド で は、ペ ア に な っ た
フ ァ イ ル)を 再 生 す る と、同 じ フ ォ ル ダ に
あ る フ ァ イル を す べ て 再 生し て か ら 停 止し
ま す。必 要 な ら ば、プ レ イ モ ー ド を 切 り 替
え る こ とで 、こ の再 生 方 法 を変 更 で き ます。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU) キー
を 押 し て くだ さ い。
● PLAY ONE
現在 選 ばれ て い るフ ァ イ ルを 再 生し
た後 で 停 止 しま す。
● REPEAT ALL
現在選 ばれ てい るフ ァイ ルを先 頭に、
同一 フ ォル ダ に ある す べ ての フ ァイ
ルを、停 止 操 作 を 行う ま で 名 前 の順
に繰 り 返 し 再生 し ま す。
● REPEAT ONE
現在 選 ば れ て いる フ ァ イ ル を、停止
操作を 行う まで 繰り 返し 再生し ます。
2. PLAY MODE画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“PLAY MODE”にカ ー ソ ル を合
わ せ、 5(REC)キー を 押 し て く ださ
い。PLAY MODE画 面が呼び出 されます。
3. プレイモードを選びます。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て 希 望 す るモ ー ド に カ ー ソ ル を合
わ せ、 5(REC)キー を 押 し て く ださ
い。変 更 箇所 が 確 定 し、メイ ン メ ニ ュー
画 面 に 戻り ま す。
HINT
5( R E C)キ ー の 代 わ り に 4(MENU)キー
を押 す と、
変 更箇 所 を 破棄 し てメ イ ンメ ニ ュー
画面 に 戻り ま す。
こ の 画 面 で は、次 の プ レ イ モ ー ド の う
ち、い ず れ か 1 つ を 選 択で き ま す。
● PLAY ALL(初期設定)
現在 選 ば れ て い るフ ァ イ ル(4 チャ
ンネ ル モ ー ドで は ペ ア に なっ た 2 つ
のフ ァ イ ル。以 下 同 様)を 先頭 に、同
一フ ォ ル ダに あ るす べ て のフ ァ イル
ZOOM H2
4. トップ画面に戻ります。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り 返 し 4(MENU)キ ーを 押 し て くだ
さ い。
45
H2-Jnew.book 46 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
再生に 便利な 機能
A-Bリピート機能を利用する
A-B リ ピー ト 機 能 は、フ ァ イ ル(4 チ ャ ン ネ
ルモ ー ド では ペ ア に なっ た2 つ のフ ァ イ ル)
内で 2 つ の ポ イ ント(A / B)を 指 定 し、そ
の 区間 を 繰 り 返 し 再 生 す る 機 能 で す。こ の
機能を 利用 する には、次の よう に操 作しま す。
NOTE
レ コー ダ ーの 動 作中 に は、
以 下 の設 定 が行 え ま
せ ん。
先 に録 音 / 再生 を 止め て から 操 作し て く
だ さい。
4. Bポイントを設定します。
同じ 要 領 で リ ピ ー ト を終 了 し た い 位 置
(B ポ イ ン ト)まで カ ウ ン ター を 進 ま せ
て、5(REC)キ ー を 押 して く だ さ い。
HINT
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド のト ッ プ 画 面 で、 4(MENU)キ ー
・ A/Bポイントの設定は、再生中でも行えます。
・ B ポイントを A ポイントより前の位置に設定
する こ と も可 能 です。そ の 場 合は、B → A の
区間 を 繰り 返 し再 生 し ます。
を押 し て く ださ い。
2. A-B REPEAT画面を呼び出します。
5. リピート再生を行います。
A / B ポ イ ン ト の 設 定 が 終 わ っ た ら、
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
1(PLAY/PAUSE)キ ー を 押 し て く
押 し て“ AB REPEAT”に カ ー ソ ル を
合 わ せ、5(REC)キ ー を押 し て く だ
ださ い。A → B(ま た は B → A)の 区 間
を繰 り 返 し 再生 し ま す。
さい。
Aポイン トを設定 する画面 に変わり ます。
6. リピート再生を解除します。
もう 1 回 5(REC)キー を 押 す と、リ
ピ ー ト再 生 が 解 除 さ れ、手 順 2 の 画 面
に戻 り ま す。こ のと き、A / B ポ イ ン ト
の位 置 も 消 去さ れ ま す。
7. トップ画面に戻ります。
3. Aポイントを設定します。
3(REW)/ 2(FF)キ ーを 使 っ て、
ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰 り 返
し 4(MENU)キ ー を 押 して く だ さ い。
リ ピ ー ト を 開 始 し た い 位 置(A ポ イ ン
ト)ま で カ ウ ン タ ー を 進 ま せ て、 5
(REC)キー を 押し て く だ さ い。
Bポイン トを設定 する画面 に変わり ます。
46
ZOOM H2
H2-Jnew.book 47 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイルを操作する
H2 で 録 音 した 内 容 は、SD カー ド 上 に フ ァイ ル(4 チャ ン ネ ル モー ド で は、ペ アに な っ た 2
つの ファイル)として保存 されます。
ここでは、さ まざまなファイ ルの操作方法につ いて説明します。
ス テ レ オ モ ー ド で 録 音 し た フ ァイ ル は、現
在 選 択 さ れ て い る フ ォ ル ダ(01 ∼ 10)に
保 存 さ れま す。ま た、再 生す る と き は、現在
選 択 さ れ てい る フ ォ ル ダ内 の フ ァ イ ル が対
象 と な りま す。
ファイルとフォルダ
録 音 さ れた フ ァ イ ル の保 存 先 は、H2 の 動作
モ ー ド に応 じ て 異 な りま す。
現 在 選 ば れ て い る フ ォ ル ダ 名 は、ス テレ オ
モ ー ド のト ッ プ 画 面に 表 示 さ れ ます。
H2 が 4 チ ャ ンネ ル モ ー ドの と き、録 音 され
た ファ イル は4チ ャン ネル モー ド専 用の フォ
ル ダ に 保存 さ れ ま す。こ のた め、4 チ ャ ンネ
ル モ ー ド では フ ォ ル ダ を 選択 す る 必 要 はあ
り ま せ ん。
現在選ばれているフォルダ名
SDカード
ステレオモードで作成された
ファイルの保存先
4チャンネルモードで作成された
ペアのファイルの保存先
4チャンネルモード
専用フォルダ
フォルダ01
フォルダ02
フォルダ03
フォルダ10
ZOOM H2
47
H2-Jnew.book 48 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
フォルダを選択する
(ステレオモードのみ)
操作するファイルを選ぶ
ステ レ オ モ ー ド で録 音 / 再 生 を行 う フ ォ ル
ダを切 り替 える には、次の よう に操 作しま す。
ファ イ ル を 操 作 す る と き は、最 初 に 現 在 の
フォ ル ダ の 中 から 対 象 と な る ファ イ ル を 選
択し ま す。そ の 操作 方 法 は 次の 通 り で す。
1. ス テ レ オ モ ー ド の メ イ ン メ ニ ュ ー
NOTE
画面 を 呼 び 出 し ま す。
ス テ レ オ モ ー ド の ト ッ プ 画 面 で、 4
(MENU)キ ーを 押 し て くだ さ い。
2. FOLDER SEL ECT画面を呼 び出し
ます。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
押 し て“FOLDER”に カ ー ソ ル を 合 わ
せ、5(REC)キーを 押 し てく だ さ い。
レ コー ダ ーの 動 作中 に は、
以 下 の操 作 が行 え ま
せ ん。
先 に録 音 /再 生 を 止め て から 操 作し て く
だ さい。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ドの ト ッ プ 画 面 で、 4 (MENU)キ ー
を押 し て く ださ い。
2. FILE MENU画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返 し
押し て“FILE”に カ ー ソ ル を合 わ せ、5
3. フォルダを選びます。
3(REW)/2(FF)キー を使 っ て 希
(REC)キー を 押し て く だ さい。
現在 の フ ォ ルダ に 含 ま れる フ ァ イ ル(4
チ ャ ン ネ ル モ ー ド で は、ペ ア に な っ た
2 つ の フ ァイ ル。以下 同 様)の リ ス ト が
表 示 さ れ ま す。カ ー ソ ル の あ る フ ァ イ
ル が、現 在 操 作 の 対 象 と し て 選 ば れ て
いま す。
望 す る フ ォ ル ダ に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キー を 押 し てく だ さ い。
ステレオモードのFILE MENU画面
変 更 箇 所 が 確 定 し、メ イ ン メ ニ ュ ー 画
面に 戻 り ま す。
4. トップ画面に戻ります。
ステ レ オ モ ー ド の ト ップ 画 面 が 表 示 さ
れる ま で、繰 り 返 し 4(MENU)キ ー
スクロール
バー
4チャンネルモードのFILE MENU画面
を押 し て く ださ い。
48
ZOOM H2
H2-Jnew.book 49 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
HINT
・フォルダ内に 5つ以上のファイルが含まれると
き は、画 面 右側 に カー ソ ル の現 在 位置 を 示す
ス ク ロー ル バー が 表 示さ れ ます。
・4 チャ ンネル モー ドで は“ SRx xxF/R.WAV”
(xxx = 000 ∼ 499)と い う表 示 で、フ ロ ント
の ス テレ オ WAV ファ イ ル(SRxxxF.WAV)と
リア のステレオWAVファイル(SRxxxR.WAV)
の ペ アを 表 しま す。
3. ファイルを選びます。
3(REW)/ 2(FF)キーを 使 っ て操
作 し たい ファ イ ルに カ ーソ ル を合 わせ、
5( REC)キー を 押し て く だ さい。
画 面 の 最 上 段 に現 在 選 ば れ て い る ファ
イ ル の 名 前が 表 示 さ れま す。ま た、画面
下 部 に は 選 択 可能 な フ ァ イ ル 操 作 の一
覧 が 表 示 され ま す。
ファイルの情報を見る
任 意 の ファ イ ル の 各種 情 報(ファ イ ル 名、録
音 日 付、フ ァ イ ル フ ォ ー マ ッ ト、サ イ ズ な
ど)を 確 認 しま す。
NOTE
レコ ー ダー の 動作 中 には、以 下の 操 作が 行 えま
せん。先に 録 音/ 再 生 を止 め てか ら 操作 し てく
ださ い。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU)キ ー
を 押 し てく だ さ い。
2. FILE MENU画面を呼び出します。
4. “SELECT”を選びます。
3( REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
“SELECT”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)キ ー を押 し て く ださ い。
そ の フ ァ イ ル が 選 ば れ た 状 態 で、ト ッ
プ 画 面 に 戻り ま す。
HINT
ファ イ ルの 選 択は、ス テレ オ モー ド のト ッ プ画
面(→ P25)や4 チ ャン ネ ル モー ド のト ッ プ画
面(→P31)で も 行え ま す。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“FILE”に カ ー ソル を 合 わ せ、5
(REC)キ ーを 押 し て く ださ い。
3. 情報を調べたいファイルを選びます。
3(REW)/ 2(FF)キーを 使 っ て操
作 した い ファ イ ルに カ ーソ ルを 合 わせ、
5(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
画 面 の 最 上 段 に現 在 選 ば れ て い る ファ
イ ル の名 前 が表 示 され、選 択 可能 な ファ
イ ル 操 作の 一 覧 が 表示 さ れ ま す。
4. FILE INFORMATION画面を呼び出
し ま す。
3(REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
“I NFORMATION”に カ ー ソ ル を 合 わ
せ 、5( R E C )キ ー を 押 し て 、F I L E
INFORMATION 画 面 を 呼び 出 し て くだ
さ い。
こ の 画 面 に は、以 下 の 各 種 情 報 が 表 示
さ れ ま す。隠 れ て い る 部 分 の 情 報 を 見
ZOOM H2
49
H2-Jnew.book 50 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
るに は、3(REW)/2(FF)キー を
使っ て 画面 をス ク ロー ル して く ださ い。
ファイルに名前を付ける
(ステレオモードのみ)
ステレオモード
ステ レオ モ ード で録 音 され た ファ イル に は、
“ STE-xxx. WA V(MP 3)”(xxx = 0 00 ∼
999 の番 号)と い う名 前 が 自 動的 に 付 け ら
れ ま す。こ の フ ァ イ ル 名 は、以 下 の 操 作 で
変更 で き ま す。
NAME
ファ イル名(拡 張子を 含む)
DATE
FORMAT
録音日 付
フ ァイル フォー マット /サ ンプリ
ング周 波数/ 量子化 ビッ ト数
SIZE
kB 単 位また はMB 単位の 容量
TIME
録音 時間(時:分:秒)
NOTE
・ レコ ーダ ー の動 作中 に は、以下 の操 作 が行 え
ませ ん。先 に 録音 / 再生 を 止 めて か ら操 作 し
てく だ さい。
・ 4チャンネルモードで録音されたファイルの名
前は 変 更で き ませ ん。
4チャンネルモード
1. ス テ レ オ モ ー ド の メ イ ン メ ニ ュ ー
画面 を 呼 び 出 し ま す。
ス テ レ オ モ ー ド の ト ッ プ 画 面 で、 4
(MENU)キー を 押 し てく だ さ い。
FRONT
REAR
DATE
フロ ントの ステレ オファ イル 名
(拡 張子を 含む)
リ アのス テレオ ファイ ル名
(拡 張子を 含む)
FORMAT
録音日 付
フ ァイル フォー マット /サ ンプリ
ング周 波数/ 量子化 ビッ ト数
SIZE
kB 単 位また はMB 単位の 容量
TIME
録音 時間(時:分:秒)
5. トップ画面に戻ります。
ステ レオ モー ド/4 チャ ンネ ルモ ード の
ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰 り 返
し 4(MENU)キー を 押 し てく だ さ い。
2. FILE MENU画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返 し
押し て“FILE”に カ ー ソ ル を合 わ せ、5
(REC)キー を 押し て く だ さい。
3. 名 前 を 変 更 し た い フ ァ イ ル を 選 び
ます。
3(REW)/ 2(FF)キーを 使 っ て 操
作し たい フ ァイ ル にカ ー ソル を合 わ せ、
5(REC)キー を 押 して く だ さ い。
画面 の 最 上 段 に 現 在 選ば れ て い る フ ァ
