Download (IDE) ユーザーズガイド

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本書は製品とと もに大切に保管してください
3
NEC Express サ ー バ
Express5800 シ リ ー ズ
N8103−73
ディスクアレイコントローラ(IDE)
ユーザーズガイド(取扱説明書)
まえがき
このたびは、本ディスクアレイコントローラをお買い上げいただきまことにありがとうご
ざいます。
本 書 は 、 N8103-73 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ (IDE)( 以 下 「 本 装 置 」 と 呼 び ま す ) を
正しく、安全に設置、使用するための手引きです。本装置を取り扱う前に必ずお読みくだ
さい。また、本装置を使用する上でわからないこと、不具合が起きたときにもぜひご利用
ください。本書は、必要な時にすぐに参照できるように必ずお手元に保管してください。
本装置を取り付ける基本処理装置本体(以下「基本装置」と呼びます)の取り扱いにつ
いての説明は、基本装置に添付のユーザーズガイドを参照してください。また、本装置を
取 り 扱 う 前 に 「 安 全 上 の ご 注 意 」、「 使 用 上 の ご 注 意 」 を 必 ず お 読 み く だ さ い 。
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商標について
・ Microsoft と そ の ロ ゴ お よ び 、Windows、Windows NT、MS、MS-DOS は 米 国 Microsoft 社
の米国およびその他の国における登録商標です。
・ LSI Logic、 MegaRAID®、 WebBIOS TM 、 Power Console Plus TM は 米 国 LSI Logic 社 の 商 標
です。
・ i960 は 米 国 Intel 社 の 登 録 商 標 で す 。
・ ESMPRO®は 、 日 本 電 気 株 式 会 社 の 商 標 で す 。
ご注意
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
NECの許可なく複製・改変などを行うことはできません。
本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、
記載もれなどお気づきのことがありましたら、お買い求めの販売店にご連絡くださ
い。
運用した結果の影響については(4)項にかかわらず責任を負いかねますのでご了
承ください。
iii
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このユーザーズガイドは、必要なときすぐに参照できるよう、お手元に置いておくように
し て く だ さ い 。「 安 全 上 の ご 注 意 」 お よ び 「 使 用 上 の ご 注 意 」 を 必 ず お 読 み く だ さ い 。
安全上のご注意
∼必ずお読みください∼
本装置を安全に正しくご使用になるために必要な情報が記載されています。
安全にかかわる表示について
本装置を安全にお使いいただくために、このユーザーズガイドの指示に従って操作
してください。
このユーザーズガイドには本装置のどこが危険か、指示を守らないとどのような危
険に遭うか、どうすれば危険を避けられるかなどについて説明されています。
ユ ー ザ ー ズ ガ イ ド で は 、危 険 の 程 度 を 表 す 言 葉 と し て 、「 警 告 」と「 注 意 」と い う 用
語を使用しています。それぞれの用語は次のような意味を持つものとして定義され
ています。
指示を守らないと、人が死亡する、または重傷を負うおそれ
があることを示します。
指示を守らないと、火傷やけがなどを負うおそれや物的損害
を負うおそれがあることを示します。
危険に対する注意・表示は次の7種類の記号を使って表しています。それぞれの記
号は次のような意味を持つものとして定義されています。
一般的な注意の喚起
この記号は一般的な注意を表します。
発煙・発火に関する注意
の喚起
この記号は発煙・発火の注意を表します。
感電に関するの注意の喚
起
この記号は感電の注意を表します。
一般的な行為の禁止
この記号は一般的な行為の禁止を表しま
す。
分解禁止
この記号は分解の禁止を表します。
一般的な行為の強制
この記号は一般的な行為の強制を表しま
す。
プラグを抜く
この記号はプラグを抜く行為の強制を表
します。
iv
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安全上のご注意
本装置を安全にお使いいただくために、ここで説明する注意事項をよく読んでご理
解し、安全にご活用ください。記号の説明については巻頭の『安全にかかわる表示
について』の説明を参照してください。
人命や高度な信頼性を必要とする業務には使用しない
本 装 置 は 、医 療 機 器 、原 子 力 設 備 や 機 器 、航 空 宇 宙 機 器 、輸 送 設 備
や 機 器 な ど 人 命 に 関 わ る 設 備 や 機 器 、お よ び 高 度 な 信 頼 性 を 必 要 と
する設備や機器などへの組み込みや制御等の使用は意図されてお
り ま せ ん 。こ れ ら 設 備 や 機 器 、制 御 シ ス テ ム な ど に 本 装 置 を 使 用 さ
れ 、人 身 事 故 、財 産 損 害 な ど が 生 じ て も 、当 社 は い か な る 責 任 も 負
いかねます。
分解・修理・改造はしない
本 書 に 記 載 さ れ て い る 場 合 を 除 き 、絶 対 に 分 解 し た り 、修 理・改 造
を 行 っ た り し な い で く だ さ い 。本 装 置 が 正 常 に 動 作 し な く な る ば か
りでなく、感電や火災の危険があります。
ぬれた手で電源プラグを持たない
本 装 置 の 取 り 付 け・取 り 外 し の 場 合 は 、ぬ れ た 手 で 基 本 装 置 の 電 源
プラグの抜き差しをしないでください。感電する恐れがあります。