イル の 名前 が 表示 さ れ、選択 可 能な フ ァ
イル 操 作 の 一覧 が 表 示 され ま す。
4. FILE R ENAME 画 面 を呼 び出 しま
す。
3(REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
50
ZOOM H2
H2-Jnew.book 51 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
“RENAME”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)キ ー を押 し て く ださ い。
画 面 が 次 の よ う に 変 化 し ま す。こ の 画
面 で は、文字 の 下に 表 示さ れ るア ン ダー
ラ イ ン が カー ソ ル と して 働 き ま す。
OKボタン
カーソル
使 用 可 能な 文 字 は、次 の通 り で す。
(ス ペ ー ス)!#$%&'()+,-0123456789
;=@
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXY
Z[ ] ^ _ `
abcdefghijklmnopqrstuvwxyz{ }~
他 の 文 字も、同 じ 要 領 で編 集 し ま す。
HINT
拡張 子
(.WAV ま たは.MP3)は 変更 で き ませ ん。
5. ファイル名の文字を編集します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 使 っ て変
更 した い文字 にカ ーソ ルを合 わせ て
5( REC)キー を 押 す と、そ の 文 字が
ハ イ ラ イ ト 表 示 さ れ ま す。こ の ハ イ ラ
イ ト 表示 は、そ の文 字 が編 集 可能 に なっ
た こ と を 示し て い ま す。
6. フ ァイ ル名 の編 集が終 わっ たら、変
更 を 確 定 し ま す。
3(REW)キ ー を 繰 り 返し 押 し て OK
ボタン をハイライト表示 させてください。
ハイライト表示
ハイライト表示
新 し い ファ イ ル 名 を確 定 す る に は、5
(REC)キ ー を押 し て く だ さ い。手 順 3
の 画 面 に戻 り ま す。
3(REW)/ 2(FF)キ ーを 使 っ て 文字
を 変 更 し、5(REC)キーを 押 し ます。
HINT
5(REC)キー の 代わ り に 4(MENU)キ ーを
文字を変更
押す と、フ ァ イル 名 の編 集 を 中止 し て1 つ 手前
の画 面 に戻 り ます。
7. トップ画面に戻ります。
ス テ レ オ モ ー ドの ト ッ プ 画 面 が 表 示さ
れ る ま で、繰 り 返 し 4(MENU)キ ーを
押 し て くだ さ い。
ZOOM H2
51
H2-Jnew.book 52 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
ファイルを削除する
H2 で 録音 操 作 を 行っ た 場 合、直 前の フ ァ イ
ルに 上 書き す るの で はな く、常 に新 規の フ ァ
イ ルが 作 成 さ れ ま す。不 要 な フ ァ イ ル を 削
除す る に は、次 の よ うに 操 作 し てく だ さ い。
5. ファイルの削除を実行します。
NOTE
・ 削除 さ れ た録 音 フ ァイ ル は 復 活で き ま せん。
この 操 作は 慎 重に 行 っ てく だ さい。
・ レコ ーダ ー の動 作中 に は、以下 の操 作 が行 え
ませ ん。先 に 録音 / 再 生を 止 めて か ら操 作 し
てく だ さい。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド のト ッ プ 画 面 で、 4(MENU)キ ー
3(REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
“ Y ES ” に カ ー ソ ル を 合 わ せ て 5
(REC)キー を押 す と、フ ァイ ル が 削 除
され、手 順 3 の画 面 に 戻 り ます。
HINT
5(RE C)キ ー の 代 わ り に 4(MENU)キ ー
を 押す と、削 除 を中 止 して 1 つ 手前 の 画面 に 戻
り ます。
を押 し て く ださ い。
6. トップ画面に戻ります。
2. FILE MENU画面を呼び出します。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
押し て“FILE”にカ ー ソ ル を合 わ せ、5
ステ レ オ モ ー ド / 4 チ ャン ネ ル モ ー ド
の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰 り
返し4
(MENU)
キ ーを押 して くださ い。
(REC)キー を 押し て く だ さ い。
3. 削除したいファイルを選びます。
3(REW)/2(FF)キー を使 っ て 削
除し た いフ ァイ ル にカ ー ソル を 合わ せ、
5(REC)キー を 押 し てく だ さ い。
画面 の 最 上 段 に 現 在 選ば れ て い る フ ァ
イル の 名前 が 表示 さ れ、選択 可 能な フ ァ
イル 操 作 の 一覧 が 表 示 さ れま す。
4. FILE DELETE画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF) キ ー を 使 っ て
“DELETE”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)キー を 押し て く だ さ い。
画面 が 次 の よう に 変 化 し ます。
52
ZOOM H2
H2-Jnew.book 53 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
ファイルを分割する(ステレオ
モードのみ)
現在位置
必 要 な ら ば、フ ァ イ ル を 任 意の 位 置 で 2 つ
に 分 割 で き ま す。例 え ば、ラ イ ブ 演 奏 を 連
続 録 音 し た 後 で、曲 ご と に 分 割 し た い とき
な ど に 使用 し ま す。
5. フ ァ イ ル を 分 割 し た い 位 置 ま で 進
NOTE
レコ ー ダー の 動作 中 には、以 下の 操 作が 行 えま
せん。先に 録 音 /再 生 を止 め てか ら 操作 し てく
ださ い。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ト ッ プ 画 面 で、 4 (MENU)キ ー を押
し て く だ さい。
2. FILE MENU画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“FILE”に カ ー ソル を 合 わ せ、5
(REC)キ ー を押 し て く ださ い。
ま せ ま す。
FILE DIVIDE 画面 で は、 3(REW)/
2(FF) キー を 押 す と、現 在 位 置 が 1
秒 ず つ 前後 に 移 動 しま す。1(PLAY/
PAUSE)キ ー を 押 すと、現 在 位 置 から
再 生 / 一 時 停 止 を 行 え ま す。こ れ ら の
キ ー を 使 っ て、フ ァ イ ル を 分 割 し た い
位 置 ま で進 ま せ て くだ さ い。
6. 分割を実行します。
分 割 位 置 が 指 定 で き た ら、 5(REC)
キ ー を 押 し て く だ さ い。分 割 を 確 認 す
る 画 面 に変 わ り ま す。
3. 分割したいファイルを選びます。
3(REW)/ 2(FF)キーを 使 っ て分
割 し たい ファ イ ルに カ ーソ ル を合 わせ、
5( REC)キー を 押し て く だ さい。
画 面 の 最 上 段 に現 在 選 ば れ て い る ファ
イ ル の名 前 が表 示 され、選 択 可能 な ファ
イ ル 操 作 の一 覧 が 表 示さ れ ま す。
4. FILE DIVIDE画面を呼び出します。
3( REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
“DI V I DE”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)キ ー を押 し て く ださ い。
分 割 位 置 を 指 定 す る FILE DIVIDE 画面
に 変 わ り、画 面 中 央 に 現 在 位 置 が 表 示
さ れ ま す。
ZOOM H2
分 割 を 実行 す る に は、“YES”にカ ーソ
ル を 合 わ せ、5(REC)キ ー を 押 して
く だ さ い。
元 の フ ァイ ル 名 の 最後 に A
(分 割 位 置よ
り 前)と B(分割 位 置 より 後)を 付 けた
新 規 ファ イ ルが、現 在 選ば れ てい る フォ
ル ダ に 作ら れ ま す。
53
H2-Jnew.book 54 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
STE-001A.WAV
STE-001.WAV
分割位置より
前のファイル
分割位置より
後のファイル
STE-001B.WAV
ファイル全体のレベルを持ち上
げる(ノーマライズ)
ノー マ ラ イ ズ と は、フ ァ イ ル 内 部 の 最 大 レ
ベル が 0dB(音 が 歪 ま な い範 囲 の 最 大値)に
なる よ う に、フ ァ イ ル 全 体 の レ ベ ル を 底 上
げす る 機 能 で す。録 音 済 み フ ァ イ ル の レ ベ
ルが 低 す ぎ たと き に 使 うと 便 利 で す。
HINT
5( RE C)キ ー の 代 わ り に 4(MENU)キ ー
を 押す と、分 割 はせ ず に 1つ ず つ手 前 の画 面 に
戻 りま す。
なお、同 じ フォ ル ダ内 に 同じ 名 前の フ ァ
イ ル が あ っ た 場 合、フ ァ イ ル 名 を 変 更
する よ う に 促す 画 面 が 表 示さ れ ま す。
ノーマライズ
“RENAME”に カー ソ ル を 合わ せ て 5
(REC)キ ー を 押 して フ ァ イ ル名 を 変 更
す る か( → P5 0)、
“CA NCEL ”に カ ー
ソ ル を 合 わ せ て 5 (REC)キ ー を 押
し、分割 操 作 を 中止 し て く だ さい。
7. トップ画面に戻ります。
ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰 り 返
し 4(MENU)キー を 押 し てく だ さ い。
NOTE
レ コー ダ ーの 動 作中 に は、
以 下 の操 作 が行 え ま
せ ん。
先 に録 音 /再 生 を 止め て から 操 作し て く
だ さい。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
トッ プ 画 面 で、 4(MENU)キ ー を 押
して く だ さ い。
2. FILE MENU画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返 し
押し て“FILE”に カ ー ソ ル を合 わ せ、5
(REC)キー を 押し て く だ さい。
54
ZOOM H2
H2-Jnew.book 55 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
3. レ ベ ル を 持 ち 上 げ る フ ァ イ ル を 選
び ま す。
3(REW)/ 2(FF)キ ーを 使 っ て レベ
ル を 持 ち 上 げ たい フ ァ イ ル に カ ー ソル
を 合 わ せ、 5 (REC)キー を 押 し てく
だ さ い。
画 面 の 最 上 段 に現 在 選 ば れ て い る ファ
イ ル の名 前 が表 示 され、選 択 可能 な ファ
イ ル 操 作 の一 覧 が 表 示さ れ ま す。
4. FILE NORMALIZE 画面を呼び出し
ま す。
3( REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
“NORMALIZE”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5( REC)キー を 押し て く だ さい。
ノ ー マ ラ イ ズ 処理 を 確 認 す る 画 面 に変
わ り ま す。
WAV ファイルをMP3ファイル
に変換する
(ステレオモードのみ)
ス テ レ オ モ ー ド で 録 音 し た WAV フ ァ イ ル
を、MP3 フ ァ イル に 変 換 す るこ と が で きま
す。MP3 ファ イ ル は、WAV ファ イ ル に 比べ
て フ ァ イル サ イ ズ が数 分 の 1 ∼10 分 の1 以
下 まで 圧 縮さ れ るの で、録 音内 容 をイ ン ター
ネ ッ ト で 公 開 し た り、メ ー ル に 添 付 して 送
り た い とき な ど に 便利 で す。
1. ス テ レ オ モ ー ド の メ イ ン メ ニ ュ ー
画 面 を 呼 び 出 しま す。
ス テ レ オ モ ー ド の ト ッ プ 画 面 で、4
(MENU)キ ー を 押 して く だ さ い。
2. FILE MENU画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“FILE”に カ ー ソル を 合 わ せ、5
(REC)キ ーを 押 し て く ださ い。
3. MP3 ファイルに変換する WAV ファ
ノ ー マ ラ イ ズ を 実 行 す る に は、“YES”
に カ ー ソ ル を合 わ せ、 5(REC)キー
イ ル を 選 び ま す。
3(REW)/2(FF)キ ー を 使 っ てMP3
を 押 し て く だ さ い。ノ ー マ ラ イ ズ を 実
行 し た 後 で、手順 3 の 画面 に 戻 り ます。
フ ァ イ ル に 変 換 す る WAV フ ァ イ ル に
カ ー ソ ル を 合わ せ、 5(REC)キ ーを
HINT
5( R E C)キ ー の 代 わ り に 4(MENU)キ
ーを 押 すと、実行 は せず に 1 つ手 前 の画 面 に戻
りま す。
5. トップ画面に戻ります。
ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰 り 返
し 4(MENU)キ ー を 押し て く だ さい。
押 し て くだ さ い。
画 面 の 最 上 段 に現 在 選 ば れ て い る ファ
イ ル の名 前 が表 示 され、選 択 可能 な ファ
イ ル 操 作の 一 覧 が 表示 さ れ ま す。
4. FILE MP3 ENCODE画面を呼び出
し ま す。
3(REW)/2(FF)キーを 使って“MP3
ENCODE”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、5
(REC)キ ーを 押 し て く ださ い。
画 面 が 次の よ う に 変化 し ま す。
ZOOM H2
55
H2-Jnew.book 56 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
後 の フ ァ イ ル を 再 生 し た り、フ ァ イ ル
サ イ ズ を 確 認 し た り し な が ら、最 適 な
ビット レート を探し てみ るとい いでし ょ
う。
6. MP3への変換を実行します。
5. MP3のビットレートを選びます。
ビッ ト レ ー トと は、MP3 フ ァ イ ルの 1
秒間 あ たり の 情報 量 を表 す 数値 で す。こ
の数 値 が 大 き い ほ ど 変換 時 の デ ー タ の
圧縮 率 が 低 くな り ま す。
その 結 果、ビ ッ トレ ー ト が 大き い ほ ど、
高い 周 波 数 ま で 再 生 でき る よ う に な り
ま す が、代 わ り に フ ァ イ ル サ イ ズ は 大
きく な り ま す。ま た、ビ ッ ト レー ト が 小
さ い ほ ど、フ ァ イ ル サ イ ズ が 小 さ く な
る 代 わ り に、再 生 で き る 上 限 の 周 波 数
が低 く な り ます。
MP 3 へ の 変 換 を 実 行 す る に は 、
“ENCODE”にカ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)
キ ー を押 し てく だ さ い。元の フ ァ
イ ル は そ の ま ま で、同 じ フ ォ ル ダ 内 に
“xxxxxxxx.MP3”
(xxxxxxxx = 元 の フ ァ
イル 名)と い う MP3 フ ァ イル が 新 規 作
成さ れ、手 順 3 の 画 面 に 戻 りま す。
なお、同 じフ ォル ダ内 に同 じ名 前のMP3
フ ァ イ ル が あ っ た 場 合、フ ァ イ ル 名 を
変更するように促 す画面が表示され ます。
ビ ッ ト レ ー ト を 変 更 す る に は、“B IT
RATE”にカ ー ソ ル を合 わ せ、5(REC)
キー を 押 し てく だ さ い。
希望 す る ビ ッ ト レ ー トに カ ー ソ ル を 合
わせ、 5(REC)キ ー を押 し て く だ さ
い。ビ ッ トレ ー ト が 確定 し、1 つ 手 前 の
画面 に 戻 り ます。
HINT
5( RE C )キ ー の 代 わ り に 4(MENU)キ ー
を 押す と、ビ ッ トレ ー ト の変 更 はせ ず に1 つ 手
前 の画 面 に戻 り ま す。
“RENAME”に カー ソ ル を 合わ せ て 5
(REC)キ ー を 押し て フ ァ イル 名 を 変 更
する か(→ P50)
、
“CANCEL”に カ ー ソ
ル を 合 わ せ て 5(REC)キ ー を 押 し、
変換 操 作 を 中止 し て く ださ い。
7. トップ画面に戻ります。
ステ レ オ モ ー ド の ト ップ 画 面 が 表 示 さ
れる ま で、繰 り 返 し 4 (MENU)キ ー
を押 し て く ださ い。
理論 的 に は、ビッ ト レ ー ト が128k bps
のと きにFM放 送ク オ リテ ィ、256k bps
のと き にCDクオ リ ティ の 音質 が 得ら れ
ま す(そ れ 以 上 ビ ッ ト レ ー ト を 上 げ て
も、音質 に は あ まり 影 響 し ま せん)。
た だ し、実 際 の 音 質 は 音 楽 の 内 容 や 再
生 環 境 に よ っ て も 左 右 さ れ ま す。変 換
56
ZOOM H2
H2-Jnew.book 57 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
4チャンネルのファイルをステ
レオファイルに変換する
(4チャンネルモードのみ)
4 チ ャン ネ ル モ ー ドで 録 音 し た 2 つ の ステ
レ オ WAV ファ イ ル を、1 つ の ス テ レ オWAV
フ ァ イ ルに 変 換 す る こと が で き ます。
こ の 機 能を 使 え ば、4 チャ ン ネ ルモ ー ド で録
音 し た 素材 の 3D パ ン を 設 定し、前 後 左 右の
バ ラ ン ス を 整 え た 後 で、パ ソ コ ン に 取 り込
ん で オ ーデ ィ オ CD に 焼 く こと が で き ます。
3. ステレオ WAV ファイルに変換する
フ ァ イ ル の ペ アを 選 び ま す。
3(REW)/ 2(FF)キーを 使 っ てス
テ レ オWAVフ ァ イ ルに 変 換 する フ ァイ
5(REC)
ル のペア にカー ソルを 合わ せ、
キ ー を 押し て く だ さい。
画 面 の 最 上 段 に現 在 選 ば れ て い る ファ
イ ル の ペ ア の 名 前 が 表 示 さ れ、選 択 可
能なフ ァイル操作の一覧 が表示されます。
NOTE
・ステレオ WAVファイルに変換する場合、量子化
ビ ッ ト数 / サン プ リ ング 周 波数 は、オ リ ジナ
ル の ファ イ ルと 共 通 とな り ます。
・オーディオ CD を焼くには、通常 44.1kHz /
16bit の WAV フ ァ イ ル が 必 要 で す。こ のた
め、4 チ ャン ネ ル モ ー ド で 録 音 し て、最 後 に
オ ー デ ィ オ CD に 焼 き たい と きは、最 初 に録
音 モ ード と して44.1kHz /16bit を選 択 して
く だ さい(→ P35)
。
4. FILE STEREO ENCODE 画面を呼
び 出 し ま す。
3(REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
“STEREO ENCODE”に カ ー ソ ル を 合
わ せ、5
(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
画 面 が 次の よ う に 変化 し ま す。
1. 4 チャンネルモードのメインメニュ
ー 画 面 を 呼 び 出 しま す。
4 チ ャ ン ネ ル モ ー ド の ト ッ プ 画 面 で、
4( MENU)キー を 押 し てく だ さ い。
HINT
ステ レ オフ ァ イル へ の 変換 を 行う と きに、3D
パン の 設定 を 反映 さ せ るこ と がで き ます。必
要な ら ば、3D パ ン が適 切 に 設定 さ れて い るこ
とを あ らか じ め確 認 し てく だ さい(→ P32)。
2. FILE MENU画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“FILE”に カ ー ソル を 合 わ せ、5
(REC)キ ー を押 し て く ださ い。
5. 3Dパンの設定を変換後のステレオフ
ァイルに 反映させるかどうかを選
択 し ま す。
必 要 な らば、3D パ ン の 設定(前 後 左右
の 音 量 バ ラ ン ス)を 変 換 後 の ス テ レ オ
フ ァイ ル に反 映 させ る こと がで き ます。
こ れ を 行 う に は、上 記 の 画 面 の“3D
PAN”に カ ー ソル を 合 わ せ、5(REC)
キ ー を 押 し て く だ さ い。画 面 が 次 の よ
う に 変 化し ま す。
ZOOM H2
57
H2-Jnew.book 58 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
HINT
5( RE C)キ ー の 代 わ り に 4(MENU)キ
ー を押 す と、
設 定は 変 更 せず に 以前 の 画面 に 戻
り ます。
7. ス テ レ オ フ ァ イ ル へ の 変 換 を 実 行
しま す。
3D パ ン の 設 定 を反 映 さ せ たい と き は、
“ENABLE”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)キー を押 し て く だ さい。変 更 が
確定 し、1 つ 手 前の 画 面 に 戻り ま す。
HINT
・“DISABLE”に設定した場合は、3D パンの設定
が無 効 とな り、2 つ のス テ レオ フ ァ イル が 1:
1の 比 率で ミ ッ クス さ れま す。
・ 5( R EC )キ ー の 代 わ り に 4(MENU)キ
ーを 押 すと、設定 は 変 更せ ず に以 前 の画 面 に
戻り ま す。
ステ レ オ フ ァ イ ル へ の変 換 を 実 行 す る
には、
“ENCODE”に カ ー ソル を 合 わ せ、
5(REC)キー を 押 し て く だ さ い。指
定し た フ ォ ル ダ 内 に“SRxxxFR.WAV”
(xxx = 000 ∼ 499)と いう WAV フ ァ
イ ル が新 規 作 成 さ れ、手 順 3 の 画 面 に
戻り ま す。
なお、同じ フォ ルダ 内に 同じ 名前 のWAV
フ ァ イ ル が あ っ た 場 合、フ ァ イ ル 名 を
変更するように促 す画面が表示され ます。
6. 保存先のフォルダを選びます。
必 要 な ら ば、保 存 先 の フ ォ ル ダ を 指 定
する こ と が でき ま す。こ れ を行 う に は、
手順 4 の 画 面の“SAVE IN”にカ ー ソ ル
を合 わ せ、 5(REC)キー を 押 し て く
だ さ い。保 存 先 の フ ォ ル ダ を 選 択 す る
画面 に 変 わ りま す。
“RENAME”に カー ソ ル を 合わ せ て 5
(REC)キ ー を 押し て フ ァ イル 名 を 変 更
する か(→ P50)
、
“CANCEL”に カ ー ソ
ル を 合 わ せ て 5(REC)キ ー を 押 し、
変換 操 作 を 中止 し て く ださ い。
8. トップ画面に戻ります。
保存 先 の フ ォル ダ(FOLDER 01 ∼ 10)
にカ ー ソ ル を 合 わ せ、5(REC)キ ー
4 チ ャ ン ネ ル モ ード の ト ッ プ 画 面 が 表
示 さ れ る ま で、繰 り 返 し 4 (MENU)
キー を 押 し てく だ さ い。
を 押 し て く だ さ い。変 更 が 確 定 し て 以
前の 画 面 に 戻り ま す。
58
ZOOM H2
H2-Jnew.book 59 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
ファイ ルを操 作する
マークのリストを確認する
録 音 中 に 1 (PLAY/PAUSE)キ ー を 押 す
と、デ ィ ス プ レイ に“MARKxx”(xx = 1 ∼
99)と 表 示 さ れ、 01 ∼ 99 の 番 号 を 持 つ
マ ー ク が作 成 さ れ ま す。こ れら の マ ー クは、
BWF に 対 応し た キュ ー ポイ ン ト とし て 利用
で き ま す(→ P24)
。
ま た、録音 中 に 音 飛び が 発 生 し た場 合 も、音
飛び の発生した位 置にマークが 作成されます。
こ れ ら の マ ー ク が 記 録 さ れ た 時 刻(時 間:
分:秒)を 確 認す る に は、次 のよ う に 操 作し
ま す。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
押 してマ ークの リスト を確 認した いファ
イ ル に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5(REC)
キ ー を 押し て く だ さい。
画 面 の 最 上 段 に現 在 選 ば れ て い る ファ
イ ル の名 前 が表 示 され、選 択 可能 な ファ
イ ル 操 作の 一 覧 が 表示 さ れ ま す。
4. MARK LIST画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キ ーを 繰 り 返 し押
し て“MARK LIST”にカ ー ソ ル を 合わ
せ、5(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
MARK LIST 画 面 が表 示 さ れ、そ の ファ
イ ル に 含 ま れ るマ ー ク の 一 覧 が 確 認で
き ま す。
マークの種類 マーク番号(01∼99)
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU) キー
を 押 し て くだ さ い。
マークされた時刻(時間:分:秒)
通 常の マー クに はマ ークの アイ コン
( )、音飛びエラー により記録 されたマー
2. FILE MENU画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“FILE”に カ ー ソル を 合 わ せ、5
ク に は“ ”の 文 字 が 表 示さ れ ま す。画
面 に 表 示 さ れ てい な い マ ー ク 番 号 の情
報 を 見 るに は、 3(REW)/ 2(FF)
キ ー を 使 っ て 画面 を ス ク ロ ー ル し てく
だ さ い。
(REC)キ ー を押 し て く ださ い。
NOTE
・こ の 画 面 では、時 刻 の 確 認 の みが 行 え ま す。
マ ー クの 削 除、お よび マ ー ク番 号 や時 刻 の変
更 は でき ま せん。
・マークが 99 個記録された状態で音飛びエラー
が 発 生し た 場合 は、
“Data Write Error”と表
示 さ れる だ けで、それ 以 上 マー ク は追 加 され
ま せ ん。
3. マ ー ク の リ ス ト を 確 認 し た い フ ァ
イ ル を 選 択 し ま す。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
ZOOM H2
5. トップ画面に戻ります。
ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰 り 返
し 4(MENU)キ ー を 押し て く だ さい。
59
H2-Jnew.book 60 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
SDカードを操作する
ここ で は、H2 に 挿 入 され た SD カ ー ド の 操作 方 法 に つい て 説 明 しま す。
カードの残り時間を見る
録音 可 能 な SD カ ード の 残 量 を、メガ バ イ ト
単位 ま た は 実時 間 で 確 認 でき ま す。残 量 は、
現 在選 ば れ て い る 動 作 モ ー ド(ス テ レ オ ま
たは 4 チ ャ ンネ ル)、お よ び 録音 モ ー ド(フ ァ
イル フ ォ ー マッ ト、サ ンプ リ ン グ 周波 数、量
子化 ビ ッ ト 数)に応 じ て 変 化 しま す。
NOTE
レ コー ダ ーの 動 作中 に は、
以 下 の操 作 が行 え ま
せ ん。
先 に録 音 / 再生 を 止め て から 操 作し て く
だ さい。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド のト ッ プ 画 面 で、 4(MENU)キ ー
を押 し て く ださ い。
3. CARD REMAIN 画面を呼 び出しま
す。
3(REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
“REMAIN”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)キー を 押し て く だ さい。
CARD REMAIN 画 面 で は、お お ま か な
カー ド の 残 量 を バ ー グラ フ で 表 示 し ま
す。ま た、メ ガ バイ ト 単 位 また は 実 時 間
でも 確 認 で きま す。
おおまかなカードの残量を表すバーグラフ
カードの残量(メガバイト)
カードの残量(時間:分:秒)
2. SD CARD画面を呼び出します。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
押し て“SD CARD”にカ ー ソル を 合 わ
せ、5(REC)キーを 押 し てく だ さ い。
SDカ ー ド を 操作 す るSD CARD 画 面 が
表示 さ れ ま す。
60
4. トップ画面に戻ります。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り返 し 4(MENU)キー を押 し て く だ
さい。
ZOOM H2
H2-Jnew.book 61 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
SD カー ドを操 作する
初 期化 を 確認 す る画 面 が表 示さ れ ます。
カードを初期化する
市 販 の SD カ ー ドや、他 の パ ソコ ン で 初 期化
さ れ た SD カ ー ドを 使 用 す る場 合 は、最 初に
H2 で 初 期 化 す る必 要 が あ りま す。
通 常、こ の よ うな SD カ ー ド を H2 に 挿 入し
た 場 合、H2 を 起 動し た と き に初 期 化 を 促す
画 面 が 表 示 さ れ る の で、改 め て 初 期 化 を行
う 必 要 はあ り ま せ ん。し か し、SD カ ー ドが
挿 入 さ れて い る の に“NO CARD”と表 示さ
れ る 場 合 は、以 下 の 操 作 で 初 期 化 を 行 って
く だ さ い。
初 期 化 を 実 行 す る に は、
“Y ES ”に カ ー
ソ ル を 合 わ せ、 5(REC)キー を 押し
て く だ さ い。初 期 化 を 実 行 し た 後 で、
ト ッ プ 画面 に 戻 り ます。
HINT
NOTE
・初期 化を行うと、そ れまで保存さ れていたデー
タ がす べ て消 去さ れ、復帰 でき な くな りま す。
大 事な デー タを 誤 って 消去 して しま わな いよ