基本装置のユーザーズガイドをよく読んで作業を行う
基 本 装 置 へ の 取 り 付 け / 取 り 外 し の 際 は 、基 本 装 置 の ユ ー ザ ー ズ ガ
イドをよく読んで作業を行ってください。
指定する機器以外に接続しない
NEC が 指 定 す る 機 器 以 外 に は 接 続 し な い で く だ さ い 。 指 定 以 外 の
機器や規格以外のインタフェースを持つ機器は取り付けることが
できても、本装置および接続した機器が正常に動作しないばかり
か、故障するおそれがあります。
<次頁に続く>
v
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基本装置の電源コードを抜かずに、本装置およびケーブルの取り
付け・取り外しをしない
本装置およびケーブルの取り付け・取り外しを行う前に基本装置
の 電 源 ス イ ッ チ を OFF に し て 、電 源 プ ラ ブ を コ ン セ ン ト か ら 抜 い
て く だ さ い 。電 源 ス イ ッ チ を OFF に し て も 、電 源 プ ラ グ を 差 し 込
んだままだと電気が基本装置内部に流れています。このまま基本
装置内部の部品に触れると感電するおそれがあります。
信号ケーブルを不適切に使用しない
・本装置添付のケーブル以外は使用しない
・汚れたまま、および破損したケーブルは使用しない
・ケーブルを折り曲げない
・中途半端に接続しない
・ケーブル部を持って引き抜かない
・ケーブルに機械的なストレスや熱を加えない
上記の注意を無視しますと、ショート・故障・感電・火災の原因
となります。
電源コードのコード部を持って引き抜かない
基本装置の電源コードの抜き差しは、コード部を持って引っ張ら
ないでください。コードが傷み、感電や火災の原因となります。
<設置後および運用中の注意>
煙や異臭、異音がしたり、破損したりしたまま使わない
万一、破損したり、煙、異臭、異音などが生じたりした場合は、
直 ち に 基 本 装 置 の 電 源 ス イ ッ チ を OFF に し て 電 源 プ ラ グ を コ ン
セントから抜いてください。その後販売店にご連絡ください。そ
のまま使用すると火災の原因となります。
本装置の近くで携帯電話やPHSを使用しない
本装置が影響を受けた場合、誤動作やデータ損失の原因となりま
す。
vi
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使用上のご注意
∼装置を正しく動作させるために∼
本 装 置 を 使 用 す る と き に 注 意 し て い た だ き た い こ と を 次 に 示 し ま す 。こ れ ら の 注 意 を
無 視 し て 、 本 装 置 を 使 用 し た 場 合 、 資 産 (デ ー タ や そ の 他 の 装 置 )が 破 壊 さ れ る お そ れ
がありますので必ずお守りください。
● 本 装 置 は Express5800 シ リ ー ズ に IDE 機 器 を 接 続 す る た め の デ ィ ス ク ア レ イ コ ン
トローラです。他の目的では使用しないでください。
●本装置は大変デリケートな電子装置です。本装置を取り扱う前に、基本装置の金
属フレーム部分などに触れて身体の静電気を逃がしてください。本装置の取り扱
いは端の部分を持ち、表面の部品やコネクタと接続する部分には触れないように
してください。また、本装置を落としたり、ぶつけたりしないでください。
●本装置のコンフィグレーションを行った後は、必ずフロッピィーディスクへのコ
ンフィグレーション情報のバックアップを行ってください。また、運用中にコン
フ ィ グ レ ー シ ョ ン 情 報 が 変 わ っ た 場 合 ( ス タ ン バ イ リ ビ ル ド が 実 行 さ れ た 、 etc)
もコンフィグレーション情報のバックアップを行ってください。
詳 し く は 、 本 製 品 添 付 の CD-ROM 「 N8103-73 Disk Array Controller(IDE)
Management Software」 (136-175610-532)の 中 の 、「 Power Console Plus TM ユ
ーザーズマニュアル」を参照してください。
( フ ァ イ ル 名 : ¥manual¥PCP_manual.pdf)
●ディスクアレイを構成する場合、同容量/同回転数/同一規格のハードディスク
を使用してください。
電波障害自主規制について
こ の 装 置 は 、 情 報 処 理 装 置 等 電 波 障 害 自 主 規 制 協 議 会 ( VCCI) の 基 準 に 基 づ
く ク ラ ス B 情 報 技 術 装 置 で す 。こ の 装 置 を 家 庭 環 境 で 使 用 す る と 電 波 妨 害 を 引
き 起 こ す こ と が あ り ま す 。こ の 場 合 に は 使 用 者 が 適 切 な 対 策 を 講 ず る よ う 要 求
されることがあります。
vii
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梱包箱の中身について
梱包箱の中には本装置以外に色々な付属品が入っています。添付の構成品表を参照し、全
ての付属品が揃っていることを確認してください。万一、足りないものや損傷しているも
のがあった場合には、本装置をご購入された販売店にご連絡ください。
保証について
本 装 置 に は「 保 証 書 」が 添 付 さ れ て い ま す 。「 保 証 書 」は 販 売 店 で 所 定 事 項 を 記 入 し お 渡 し
しますので、記載内容をご確認の上、大切に保管してください。保証期間中に故障した場
合 に は 、「 保 証 書 」の 記 載 内 容 に 基 づ き 無 償 修 理 致 し ま す 。保 証 後 の 修 理 に つ い て は 、ご 購
入された販売店もしくはご契約されているNEC保守サービス会社にご相談ください。
製品寿命について
本装置の製品寿命は5年です。
補修用部品の保有期間は、製造打ち切り後5年となっています。
第三者への譲渡について
本装置を第三者に譲渡(または売却)する時には、必ず本書を含む全ての添付品をあわせ