う に、以 下の 操 作は 慎 重 に行 っ てく だ さい。
5( REC)キ ー の 代 わ り に 4(MENU)キー
を押 す と、初 期化 を 中止 し て 1つ 手 前の 画 面に
戻り ま す。
・レ コー ダ ーの 動作 中 には、以 下の 操 作が 行え
ま せ ん。先 に録 音 /再 生 を 止め て から 操 作し
て く ださ い。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU) キー
を 押 し て くだ さ い。
2. SD CARD 画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“SD CARD”にカー ソ ル を 合わ
せ、5(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
SD カ ー ドを 操 作 す るSD CARD 画 面が
表 示 さ れ ます。
3. CARD FORMAT 画 面を呼 び出し 、
初 期 化 を 実 行 し ます。
3( REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
“FORMAT”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)キ ー を押 し て く ださ い。
ZOOM H2
61
H2-Jnew.book 62 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
SDカ ードを 操作す る
SDカードの音飛びについて
動 作 モ ー ド / 録 音 モ ー ド の 組 み 合 わ せ や、
使用 す る SD カ ー ドの 種 類 に よ って は、録 音
中 に SD カ ー ド へ の デ ー タ 転 送 が 間 に 合 わ
ず に、音 飛び し た 状 態 で 録 音 さ れ る こ と が
あり ま す。
音 飛び が 生 じ た 場 合、録 音 中 お よ び 録 音 終
了時 に“Data Write Error”と 表 示さ れ ま す。
下の 表 は、動 作 モ ー ド/ 録 音 モ ード ご と に、
処 理の 重 さ を 表 し た も の で す。処 理 が 重 い
ほ ど音 飛 び が 生 じ や す く な り ま す。音 飛 び
が 起き た 場 合 は、録 音 モ ー ド を よ り 軽 い も
の に切 り 替 え て か ら、録 音 を や り 直 し て く
ださ い。
重い
ステレオモード
4チャンネルモード
WAV96kHz/24bit
WAV48kHz/24bit
WAV44.1kHz/24bit
WAV96kHz/16bit
WAV48kHz/16bit
WAV44.1kHz/16bit
WAV48kHz/24bit
WAV44.1kHz/24bit
WAV48kHz/16bit
WAV44.1kHz/16bit
軽い
MP3
HINT
録 音中 に 音飛 び が発 生 す ると、その 位 置に マ ー
ク が作 成 され ま す。必要 な らば、こ れ らの マ ー
ク が記 録 さ れた 時 刻(時 間:分:秒)を確 認 で
き ます(→ P59)
。
62
ZOOM H2
H2-Jnew.book 63 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
楽器をチューニングする
H2 に は、チ ュ ーナ ー 機 能 が内 蔵 さ れ てお り、内 蔵 マイ ク や [EXT MIC IN] 端 子 /[LINE IN] 端
子 か ら 入力 さ れ る 信 号の チ ュ ー ニン グ が 行 えま す。
チ ュ ー ナー モ ー ド(チュ ー ナ ー の方 式)と して、半 音 単位 で ピ ッ チを 自 動 検 出 する ク ロ マ チッ
クチ ューナー、ギ ター/ベ ースの標 準的なチュ ーナー、
ギタ ーの変則 チューニ ングが利用 できます。
クロマチックチューナーを利用
する
5(REC)キー を押 してく ださ い。チュー
ナ ーの 設 定を 行 うTUNER画 面 が呼 び出
さ れ ま す。
ク ロ マ チ ッ ク チ ュ ー ナ ー は、入 力 さ れ た信
号 の ピ ッ チ を 半 音 単 位 で 自 動 検 出 して、最
寄 り の 音 名 と ピ ッ チ の ズ レ を 表 示 し ま す。
す べ て の 楽器 の チ ュ ー ニ ング や ボ ー カ ルの
ピ ッ チ の確 認 に 利 用 でき ま す。
NOTE
・レ コー ダ ーの 動作 中 には、以 下の 操 作が 行え
ま せ ん。先 に録 音 /再 生 を 止め て から 操 作し
て く ださ い。
・以 下の 操 作を 行う 前 に、チュ ーニ ン グし たい
楽 器が 入力 ソー ス とし て選 ばれ てい るこ とを
確 認 して く ださ い。内 蔵 マ イク 経 由で チ ュー
ニ ン グを 行 うと き は、適 切 なマ イ クパ タ ーン
が 選 ばれ て いる こ と を確 認 して く ださ い。
3. CHROMATIC TUNER 画面を 呼び
出 し ま す。
“CHROMATIC”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キー を押 してく ださ い。チュー
ナ ー モ ード と し て“CHROMATIC”
(ク
ロ マ チ ック)が 選 ば れ、画面 が 次 の よう
に 変 化 しま す。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU) キー
を 押 し て くだ さ い。
4. チューニングを行います。
2. TUNER 画面を呼び出します。
チ ュ ー ニ ン グ し た い 音 を 演 奏 す る と、
ピ ッ チ が 半 音 単 位 で 自 動 検 出 さ れ、最
寄 り の 音名(C、C#、D、D#、E…)と、
基 準 ピ ッ チ に 対す る ズ レ の 幅 が 表 示さ
れ ま す。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“TUNER”に カ ーソ ル を 合 わせ、
ZOOM H2
63
H2-Jnew.book 64 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
楽器を チュー ニング する
音名
ピッチが正確なとき
ピッチが低いとき
ギター/ベース専用チューナー
を利用する
“ CHROMATIC”以 外の チ ュ ー ナー モ ー ド を
選べ ば、ギ タ ー / ベ ー ス に 特 化 し た チ ュ ー
ニン グが 行 えま す。こ れら の チュ ー ナー モ ー
ドで は、チ ュ ー ニ ン グ し た い 弦 の 番 号 を 指
定し て、1 本 ず つ チュ ー ニ ン グを 行 い ま す。
7 弦 ギ タ ーや 5 弦ベ ー ス、お よ びギ タ ー の 変
則チ ュ ー ニ ング に も 対 応し て い ま す。
NOTE
ピッチが高いとき
・ レコ ーダ ー の動 作中 に は、以下 の操 作 が行 え
ませ ん。先 に 録音 / 再生 を 止 めて か ら操 作 し
てく だ さい。
・ 以下 の操 作 を行 う前 に、チ ュー ニン グ した い
楽器 が入 力ソ ース とし て選 ば れて いる こと を
確認 し てく だ さい。内蔵 マ イ ク経 由 でチ ュ ー
ニン グ を行 う とき は、適 切 な マイ ク パタ ー ン
が選 ば れて い るこ と を 確認 し てく だ さい。
画面 を 見 な が ら ピ ッ チを 調 節 し て く だ
さい。
NOTE
音 を鳴 ら して も 画面 が 反 応し な いと き は、
入力
ソ ース の 選択(→ P18)、マ イ クパ タ ーン の 選
択(→ P21)
、入 力 感度 / 録 音レ ベ ルの 設 定(→
P23)が 適切 か どう か を確 認 し てく だ さい。
5. トップ画面に戻ります。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り返 し 4(MENU)キ ー を 押し て く だ
さい。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ドの ト ッ プ 画 面 で、 4 (MENU)キ ー
を押 し て く ださ い。
2. TUNER画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返 し
押し て“TUNER”に カ ー ソル を 合 わ せ、
5(REC)キ ー を 押し て く だ さ い。チ ュ
ーナ ーの 設 定を 行 うTUNER画 面が 呼 び
出さ れ ま す。
3. 希 望 す る チ ュ ー ナ ー モ ー ド を 選 び
ます。
“CHROMATIC”以 外 の チ ュー ナ ー モ ー
ドに カ ー ソ ルを 合 わ せ、5(REC)キ ー
を押 し て く ださ い。
64
ZOOM H2
H2-Jnew.book 65 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
楽器 をチュ ーニン グする
“GUITAR”(ギ タ ー の 標 準 チ ュ ー ニ ン
グ)、
“BASS”
(ベ ー ス の標 準 チ ュ ーニ
ン グ、そ の 他 に ギ タ ー の 変 則 チ ュ ー ニ
ン グ が 選 べま す。
選 択 可 能 な チ ュ ー ナ ー モ ー ド と、各 弦
に 対 応 す る音 名 は、下 の表 の 通 り です。
残 り の 弦 に つ い て も、同 じ よ う に ピ ッ
チ を 調 節し て く だ さい。
5. トップ画面に戻ります。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り 返 し 4(MENU)キ ーを 押 し て くだ
“CHROMATIC”以 外 の チュ ー ナ ー モー
ド で は、チ ュ ー ニ ン グ を 行 う 弦 の 番 号
と、そ の 弦 の音 名 が 表 示さ れ ま す。例え
ば“GUITAR”を選 ん だ 場合、画 面 が次
の よ う に 変化 し ま す。
さ い。
チューナーモード名
弦の番号
音名
4. チューニングを行います。
3(REW)/ 2(FF)キー を 使 って、
チ ュ ー ニ ン グ を行 う 弦 の 番 号 を 指 定し
(そ れ につ れ て音 名 表示 も 変わ り ます)、
そ の 弦 を 開放 弦 で 弾 いて く だ さ い。
画 面 に ピ ッ チ のズ レ が 表 示 さ れ ま すの
で、画 面を 見なが らピ ッチを 調節 します。
チューナーモード
弦番号/
音名
ZOOM H2
GUITAR
BASS
OPEN A
OPEN D
OPEN E
OPEN G
1
E
G
E
D
E
D
DADGAD
D
2
B
D
C♯
A
B
B
A
3
G
A
A
F♯
G♯
G
G
4
D
E
E
D
E
D
D
5
A
B
A
A
B
G
A
6
E
E
D
E
D
D
7
B
65
H2-Jnew.book 66 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
楽器を チュー ニング する
チューナーの基準ピッチを変更
する
H2 が 初 期 状 態 の と き、チ ュ ー ナ ー の 基 準
ピッ チ は 中 央A =440Hz に 設 定 され て い ま
す。この 基準 ピッ チ は中 央A=435∼445Hz
の範 囲 を 1Hz 単 位 で調 節 で き ま す。
NOTE
レ コー ダ ーの 動 作中 に は、
以 下 の操 作 が行 え ま
せ ん。
先 に録 音 / 再生 を 止め て から 操 作し て く
だ さい。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド のト ッ プ 画 面 で、 4(MENU)キ ー
4. 基準ピッチを選択します。
3(REW)/2(FF)キー を 使 っ て、
435(中 央 A = 435Hz)から 445(中
央 A = 445Hz)の範 囲 で 基準 ピ ッ チ を
選択 し、5(REC)キ ー を 押し て く だ さ
い。変 更 し た値 が 確 定 し、TUNER 画 面
に戻 り ま す。
こ こ で 設 定 し た 値 は、す べ て の フ ァ イ
ル、す べ て の 動作 モ ー ド に共 通 で す。こ
の設定値は電源を 切っても保持され ます。
5. トップ画面に戻ります。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り返 し 4(MENU)キ ー を押 し て く だ
さい。
を押 し て く ださ い。
2. TUNER画面を呼び出します。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
押し て“TUNER”に カ ー ソ ルを 合 わ せ、
5(REC)キ ー を 押 して く だ さ い。チ ュ
ーナ ーの 設 定を 行 うTUNER画 面 が呼 び
出さ れ ま す。
3. TUNER CALIB 画面 を呼び 出しま
す。
“CALIB”
にカ ーソル を合 わせ、
5(REC)
キ ー を 押 し て く だ さ い。基 準 ピ ッ チ を
調 節 する TUNER CALIB 画 面 が 呼 び 出
され ま す。
66
ZOOM H2
H2-Jnew.book 67 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
メトロノーム機能を使う
H2 に は、メ ト ロノ ー ム 機 能が 内 蔵 さ れて お り、録 音時 の ガ イ ドリ ズ ム と し て利 用 で き ます。
録 音 中 だけ メ ト ロ ノ ーム を 鳴 ら して 再 生 時 には オ フ に し たり、録音 を 始 め る 前に 前 カ ウ ント
を 鳴 ら した り す る こ とも 可 能 で す。
メトロノーム/前カウントのオ
ン/オフを切り替える
録 音 / 再 生 中 に 鳴 ら す メ ト ロ ノ ー ム 音 や、
録 音 前 に 鳴ら す 前 カ ウ ン トの オ ン / オ フを
切 り 替 え、テ ンポ を 設 定 しま す。
3. メトロノームのオン/オフを切り替
NOTE
レコ ー ダー の 動作 中 には、メ トロ ノ ーム / 前カ
ウン ト のオ ン /オ フ 操作 が 行 えま せ ん。
先 に録
音/ 再 生を 止 めて か ら 操作 し てく だ さい。
え ま す。
5(REC)
“CLICK”にカー ソルを 合わ せ、
キ ー を 押し て、METRONOME CLICK画
面 を 呼 び出 し て く ださ い。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU) キー
を 押 し て くだ さ い。
こ の 画 面 で は、メ ト ロ ノ ー ム を 鳴 ら す
条 件 を“OFF”
(常 にオ フ)、
“O/R”
(録
音 ま た は再 生 中 に オン)、“O”(録 音中
の み オ ン)、“R”(再生 中 の み オン)の
2. METRONOME画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“METRONOME”にカ ー ソ ルを
合 わ せ、 5 (REC)キー を 押 し て くだ
さ い。メ ト ロ ノ ー ム の 設 定 を 行 う
METRONOME 画 面 が 呼び 出 さ れ ます。
中 か ら 選択 し ま す。
い ず れ か の 項 目 に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キ ー を 押 し て く ださ い。変
更 箇 所 が確 定 し、METRONOME 画 面に
戻 り ま す。
4. 前 カ ウ ン ト の オ ン / オ フ を 切 り 替
え ま す。
METRONOME 画 面 で“PRECOUNT”
に カ ー ソ ル を合 わ せ、 5(REC)キー
ZOOM H2
67
H2-Jnew.book 68 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
メトロ ノーム 機能を 使う
を押 し て、METRONOME PRECOUNT
画面 を 呼 び 出し て く だ さ い。
5. メトロノームのテンポを設定します。
METRONOME 画 面 で
“TEMPO”に カ ー
ソル を 合 わ せ、 5 (REC)キー を 押 し
て、METRONOME TEMPO 画 面 を 呼 び
出し て く だ さい。
この 画 面 で は、録 音 の 前 に、前カ ウ ン ト
を 鳴 ら す か ど う か を 切 り 替 え ま す。選
択可 能 な 項 目は 次 の 通 り です。
● OFF
前 カ ウン ト は 鳴 りま せ ん。
● 1∼ 8
指 定さ れ た 拍数 の 前カ ウ ン トが 鳴 り
ま す。
● SPECIAL
次 のよ う な 特殊 な 前カ ウ ン トが 鳴 り
ま す。
こ の 画 面 で は、テ ン ポ の 値 を 設 定 し ま
す。テンポの値 は、
40.0∼250.0(BPM)
の範 囲 を 0.1 単位 で 設 定 でき ま す。
3(REW)/ 2(FF)キーを 使 っ て テ
ンポ の 値 を 設 定 し、5(REC)キ ー を
押 し て く だ さ い。変 更 箇 所 が 確 定 し、
METRONOME 画 面 に 戻 りま す。
HINT
・ どの項目を設定する場合でも、5(REC)キー
の代 わ りに 4(MENU)キーを 押す と、変 更
を破 棄 して METRONOME画 面 に 戻り ま す。
い ず れ か の 項 目 に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キー を 押 し て く だ さ い。変
更箇 所 が 確 定し、METRONOME 画 面 に
戻り ま す。
・ 手順1の前に、再生を始めておくと、メトロノー
ム音 を 聴 きな が ら テン ポ の 設定 が 行 えま す。
ただ し、レコ ー ダ ーの 動 作中 は、メ トロ ノ ー
ムの オ ン/ オ フ操 作 が 行え ま せん の で、先 に
メト ロノ ーム をオ ンに して か らト ップ 画面 に
戻り、改 め て操 作 して く だ さい。
6. トップ画面に戻ります。
HINT
・ メト ロノ ー ムが オフ の とき でも、前 カ ウン ト
だけ 鳴 らす こ とが で き ます。
・ オー トレ コ ード 機能、プ リ レコ ード 機 能が オ
ンの と き、前カ ウ ント の 設 定は 行 えま せ ん。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り返 し 4(MENU)キ ー を押 し て く だ
さい。
用語解説
【BPM(Beat Per Minute)
】
1 分間 当た りに 演奏 さ れる 4分 音符 の数 で、テン ポ を表 す数 値。
68
ZOOM H2
H2-Jnew.book 69 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
メト ロノー ム機能 を使う
メトロノーム/前カウントのオ
プションを利用する
メ トロノ ーム /前カ ウント に使 用する クリッ
ク の 音 色、強 弱 の パ タ ー ン、音 量 レ ベ ル を
設 定 し ます 。
HINT
以下 の 操 作を 行 う前 に、再 生 を始 め て おく と、
メト ロ ノ ー ム 音を 聴 き な が ら音 色 / パ タ ーン
の選 択 や音 量 レベ ル の 設定 が 行え ま す。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、 4(MENU)キ ー
を 押 し て くだ さ い。
2. METRONOME画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“METRONOME”にカ ー ソ ルを
合 わ せ、 5 (REC)キー を 押 し て くだ
さ い。METRONOME 画 面が 呼 び 出 され
ま す。
こ の 画 面 で は、メ ト ロ ノ ー ム / 前 カ ウ
ン ト の ク リ ッ クに 使 用 す る 音 色 を 次の
中 か ら 選択 し ま す。
● BELL
ベル と クリ ッ ク 音を 組 み 合わ せ た通
常の メ ト ロ ノー ム 音
● CLICK
クリ ッ ク 音 のみ
● STICK
ステ ィ ッ ク を叩 く 音
● COWBELL
カウ ベ ル の 音色
● HI-Q
シン セ の ク リッ ク 音
い ず れ か の 項 目 に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キ ー を 押 し て く ださ い。変
更 箇 所 が確 定 し、METRONOME 画 面に
戻 り ま す。
3. メ ト ロ ノ ー ム / 前 カ ウ ン ト に 使 用
す る 音 色 を 選 択 しま す。
“SOUND”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)キ ー を 押 し て、METRONOME
SOUND 画 面 を呼 び 出 し て くだ さ い。
ZOOM H2
4. メ トロ ノー ムの 拍子(強弱 のパ ター
ン)を 選 択 し ま す。
METRONOME 画面 で“PATTERN”に
カ ー ソ ル を 合わ せ、 5(REC)キ ーを
押 し て、METRONOME PATTERN 画面
を 呼 び 出し て く だ さい。
69
H2-Jnew.book 70 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
メトロ ノーム 機能を 使う
HINT
ど の設 定 を変 更 する 場 合 でも、5(REC)キ ー
の 代 わ りに 4 (MENU)キー を 押 す と、変 更
を 破棄 し てMETRONOME 画面 に 戻 りま す。
6. トップ画面に戻ります。
この 画 面 で は、メト ロ ノ ー ムの 拍 子 を、
0/4 ∼ 8/4、6/8(0/4 で は アク セ ン ト
なし)の 中 か ら 選択 し ま す。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り返 し 4(MENU)キ ー を押 し て く だ
さい。
い ず れ か の 項 目 に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キー を 押 し て く だ さ い。変
更箇 所 が 確 定し、METRONOME 画 面 に
戻り ま す。
5. メ ト ロ ノ ー ム / 前 カ ウ ン ト の 音 量
を設 定 し ま す。
METRONOME 画 面 で“LEVEL”に カ ー
ソル を 合 わ せ、 5 (REC)キー を 押 し
て、METRONOME LEVEL 画 面 を 呼 び
出し て く だ さい。
こ の 画 面 で は、メ ト ロ ノ ー ム の 音 量 を
0 ∼ 10 の 範囲 で 設 定 し ます。
3(REW)/2(FF)キー を使 っ て 音
量を 設 定 し、 5(REC)キー を 押 し て
く だ さ い。変 更 箇 所 が 確 定 し、
METRONOME 画 面 に 戻 りま す。
70
ZOOM H2
H2-Jnew.book 71 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2をパソコンとつなぐ
H2 の [USB] 端 子 を パ ソ コン に 接 続 すれ ば、H2 を パ ソコ ン の カ ード リ ー ダ ー やオ ー デ ィ オイ
ン タ ー フェ ー ス と し て利 用 で き ます。
カ ー ド リー ダ ー と し て利 用 す る とき は、H2 内 部の SD カ ー ド をパ ソ コ ン か ら操 作 で き ます。
ま た、オ ー デ ィ オ イン タ ー フ ェ ー ス と して 利 用 す る と き は、H2 か ら入 力 さ れ る 信 号 を 直接
パ ソ コ ンに 録 音 し た り、パソ コ ン か らの 信 号 を H2 経 由 で再 生 で き ます。
カードリーダーとして利用する
H2 の[USB] 端 子を パ ソ コ ンに 接 続 す れば、
H2 を カ ー ド リ ー ダ ー と し て パ ソ コ ン に 認
識 さ せ、H2 内 部 の SD カ ー ドを パ ソ コ ンか
ら 操 作 でき ま す。H2 で 録 音 した 素 材 を パソ
コ ン に 移し て 編 集 し たり、オ ー デ ィオ CD を
焼 い た りす る と き に 便利 で す。
H2 の カ ー ド リ ーダ ー 機 能 は、次 の 動 作 環境
に 対 応 して い ま す。
3. USB 画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“USB”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
■ 対応 OS
・Windows XP
・Windows Vista
・MacOS X(10.2 以降)
1. H2とパソコンを接続します。
H2 の [USB] 端 子(mini USB)と パ ソコ
ン をUSBケ ーブ ルで 接続 して くだ さい。
H2 の電 源 をオ フ にし た まま で[USB]端
子 を パ ソ コン と 接 続 すれ ば、USB バス
パ ワ ー で H2 を 起 動 す る こ と も 可 能 で
す。こ の 場 合 は自 動 的 に 手順 3 の USB
メ ニ ュ ー が表 示 さ れ るた め、手 順 2 と3
の 操 作 は 不要 で す。
4. パソコンに H2を認識させます。
パ ソコ ン にH2を カー ド リー ダー と して
認 識 さ せ る に は、“STORAGE”に カ ー
ソ ル を 合わ せ、5(REC)キ ー を 押 して
く だ さ い。
パ ソ コ ン と H2 が オ ン ラ イ ン 状 態 に な
り、画 面 が 次の よ う に 変わ り ま す。
2. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ画 面 で 4(MENU)キ ーを
押 し て く ださ い。
ZOOM H2
71
H2-Jnew.book 72 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2を パソコ ンとつ なぐ
また、パ ソ コ ン のデ ス ク ト ップ に、H2
のSDカー ド が外 部 記憶 装 置と し て表 示
さ れ、パ ソ コ ン 側 か ら 操 作 可 能 と な り
ます。
SDカー ド に含 まれ る フォ ルダ の 内容 は
次の 通 り で す。
NOTE
・ パソ コン から H2 にオ ーデ ィオ フ ァイ ルを
コピーす る場合、
H2が 対応するファイル フォー
マッ ト、サン プ リ ング 周 波数、量 子 化ビ ッ ト
数の フ ァ イ ル で あ る こ と を 確 認 し て く だ さ
い。これ 以 外の フ ァ イル を H2 に コ ピー し て
も、再生 す るこ と はで き ま せん。
● SYS
H2 の 各 種 設 定 を記 憶 す る フ ァ イ ル
が 格 納さ れ て い ます。
・ 4CHフォルダのファイルは、録音時のファイ
ル名 を 変 更 す る と、認識 で き な く な りま す。
4CHフォル ダから パソ コン にコ ピーし たフ ァ
イル を 元に 戻 すと き は、フ ァ イル 名 を変 更 し
ない で くだ さ い。
● FOLDER01∼ FOLDER10
ス テレ オ モ ード で 録音 し た オー デ ィ
オ フ ァイ ル が 保 存さ れ て い ます。
・ 4チャンネルモードでは、常にフロント/リア
の2つ の ステ レ オ ファ イ ルを 1組 と して 扱 い
ます。パソ コ ンに 取 り込 ん で トリ ミ ング な ど
の操 作 を行 う とき は、こ れ ら 2つ の ファ イ ル
を同 時 に編 集 して く だ さい。
● 4CH
4 チ ャ ン ネ ル モー ド で 録 音し た オ ー
ディ オフ ァイ ルが 保存 されて いま す。
NOTE
NOTE
・ ファ イル 名に 半角 英数 字以 外 を含 むフ ァイ ル
はH2 では 動 作対 象 外 にな り ます。
・ 市販 の SD カー ド リー ダー /ラ イタ ー など で
ファ イ ル 名を 変 更 する と、H2 で 認識 さ れ な
くな る こと が あり ま す ので ご 注意 く ださ い。
SYS フ ォル ダ の 内 容を 入 れ 替 えた り、削 除 し
た りす る こと は 絶 対に お 止め く ださ い。H2 が
正 常に 起 動で き な くな り ます。
6. H2とパソコンの接続を解除します。
5. パソコンと H2 との間で、オーディ
接 続 を 解 除 す る と き は、パ ソ コ ン 側 で
オン ラ イ ン 状態 を 解 除 して く だ さ い。
オフ ァ イ ル を や り 取 り しま す。
H2のオ ー ディ オフ ァ イル をパ ソ コン に
移す に は、パソ コ ン に 表示 さ れ る H2 の
ア イ コ ン を ダ ブ ル ク リ ッ ク し て 開 き、
FOLDER01 ∼ FOLDER10 フ ォ ル ダ、
4CHフ ォ ルダ か ら 目的 の フ ァ イル を パ
ソコ ン の ハ ー ド デ ィ スク に ド ラ ッ グ &
ドロ ッ プ で コピ ー し て く ださ い。
ま た、パ ソ コ ン か ら H2 に オ ー デ ィ オ
ファ イ ル を 移す 場 合 は、FOLDER01 ∼
FOLDER10 フ ォ ルダ、
4CH フォ ル ダ に
オーデ ィオフ ァイ ルをド ラッグ &ドロ ッ
プで コ ピ ー して く だ さ い。
● Windowsの場合
タ ス クト レ イ か ら“ハ ード ウ ェ ア の
安 全 な 取 り 外 し”を 選 び、取 り 外 す
デ バイ ス と し て H2 を 選び ま す。
● Macintoshの場合
H2 の ア イ コ ン を 選 び 、ゴ ミ 箱 に ド
ラ ッグ & ド ロ ッ プし ま す。
7. トップ画面に戻します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り返 し 4(MENU)キ ー を押 し て く だ
さい。
72
ZOOM H2
H2-Jnew.book 73 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2 をパソ コンと つなぐ
NOTE
・USBバスパワーで起動している場合、手順 4の
画 面 よ り前 の 画 面に 戻 る こと は で きま せ ん。
ト ッ プ 画 面 に 戻 る に は、USB ケ ー ブ ル を抜
い て 電源 を 切り、H2 の [POWER] スイ ッ チを
オ ン にし て 通常 の 方 法で 起 動し て くだ さ い。
・パ ソコ ン側で 接続 を解除 せず に 4(ME NU)
キ ー を押 す と、強制 的 に接 続 が 解除 さ れ、パ
ソ コ ン側 に エラ ー が 表示 さ れま す。フ ァ イル
の 破 損を 防 ぐた め に も、解 除の 操 作は 必 ずパ
ソ コ ン側 か ら行 っ て くだ さ い。
オーディオインターフェースと
して利用する
こ こ で は、H2 をパ ソ コ ン の オー デ ィ オ イン
タ ー フ ェ ース と し て 利 用す る 方 法 に つ いて
説 明 し ます。
オ ーデ ィオイ ンタ ーフ ェー ス機能 につ
いて
H2 の オ ー デ ィオ イ ン タ ー フェ ー ス 機 能は、
次 の 動 作環 境 に 対 応し て い ま す。
■ 対応 OS
・Windows XP
・Windows Vista
・MacOS X( 10.2以 降)
■ 量子化ビット数
16bit
■ サンプリング周波数
44.1kHz/ 48kHz か ら 選択 可 能
H2 を オ ー デ ィ オ イ ン タ ー フ ェ ー ス と し て
パ ソ コ ンに 認 識 さ せれ ば、H2 の 入 力 信 号を
パ ソ コ ン に 直 接 録 音 し た り、パ ソ コ ンの 再
生 信 号 を H2 の [PHONES/LINE OUT] 端子
か ら 出 力し た り で きま す。
パ ソ コ ン で 録 音 / 再 生 を 行 う には、 別途 に
専 用 の ソ フ ト ウ ェ ア が 必 要 で す。操 作方 法
は、ソ フトウ ェア の説 明書を ご参 照く ださい。
用語解説
【オ ーデ ィ オ イン タ ーフ ェ ース】
オー ディ オ信 号 をパ ソコ ンに デー タ とし て取 り込 んだ り、パソ コ ンの 音声 デー タを オ ーデ ィオ 信号
とし て外 部に 出 力す る機 器。
【USB バ スパ ワ ー】
USBケ ーブ ルを 通じ て、パ ソコ ン本 体か ら接 続 した 機器 に電 源を 供 給す る仕 組み。
ZOOM H2
73
H2-Jnew.book 74 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2を パソコ ンとつ なぐ
HINT
・ H2は、2チャンネルの入出力が可能なオーディ
オイ ン ター フ ェー ス と して 認 識さ れ ます。
・ H2 をオーディオイ ンターフェース として使用
し て い る と き も、ロ ー カ ッ ト フ ィ ル タ ー、
AGC/ コ ンプ レ ッ サー / リミ ッ ター、チ ュ
ーナ ー など の 機能 が 利 用で き ます。
接続前 の準 備
ここ で は、H2 を オ ー ディ オ イ ン ター フ ェ ー
スと し て 利 用 す ると き に 必 要 な設 定 に つ い
て説 明 し ま す。
1. H2の [USB] 端子とパソコンを USB
ケー ブ ル で 接 続 し て く ださ い。
H2の 電源 を オフ に した ま ま で[USB]端
子を パ ソ コ ンと 接 続 す れ ば、USB バ ス
パ ワ ー で H2 を 起 動 す る こ と も 可 能 で
す。この 場 合 は 自動 的 に 手 順 3 の USB
メニ ュ ー が 表示 さ れ る た め、手順 2 と 3
の操 作 は 不 要で す。
2. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ドの ト ッ プ 画面 で 4(MENU)キ ー を
押し て く だ さい。
こ の 画 面 で は、次 の 設 定 や 操 作 を 行 い
ます。
● FREQUENCY
H2 を オ ー デ ィオ イ ン タ ー フ ェ ー ス
と して 動 作さ せ る とき の サ ンプ リ ン
グ 周波 数 を 設 定 しま す。
● CONNECT
こ の 項 目 に カ ー ソ ル を 合 わ せ、 5
(REC)
キ ー を 押 す と、H2が オ ー デ ィ
オ イン タ ーフ ェ ー スと し て パソ コ ン
に 認識 さ れ ま す。
5. サンプリング周波数を選択します。
サ ン プ リ ン グ 周 波 数 を 変 更 す る に は、
“FREQUENCY”にカ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キ ー を押 し て、FREQUENCY
画面 を 表 示 させ て く だ さい。
3. USB画面を呼び出します。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
押 し て“USB”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キー を 押 し てく だ さ い。
4. USB AUDIO I/F 画面を表示させま
この 画 面 で、3(REW)/ 2(FF)キ ー
す。
3(REW)/ 2(FF) キ ー を 使 っ て
“AUDIO I/F”にカ ーソ ル を 合 わせ、5
を使 って サン プ リン グ周 波数(44.1kHz
/ 48kHz)を 選 び、5(REC)キ ー を
(REC)キー を 押し て く だ さ い。
74
押 す と、選 択 内 容 が 確 定 し て、U S B
AUDIO I/F 画面 に 戻 り ます 。
ZOOM H2
H2-Jnew.book 75 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2 をパソ コンと つなぐ
HINT
5( RE C)キ ー の 代 わ り に 4(MENU)キー
を押 す と、変 更箇 所 を破 棄 し て1 つ 手前 の 画面
に戻 り ます。
NOTE
H2 の サン プ リ ング 周 波数 は、パ ソ コン 側 で設
定し た サ ン プ リン グ 周 波 数 と必 ず 一 致 さ せて
くだ さ い。設定 が 異な る 場合、パ ソ コン と の通
信が 正 常に 行 えま せ ん。
6. トップ画面に戻ります。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り 返 し 4(MENU)キ ーを 押 し て くだ
さ い。
NOTE
USB バ ス パワ ー で 起 動 し て い る場 合、手 順 4
の AUDIO I/F 画 面 よ り 手前 の 画 面 に は 戻 れま
せん。こ の 場 合 は、USB ケ ー ブ ル を 抜 い て電
源を 切 り、H2 の [POWER] ス イ ッ チ を オ ンに
して 通 常の 方 法で 起 動 して く ださ い。
押 し て くだ さ い。
3. USB 画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“USB”に カ ー ソ ル を 合 わ せ、
5(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
4. USB AUDIO I/F 画面を表示させま
す。
3(REW)/ 2(FF)キ ー を 押 し て
“AUDIO I/F”にカー ソ ル を合 わ せ、5
(REC)キ ーを 押 し て く ださ い。
5. パソコンに H2を認識させます。
パ ソ コ ンに H2 を 認 識さ せ る に は、3
(REW)/ 2(FF)キ ー を 繰 り 返し 押
し て“CONNECT”に カ ー ソ ル を 合 わ
せ、 5(REC)キ ー を 押 し ま す。デ ィ
ス プ レ イに は USB AUDIO I/F 画 面 が表
示 さ れ ます。
レベルメーター
オ ーデ ィオ インタ ーフ ェー ス機 能を
有 効に する
H2 を オ ー デ ィ オ イ ン タ ー フ ェ ー ス と し て
利 用 す るに は、次 の よ う に操 作 し ま す。
1. H2 の [USB] 端子とパソコンを USB
ケ ー ブ ル で 接 続 して く だ さ い。
H2 の電 源 をオ フ にし た まま で[USB]端
子 を パ ソ コン と 接 続 すれ ば、USB バス
パ ワ ー で H2 を 起 動 す る こ と も 可 能 で
す。この 場 合 は 手順 2 と 3 の 操 作 は 不要
で す。
こ の 画 面 が 表 示 さ れ る と 、H2 が オ ー
デ ィ オ イ ン タ ーフ ェ ー ス と し て パ ソコ
ン に 認 識 さ れ ま す。画 面 中 央 の レ ベ ル
メ ー タ ーに は、録 音 時 は入 力 レ ベ ル、再
生 時 に は出 力 レ ベ ルが 表 示 さ れ ます。
HINT
2. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ画 面 で 4(MENU)キ ーを
ZOOM H2
H2を 通じ て オー デ ィオ 信号 の 入出 力 を行 うに
は、
パソ コン側で も適切 なオーデ ィオイ ンターフ
ェー ス を選 択 する 必 要 があ り ます。
詳し い 操作 は、
パ ソ コ ンで 使 用す る ソフ ト ウェ
アの 説 明書 を ご参 照 く ださ い。
75
H2-Jnew.book 76 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2を パソコ ンとつ なぐ
6. 入 力 ソ ー ス の 選 択、入 力 感 度 / 録
キー を 押 す たび に 切 り 替わ り ま す。
音レ ベ ル の 設 定 を 行 い ます。
● 入力ソースの選択
入 力 ソ ー ス を 選 択 す る に は、H2 の
レ コー ダ ー を利 用 する と き と同 じ よ
う に 操作 し ま す(→ P 18)
。た だ し、
内 蔵 マ イ ク を 使 用 す る 場 合、
SURROUND 4CH の マ イ ク パ タ ー
ン は 選択 で き ま せん。
● 入力感度の設定
内 蔵 マ イ ク ま た は [EXT MIC IN] 端
子 に接 続 さ れた 外 付け マ イ クを 使 用
す る 場合 は、[MIC GAIN] スイ ッ チ を
使 用 して 入 力 感 度 を設 定 し ま す。操
作 方 法 は、H2 の レ コ ー ダ ー を 利 用
す る とき と 同 じ です(→ P15)
。
● 録音レベルの設定
上記 の画 面が 表示 され ている とき に、
3(REW)/ 2(FF) キー を 押 し
て、録 音 レ ベ ル を 設 定 し ま す。操 作
方 法 は、H2 の レ コ ー ダ ー を 利 用 す
る と きと 同 じ で す(→P 16)
。
録音レベル
7. USB AUDIO I/F MENU画面を表示
させ ま す。
USB AUDIO I/F 画面 が 表 示 され て い る
とき に 4(MENU)キ ー を 押す と、USB
AUDIO I/F MENU 画面 が表 示さ れま す。
な お、こ の 2 つ の 画 面 は 4 (MENU)
76
H2がオ ー ディ オイ ン ター フェ ー スと し
て動 作 し て い ると き、USB AUDIO I/F
MENU 画 面 で は、以 下の 機 能 が 利 用 で
きま す。
● LO CUT
ロ ーカ ッ トフ ィ ル ター の オ ン/ オ フ
を 切り 替 え ま す。操 作 方法 は、H2 の
レ コー ダ ーを 利 用 する と き と同 じ で
す(→ P38)
。
● AGC/COMP
AGC/ コン プレ ッ サー /リ ミ ッタ ー
の 中か ら 利用 し た い機 能 と その 設 定
を 選 び ま す。操 作 方 法 は、H2 の レ
コ ーダ ー を利 用 す ると き と 同じ で す
(→ P37)
。
● TUNER
チ ュ ーナ ー を 使 用 しま す。操 作 方 法
は、H2 の レ コ ー ダ ー を 利 用 す る と
き と同 じ で す(→ P63)
。
● PLUG-IN
プ ラグ イ ンパ ワ ー のオ ン / オフ を 切
り 替 え ま す。操 作 方 法 は、H2 の レ
コ ーダ ー を利 用 す ると き と 同じ で す
(→ P80)
。
● INPUT
入 力信 号 のオ ン / オフ を 切 り替 え ま
す。こ れ を 行 うに は、
“INPUT”に カ ー
ソ ルを 合 わ せ て 5(REC)キ ー を 押
ZOOM H2
H2-Jnew.book 77 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
H2 をパソ コンと つなぐ
し、表 示 さ れた 画 面 で“ON”ま たは
“OFF”
にカーソルを 合わせ、
5(REC)
キー を 押 し ます。INPUT を オ フ に切
り替 え る と、入 力 信 号が 無 効 に なり、
パソ コ ン から の 出力 の み が有 効 にな
りま す。
8. パソコンとの接続を解除します。
パ ソコ ンと の接 続 を解 除す るに は、USB
AUDIO I/ F MENU 画 面 で カ ー ソ ル を
“EXIT”に合 わ せ、5(REC)キー を押
し て く だ さい。
パ ソコ ンと の接 続 が解 除さ れる と、USB
画 面 に 戻 りま す。
HINT
USB バ スパ ワ ー で起 動 し て いる 場 合、カ ーソ
ルを“EXIT”に 合わ せ て 5(REC)キー を押
して 接 続を 解 除す る と きに、設 定 内容 が 保存
され ま す。
9. トップ画面に戻します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 が 表 示 さ れ る ま で、繰
り 返 し 4(MENU)キ ーを 押 し て くだ
さ い。
NOTE
USB バ ス パワ ー で 起 動 し て い る場 合、手 順 4
の AUDIO I/F 画 面 よ り 手前 の 画 面 に は 戻 れま
せん。こ の 場 合 は、USB ケ ー ブ ル を 抜 い て電
源を 切 り、H2 の [POWER] ス イ ッ チ を オ ンに
して 通 常の 方 法で 起 動 して く ださ い。
ZOOM H2
77
H2-Jnew.book 78 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
その他の機能
ここ で は、H2 の そ の 他の 機 能 に つ いて 説 明 し ます。
ます。
日付/時刻を設定する
3. 日付/時刻を変更します。
H2 で は、内 蔵 カ レ ン ダー の 日 付 /時 刻 を 設
定 でき ま す。こ こ で 設 定 し た カ レ ン ダ ー を
基 準に し て、録 音 す る フ ァ イ ル に 日 付 / 時
刻が 記 録 さ れま す。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド のト ッ プ 画 面 で、 4(MENU)キ ー
3(REW)/ 2(FF)キーを 使 っ て 変
更 し た い 数 値 に カ ー ソ ル を 移 動 さ せ、
5(REC)キ ー を 押し て く だ さ い。カ ー
ソル の あ る 数 値 が ハ イラ イ ト 表 示 さ れ
ます。こ の 表 示は、数 値 が 変更 可 能 で あ
るこ と を 表 して い ま す。
ハイライト表示された数値
を押 し て く ださ い。
3(REW)/ 2(FF)キ ー を使 っ て カ ー
ソ ル 位 置 の 数 値 を 変 更 し、 5(REC)
2. DATE/TIME画面を呼び出します。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
押し て“DATE/TIME”にカ ーソ ル を 合
わせ、5(REC)キー を 押 し てく だ さ い。
キー を押 し て変 更 を確 定 して くだ さ い。
同じ よ う に 他 の 数 値も 変 更 し て く だ さ
い。
4. 日付/時刻の設定を確定します。
3(REW)/2(FF)キー を 使 っ て、
OK ボタ ン を ハ イ ラ イ ト表 示 さ せ、 5
カーソル
(REC)キー を押 し て く ださ い。日 付 /
時 刻 の 設 定 が 確 定 し、メ イ ン メ ニ ュ ー
画面 に 戻 り ます。
OKボタン
こ の 画 面 で は、数 値 の 下 に 表 示 さ れ る
アン ダ ー ラ イ ン が カ ーソ ル と し て 働 き
78
ZOOM H2
H2-Jnew.book 79 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
その他 の機能
モニター機能を利用する
OKボタン
5. トップ画面に戻ります。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ画 面 が 表 示さ れ る ま で、4
(MENU)キーを 繰 り 返 し押 し て く ださ
い。
H2 が 初 期 状 態の と き、入 力 信号 の レ ベ ルを
モ ニ タ ー す る に は、レ コ ー ダ ー を 録 音待 機
状 態 ま た は録 音 状 態 に しな け れ ば な り ませ
ん。し か し、必要 な ら ば、レ コー ダ ー の 状態
に か か わ らず 常 に 入 力 信号 を モ ニ タ ー でき
る よ う に設 定 で き ます。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU)キ ー
を 押 し てく だ さ い。
NOTE
H2 に AC ア ダプ タ ーが 接 続 され て いな い とき
に電 池 を抜 き、1 ∼2 分 放置 し て おく と、日付
/ 時刻 の 設 定 が リ セ ッ ト さ れ ま す。そ の 後に
H2 の 電源 を オ ンに す ると、リセ ッ トし た こと
を伝 え るメ ッ セー ジ が 表示 さ れま す。
2. MONITOR画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“MONITOR”にカー ソ ル を 合わ
せ、5(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
こ の 画 面 で は、モ ニ タ ー 機 能 の オ ン /
オ フ 切 り 替 え が で き ま す。選 択 可 能 な
条 件 は、次 の通 り で す。
● ON
入力 信 号を 常 に モニ タ ー する こ とが
可能 で す。
● OFF
レコ ー ダー が 録 音待 機 ま たは 録 音状
態以 外 の と き には、入 力 信 号 の モニ
ター を 行 い ませ ん。
ZOOM H2
79
H2-Jnew.book 80 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
その他 の機能
3. 入 力 信 号 を モ ニ タ ー す る 条 件 を 選
びま す。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
5(REC)
押し て 希 望 する 条 件 を 選 び、
キ ー を 押 し て く だ さ い。選 択 内 容 が 確
定し、メ イ ン メ ニュ ー 画 面 に戻 り ま す。
HINT
5(REC)キーの 代 わり に 4 (MENU)キー
を 押す と、変 更 箇所 を 破 棄し て 1つ 手 前の 画 面
に 戻り ま す。
外部マイクに電源を供給する
(ステレオモードのみ)
H2の[EXT MIC IN]端 子に プラ グ イン パワ ー
対応 マ イ ク を接 続 す る とき は、H2 か ら 電 源
( DC2.5V)を供 給 で き ま す。プ ラ グ イ ン パ
ワー の オ ン / オ フ を 切 り 替 え る に は、次 の
よう に 操 作 しま す。
NOTE
こ の操 作 はス テ レオ モ ー ドで の み行 え ます。
4. トップ画面に戻ります。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ドの ト ッ プ 画面 が 表 示 さ れる ま で、4
(MENU)キ ー を 繰り 返 し 押 して く だ さ
い。
1. ス テ レ オ モ ー ド の メ イ ン メ ニ ュ ー
画面 を 呼 び 出 し ま す。
ス テ レ オ モ ー ド の ト ッ プ 画 面 で、 4
(MENU)キー を 押 し てく だ さ い。
2. PLUG-IN POWER 画面を 呼び出し
ます。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返 し
押 し て“PLUG-IN”にカ ー ソ ル を 合 わ
せ、5(REC)キ ー を 押 して く だ さ い。
3. プ ラ グ イ ン パ ワ ー の オ ン / オ フ を
切り 替 え ま す。
/ 2(FF)
キー を使 っ て“ON”
3(REW)
また は“OFF”
(初 期 設 定値)を 選 び、5
(REC)キー を押 し て く ださ い。オ ン /
オフの切り替えが 確定し、
メインメニ ュー
画面 に 戻 り ます。
80
ZOOM H2
H2-Jnew.book 81 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
その他 の機能
HINT
5(REC)キー の 代わ り に 4(MENU)キー
を押 す と、変 更箇 所 を破 棄 し て1 つ 手前 の 画面
に戻 り ます。
4. トップ画面に戻ります。
ス テ レ オ モ ー ドの ト ッ プ 画 面 が 表 示さ
れ る ま で、 4(MENU)キ ー を 繰 り返
し 押 し て くだ さ い。
ディスプレイのコントラストを
調節する
デ ィ ス プ レイ の コ ン ト ラス ト を 調 節 す るに
は、次 の よ うに 操 作 し ます 。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU)キ ー
を 押 し てく だ さ い。
2. CONTRAST画面を呼び出します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“CONTRAST”にカー ソ ル を合
わ せ、 5(REC)キー を 押 し て く ださ
い。コ ン ト ラス ト の 設 定値 (1 ∼ 8)が
表 示 さ れま す。
3. コントラストを調節します。
3(REW)/ 2(FF)キ ー を 使 っ て
コ ン ト ラス ト の 値 を変 更 し、5(REC)
キ ー を 押 し て く だ さ い。調 節 し た 値 が
確 定し、メイ ンメ ニュ ー画面 に戻 ります。
HINT
5(REC)キー の 代わ り に 4(MENU)キー
を押 す と、変 更箇 所 を破 棄 し て1 つ 手前 の 画面
に戻 り ます。
4. トップ画面に戻ります。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ップ 画 面 が 表示 さ れ る ま で、4
(MENU)キ ー を 押 して く だ さ い。
ZOOM H2
81
H2-Jnew.book 82 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
その他 の機能
常 にバ ッ ク ラ イ トが 点 灯 し ます。
バックライトのオン/オフを設
定する
H2 が 初期 状 態 の とき、最 後 に キ ーを 操 作 し
てか ら 15 秒 経つ と、バッ ク ラ イ トが オ フ に
な りま す。オ フ に な る ま で の 時 間 を 長 く し
た り、常 時オ ン ま た は 常 時 オ フ に 設 定 し た
りす る こ と も可 能 で す。
● OFF
バ ック ラ イ ト は 点灯 し ま せ ん。
3. バックライトの設定を行ないます。
3(REW)/ 2(FF)キ ー を使 っ て バ ッ
クラ イ ト の 動作 を 選 び、5(REC)キ ー
を 押 し て く だ さ い。選 択 し た 項 目 が 確
定し、メ イ ン メニ ュ ー 画 面に 戻 り ま す。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ド のト ッ プ 画 面 で、 4(MENU)キ ー
を押 し て く ださ い。
2. LIGHT画面を呼び出します。
3(REW)/2(FF)キー を繰 り 返 し
押し て“LIGHT”に カ ー ソル を 合 わ せ、
5(REC)キー を 押 し てく だ さ い。
HINT
5 (REC)キーの 代 わり に 4(MENU)キ ー
を 押す と、変 更 箇所 を 破棄 し て 1つ 手 前の 画 面
に 戻り ま す。
4. トップ画面に戻ります。
ステ レオ モー ドま たは4 チャ ンネ ルモ ー
ドの ト ッ プ 画面 が 表 示 され る ま で、4
(MENU)キー を 押 し てく だ さ い。
こ の 画 面 で は、バ ッ ク ラ イ ト の 動 作 を
選 択 し ま す。選 択 可 能 な 項 目 は 次 の 通
りで す。
● 15sec(初期設定)
最 後 に キー を 操 作 し て か ら 15 秒 で
オ フ にな り ま す。
● 30sec
最 後 に キー を 操 作 し て か ら 30 秒 で
オ フ にな り ま す。
● ON
82
ZOOM H2
H2-Jnew.book 83 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
その他 の機能
イ ン メ ニュ ー 画 面 に戻 り ま す。
電池の種類を指定する
HINT
H2 で は、電 池 の 残量 が デ ィ スプ レ イ に 表示
さ れ ま す。こ の 表 示 を よ り 正 確 な も の にす
る た め に、以 下 の 方 法 で ご 使 用 に な る 電池
の 種 類 を指 定 し て く ださ い。
1. メインメニュー画面を呼び出します。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ッ プ 画 面 で、4(MENU) キー
5(REC)キー の 代わ り に 4(MENU)キー
を押 す と、変 更箇 所 を破 棄 し て1 つ 手前 の 画面
に戻 り ます。
4. トップ画面に戻ります。
ス テレ オモ ード また は4チ ャン ネル モー
ド の ト ップ 画 面 が 表示 さ れ る ま で、4
(MENU)キ ー を 押 して く だ さ い。
を 押 し て くだ さ い。
2. BATTERY TYPE 画面を呼び出しま
す。
3(REW)/ 2(FF)キーを 繰 り 返し
押 し て“BATTERY”にカー ソ ル を 合わ
せ、5(REC)キ ー を 押し て く だ さい。
選 択 可能 な電 池 の種 類 は次 の 通り です。
● ALKALI(初期設定)
アル カ リ 電池 ま たは オ キ シラ イ ド電
池を 使 用 す ると き に 選 択 しま す。
● Ni-MH
充電 し て 再利 用 する ニ ッ ケル 水 素蓄
電池 を 使 用 する と き に 選 択し ま す。
3. 電池の種類を選択します。
3(REW)/ 2(FF)キーを 使 っ て電
池 の 種 類 を 選び、 5(REC)キ ー を押
し て く だ さい。電 池 の 種類 が 確 定 し、メ
ZOOM H2
83
H2-Jnew.book 84 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
その他 の機能
キーホールド機能を設定する
システムソフトウェアを更新
する
H2 で は、録 音 中 の 誤 操 作 な ど を 防 ぐ た め
に、ほ と んど の 操 作 子 を 一 時 的 に 無 効 に で
きま す(キ ー ホ ール ド 機 能)。キ ーホ ー ル ド
機 能を 有 効 に す る に は、次 の よ う に 操 作 し
ます。
SD カ ード と パ ソ コン を 使 え ば、お 客 様 ご 自
身でH2の シ ステ ムソ フ トウ ェ アを バー ジ ョ
ンア ッ プ で き ま す。バ ー ジ ョ ン ア ッ プ を 行
うに は、以 下 の よう に 操 作 して く だ さ い。
1. H2を再生または録音状態にします。
1. ズー ム の W e b サ イ ト
キ ー ホ ー ル ド 機 能 を 有 効 に す る と、ほ
と ん ど の 操 作 が 行 え な く な り ま す。こ
の た め、キ ー ホ ー ル ド 機 能 を 解 除 す る
まで、こ の 状 態 が維 持 さ れ ま す。
2. キーホールド機能を有効にします。
4(MENU)キ ー を 押 し、デ ィ ス プ レ
イ に“Key Hold”と 表 示 さ れ る ま で 押
し続 け て く ださ い。
キ ー ホ ー ル ド 機 能 を 有 効 に す る と、
[POWER] ス イ ッ チ、[MIC GAIN] ス イ ッ
チお よ び 4(MENU)キ ー 以外 の す べ
ての 操 作 子 が無 効 と な り ます。
キ ー ホ ー ル ド 機 能 が 有 効 な 間 は、い ず
れ か の キー を 押 す と デ ィ ス プ レ イ が 2
秒間 次 の よ うに 変 わ り ま す。
(http://www.zoom.co.jp/)から最
新のシステムソフトウェア をダウ
ンロ ー ド し ま す。
2. シ ス テ ム ソ フ ト ウ ェ ア を パ ソ コ ン
からSDカ ー ド にコ ピ ー して く だ さ
い。
パソ コン とH2を 接 続す る 方法 につ い て
は「カ ー ド リ ー ダ ー と し て 利 用 す る」
(→P71) をご 参 照 く ださ い。
3. VERSION UP画面を表示させます。
手順 2 の SD カ ード を H2 に 挿 入 し、1
(PLAY/PAUSE)キー を 押 し な がら H2
の電 源 を 入 れて く だ さ い。
次の よ う な 画面 が 表 示 され ま す。
現在のバージョン
更新後のバージョン
3. キーホールド機能を無効にします。
4(MENU)キ ー を 押 し、デ ィ ス プ レ
イに“Released”と 表 示さ れ る ま で 押
し続 け て く ださ い。
4. バージョンアップを実行します。
3(REW)/ 2(FF)キ ー を使 っ て カ ー
ソ ル を OK に 合 わ せ、 5(REC)キ ー
を押 し て く ださ い。
84
ZOOM H2
H2-Jnew.book 85 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
その他 の機能
デ ィ スプ レ イが 次 のよ う に変 わ り、バー
ジ ョ ン ア ップ が 実 行 され ま す。
バ ー ジ ョ ン ア ッ プ が 終 了 す ると
“Complete!”と 表 示 さ れ ま す。電 源 を
入 れ 直 す と、新 し い バ ー ジ ョ ン で 起 動
し ま す。
ZOOM H2
85
H2-Jnew.book 86 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
仕様
レコーダー
ステレオモード
4CHモード
トラック
2
4
同時録音トラック
2
4
同時再生トラック
2
4
録音時間
4GB(SDHC)
約 380分
(WAV44.1kHz/16bit ステレオトラック)
約 68時間
(MP3 44.1kHz/128kbps ステレオトラック)
※録音時間は目安です。条件により多少短くなることがあります。
最大録音ファイルサイズ
ロケート
2GB
時/分 /秒
Audioファイル編集
名前編集、削除、録音ファイルサイズ確認、録音日付確認、分割、
ノーマライズ
その他機能
MP3 エンコード、A-Bリピート、ローカット、
AGC/コンプレッサー/リミッター、マーカー機能
チューナー
クロマチック、ギター、ベース、オープン A/D/E/G、DADGAD
メトロノーム
メトロノーム音源
5
変拍子
アクセントなし、1/4 ∼8/4、6/8
テンポ
A/D変換
40.0∼ 250.0BPM
24ビット
128倍オーバーサンプリング
D/A変換
24ビット
128倍オーバーサンプリング
記録メディア
SDカード(16MB ∼2GB)、SDHCカード (4GB)
データタイプ
フォーマット
WAV
<録音/再生>
量子化ビット数
16/24bit
サンプリング周波数
44.1kHz、48kHz、96kHz (ステレオモード)
44.1kHz、48kHz (4CHモード)
フォーマット
MP3 (ステレオモード)
<録音>
86
ビットレート
48、56、64、80、96、112、
128、160、192、224、256、
320kbps、VBR
サンプリング周波数
44.1kHz
ZOOM H2
H2-Jnew.book 87 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
仕様
<再生>
ビットレート
32、40、48、56、64、80、96、
112、128、160、192、224、
256、320kbps、VBR
サンプリング周波数
ディスプレイ
44.1kHz、48kHz
128 ×64ドット
フルドット LCD(バックライト付)
入力
LINE IN
EXT MIC IN
ミニステレオフォーンジャック
入力インピーダンス
10kΩ
入力レベル
−10dBm
ミニステレオフォーンジャック(プラグインパワー対応 :2.5V)
入力インピーダンス
20kΩ
入力レベル
L
−20dBm
M
−30dBm
H
−40dBm
内蔵ステレオマイク
W-XYステレオマイク
MIC GAIN
出力
+1.5dB
M
+17dB
H
+27dB
PHONES/LINE OUT
ライン
フォン
USB
L
出力負荷インピーダンス
10kΩ以上
定格出力レベル
−10dBm
15mW+15mW (負荷 32Ω時)
USB 2.0FULL speed
マスストレージクラス動作、オーディオインターフェース動作
各USB機能はUSB バスパワーでの動作可能
電源
ACアダプター DC9V、300mA (ズームAD-0006)
電池
単 3乾電池 2本
連続録音時間
4時間
連続再生時間
4.5時間
外形寸法
63.5(W) ×110(D)×32(H)mm
重量
110g
*0dBm=0.775Vrms
ZOOM H2
87
H2-Jnew.book 88 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
故障かな?と思われる前に
H2 の 動作 が お か しい と 感 じ ら れた と き は、ま ず次 の 項 目 を確 認 し て く ださ い。
録音/ 再生 のト ラブ ル
◆ 音が出ない、もしくは非常に小さい
・モ ニ タ ー シ ス テ ム の 接 続、お よ び モ ニ
ターシステムの 音量を確認してく ださい。
・H2 の 音 量 が 下 が っ て い な い か 確 認 し
てく だ さ い。
◆ 録音した音が聞こえない、もしくは非常
に小さい
・内 蔵 マ イ ク を 使 用 し て い る 場 合 は、マ
イク を 向 け る 方 向 と マイ ク パ タ ー ン が
適 切 か ど う か を 確 認 し て く だ さ い(→
P21)
。
・[M I C GA I N] ス イ ッチ の 設 定 を確 認 し
てく だ さ い(→ P15)
。
・録音 レ ベ ル の 設 定 が 適切 か ど う か を 確
認し て く だ さい(→ P16)。
・[LINE IN] 端子にCD プレーヤーなどを接
続 し て い る と き は、接 続 し た 機 器 の 出
力レ ベ ル を 上げ て み て く ださ い。
◆ 録音できない
・スロットに SD カードが挿入されている
こと を 確 認 して く だ さ い。
・ディスプレイに“Key Hold”と表示され
る と き は、キ ー ホ ー ル ド 機 能 が 有 効 に
な っ て い ま す。キ ー ホ ー ル ド 機 能 を 無
効に し て く ださ い(→ P84)
。
◆ 4チャンネルモードで再生したときの音
量バランスがおかしい
・3 D パ ン の 設 定 を 確 認 し 、 必 要 な ら ば
設定 を リセ ット し てく だ さい(→P32)。
その他 のト ラブ ル
◆ USB端子をパソコンに接続しても認識
されない
・対応 OS が適切かどうかを確認してくだ
さい(→ P71)
。
・H2をパソコンに認識させるためには、H2
側で 接 続操 作 を行 う 必要 が あり ま す(→
P71)
。
◆ 内蔵マイク/外付けマイクが使用できな
い、マイクパターンが選択できない
・[EXT MIC IN] 端子または [LINE IN] 端子
に 機 器 が 接 続 さ れ て い る 場 合、内 蔵 マ
イ ク が 無 効 と な り、マ イ ク パ タ ー ン は
選 択 で き ま せ ん。接 続 し た 機 器 を す べ
て外 し て く ださ い。
・[LINE I N]端子に機器が接続されて いる場
合、[EXT MIC IN] 端子 が 無 効 と な り ま
す。
88
ZOOM H2
H2-Jnew.book 89 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
エラーメッセージ一覧表
カード関連のメッセージ
No Card
No File
原因
SDカード が装着さ れてい ない
操作対 象となる 有効な ファイ ルがない
Card Format Error!
SDカード のフォー マット に失敗 した / カー ド
が正常 に認識で きない
Card Full!
録音時 などにカ ードの 容量が いっぱい になっ た
File name exists!
対処法
SDカード を装着し 電源を 入れ直 してくだ
さい
※
ファイ ル名を変 更しよ うとし た時、同一の 名前 別のフ ァイル名 に変更 してく ださい
のファ イルが既 に存在 してい た
Stop Recorder!
再生・録音 動作中に は入れ ないメ ニューに 入ろ レコー ダーをス トップ してか ら操作し てく
うとし た
ださい
Card Protected
SDカード がライト プロテ クトさ れていま す
SDカード のライト プロテ クトス イッチを
解除し てくださ い
フォー マットが 不正な SDカード が装着さ れて
いる
この画 面で“YES”を選 択しRECキー を押
すと、デー タを消去 し再初 期化を おこない
ます
Format Card?
Now Recording!
録音動 作中、録音待 機中に 入れな いメニュ ーに 録音を 停止して から操 作して ください
入ろう とした
File Create Error!
録音を 開始しよ うとし てファ イル作成 に失敗 し
た
※
Card Error!
File Protected
File Rename Error!
カード エラーが 発生し た
ファイ ルメニュ ーの操 作で、読み 取り専用 の
ファイ ルに書き 込もう とした
PCな どでフ ァイルの 読み取 り専用 属性を
外して ください
ファイ ル名変更 の際に、空 白のフ ァイル名 など 使えな い文字を 削除し てくだ さい
不正な ファイル 名が指 定され た
Card Write Error
録音以 外のカー ド書込 み時の エラーメ ッセー ジ
Card Read Error !
ファイ ル読み込 み時に 発生し たエラー のメッ
セージ
Data Write Error
SDカード へのデー タ転送 が間に 合わず、録音
結果が 音飛びし てしま った
※
録音モ ードのサ ンプリ ング周 波数を下 げる
かビッ ト長を小 さくし てくだ さい
※ カード関 連のエ ラーメ ッセージ が頻発 する場 合は、カード の不良 が考え られます。
その他 のメッセージ
RESET DATE/TIME
原因
対処法
内蔵の カレンダ ー時計 が電池 切れのた めリセ ッ 内蔵カ レンダー 時計の 日時を 合わせて くだ
さい カ レンダー 時計の 動作に は電池が 必要
トされ た
です
Low Battery!
電池電 圧が低下 してい る
新しい 電池に交 換して くださ い
Please Power Off
電源OFF処 理が終 了した
電源SWを OFFしてく ださい
Please pull out external input
Only Built-in MIC is active
Invalid File!
ZOOM H2
外付け マイク/ 外部機 器が接 続されて いると き
は、マイク パターン が選択 できな い
[EXT MIC IN] 端子/ [LINE IN]端 子から 外
付けマ イク/外 部機器 を取り 外してく ださ
4チャン ネルモ ードで は、内蔵マイ クのみ が有
い
効なの に、外付けマ イク/ 外部機 器が接続 され
ている
不正な ファイル を操作 しよう とした
正しい ファイル を使用 してく ださい
89
H2-Jnew.book 90 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
索引
【数字・英字】
3Dパン ................................ 32
4チ ャン ネル モード ......6, 27
再生.................................. 31
ステレオファイルへの変換
......................................... 57
セットアップ例 .............. 29
バランスの調節(3Dパン)
......................................... 32
マイクパターンの選択... 27
フォルダの内容 .............. 72
USB
オーディオインターフェー
スとして使用 .................. 73
カードリーダーとして使用
......................................... 71
USB バス パワ ー ................. 73
WAV ..................................... 36
WAVファイル→ MP3の
変換 ................................. 55
A-Bリピ ート 機能 ............... 46
AGC...................................... 37
BWF...................................... 24
MARK .......................... 24, 59
[MIC ACTIVE]インジケーター
WAVファイル→ MP3の
変換.................................. 55
録音モードの選択 .......... 35
[PLAY/REC]イ ンジケ ータ ー
.................16, 17, 23, 30
4チャンネルモード ........31
ステレオモード............... 25
サ ラウン ド .............................. 6
サ ンプリ ング 周波 数........... 36
シ ステム ソフ トウ ェアの 更新
.......................................... 84
収 音角度 ................. 5, 19, 21
再生 ..................................25
【あ行】
オ ーデ ィオイ ンタ ーフ ェース
......................................... 73
オ ート レコー ド機 能 .......... 39
オ フマ イク .......................... 20
オ ンマ イク .......................... 20
セットアップ例...... 19, 20
マイクパターンの選択 ...21
録音 ..................................23
録音モードの選択........... 35
接 続 ....................................... 10
設 置 ....................................... 12
......................................... 22
MP3 ..................................... 35
再生
ス テレオ モー ド ............. 5, 18
録音.................................. 29
録音モードの選択 .......... 35
【さ行】
セ ットア ップ 例
【か行】
外 部機 器の録 音 .....6, 10, 20
キ ーホ ールド 機能 .............. 84
キ ュー ポイン ト(マー カー)
......................................... 24
4チャンネルモード ........29
ステレオモード...... 19, 20
外 付けマ イク ......... 5, 10, 20
プラグインパワーの
オン/オフ ......................80
コ ンプ レッサ ー .................. 37
SDカー ド ....................11, 47
音飛びについて .............. 62
残量の表示 ...................... 60
初期化.............................. 61
90
ZOOM H2
H2-Jnew.book 91 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
索引
【た行】
分割 ..................................53
チ ューナ ー機 能................... 63
ファ イル フォ ーマッ ト ......36
基準ピッチ ...................... 66
フォ ルダ の選 択...................48
デ ィスプ レイ のコ ントラ スト
.......................................... 81
電池
種類の指定 ...................... 83
プラ グイ ンパ ワーの
オン /オ フ........................... 80
プリ レコ ード 機能............... 42
プレ イモ ード....................... 45
電池の挿入 ...................... 11
動 作モー ド ........................... 14
ト ップ画 面
【ま行】
マー クの リス ト...................59
4チャンネルモード........ 28
マイ クパ ター ン...................21
ステレオモード............... 18
メト ロノ ーム 機能............... 67
モニ ター 方法 の選択 .......... 79
【な行】
内 蔵マイ ク ........ 5, 6, 19, 29
【ら行】
入 力感度 ...............15, 23, 29
リミ ッタ ー........................... 37
ノ ーマラ イズ ....................... 54
量子 化ビ ット 数...................36
ロー カッ トフ ィルタ ー ......38
【は行】
バ ックラ イト のオ ン/オ フ
録音
4 チャンネルモード .......29
.......................................... 82
ステレオモード .............. 23
日 付/時 刻を 設定 する....... 78
録音 モー ド........................... 35
フ ァイル ...............................47
サンプリング周波数 .......36
削除.................................. 52
ファイルフォーマット
情報の表示 ...................... 49
......................................... 36
選択.................................. 48
量子化ビット数 .............. 36
名前の変更 ...................... 50
録音 レベ ル........... 15, 24, 30
ノーマライズ ..................54
ZOOM H2
91
H2-Jnew.book 92 ページ 2007年7月10日 火曜日 午後5時32分
株式 会社ズーム
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-11-2 イトーピア岩本町二丁目ビル2階
ホームページ http://www.zoom.co.jp
H2 - 5010-2
ZOOM H2 カンタン録音ガイド
1
H2の電源を入れましょう
内蔵マイクパターン選択のヒント!
録音したい対象やシチュエーションによってマイク
パターンを切り替えると効果的です。
[POWER]スイッチをONにします。
2 5 (REC)キーを押してH2を録音待機状態にします
FRONT 90
90゜
楽器単体やソロボーカルの録音
[PLAY/REC]インジケーターが
赤く点滅
REAR 120
3
[MIC GAIN]スイッチで入力感度を調節します
120゜
空気感も含めて広い対象を録音
入力レベルをモニターできます。
4
もう一度
5
SURROUND
(REC)キーを押し、録音を開始します
赤い点灯に変わります。
H2の前後の音を同時に収音
バンドリハーサルの録音など
5 5 (REC)キーを押し、録音を停止します
野外での録音時は風防を装着しましょう
風によるマイクの吹かれ雑音を
軽減できます。
録音ファイル先頭に戻ります。
6 1 (PLAY/PAUSE)キーを押し、録音したファイルを再生します
ファイルの先頭、
または1つ前の
ファイルを選択
次のファイルを
選択
押し続けると
早送り
押し続けると
巻き戻し
[PLAY/REC]インジケーターが
緑に点灯
再生/一時停止
Rec Guide-J-2
録音時の左右の位置について
H2が初期状態のとき、ステレオ/サラウンド録音を行うと、H2に向かって演奏するユーザーから見た左右の位置を基準にして、
定位が設定されます。このため、H2をユーザーとは逆の位置にある音源に向けて録音するときは、ユーザーから見た左右の位置
と、録音内容を再生するときの左右の位置が逆転します。
H2をユーザー自身に向けて録音するとき
FRONT90°
L
R
H2をユーザーとは逆の位置にある音源に向けて録音するとき
REAR120°
L
R
R
L
FRONT90°
ユーザーの位置から見た左右の定位と、録音内容を再生するときの
左右の定位が一致します。
L
R
※上記設定はSDカードに保存されます。また、
この機能は内蔵マイクにのみ有効です。
R
L
REAR120°
ユーザーの位置から見た左右の定位と、録音内容を再生するときの
左右の定位が逆転します。
L
R