て譲渡(または売却)してください。
ソフトウェアに関しては、譲渡した側は一切の複製物を所有しないこと。また、インスト
ールした装置から削除した後、譲渡すること。
輸送について
本 装 置 を 輸 送 す る 際 は 、「 第 1 章 概 要 」 を 参 考 に 基 本 装 置 か ら 本 装 置 を 取 り 出 し 、 本 装 置
とすべての添付品を購入時の梱包箱に入れてください。
データの保管について
オペレータの操作ミス、衝撃や温度変化等による装置の故障によってデータが失われる可
能性があります。万一に備えて、ハードディスクに保存されている大切なデータは、定期
的にバックアップを行ってください。
viii
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廃棄について
本 装 置 の 廃 棄 に つ い て は 、各 自 治 体 の 廃 棄 ル ー ル に 従 っ て 分 別 廃 棄 し て 下 さ い 。詳 し く は 、
各自治体にお問い合わせ下さい。
本書について
本 書 は 、 WindowsNT な ど の オ ペ レ ー テ ィ ン グ シ ス テ ム や キ ー ボ ー ド 、 マ ウ ス と い っ た 一
般的な入出力装置などの基本的な取り扱いについて十分な知識を持ったユーザを対象とし
て記載されています。
ix
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目
次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
安全上のご注意 ∼必ずお読みください∼
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
安全にかかわる表示について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
安全上のご注意
・・・・・・・・・・・・・・
使用上のご注意 ∼装置を正しく動作させるために∼
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
梱包箱の中身について
保 証 に つ い て ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
製 品 寿 命 に つ い て ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第三者への譲渡について
輸 送 に つ い て ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
データの保管について
廃 棄 に つ い て ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本 書 に つ い て ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第1章
概要
1 . 仕 様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 . 本 装 置 の 特 徴 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.各部の名称と機能
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.ハードウェアのセットアップ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.1.作業フロー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 2 . IDE ケ ー ブ ル に チ ャ ネ ル ラ ベ ル を 貼 付
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 3 . IDE ケ ー ブ ル の フ ォ ー ミ ン グ
4 . 4 . 本 装 置 に IDE ケ ー ブ ル を 接 続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.5.ハードディスクの取り付け
4 . 6 . 本 装 置 に HDD LED コ ネ ク タ を 接 続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.7.本装置の取り付け
4 . 8 . ハ ー ド デ ィ ス ク へ の IDE ケ ー ブ ル の 接 続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 9 . OS イ ン ス ト ー ル に つ い て ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 10. そ の 注 意 事 項 に つ い て ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2章
ⅲ
ⅲ
ⅳ
ⅵ
ⅶ
ⅶ
ⅶ
ⅶ
ⅶ
ⅶ
ⅷ
ⅷ
1- 1
1- 2
1- 3
1- 6
1- 6
1- 7
1- 8
1-10
1-11
1-12
1-13
1-14
1-16
1-19
コンフィグレーション機能
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.コンフィグレーションの手順
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 . Consistency Check 機 能
x
2- 1
2- 2
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第3章
フォルトトレラント機能
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 . Configuration on DISK(COD)機 能
2 . リ ビ ル ド 機 能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.クリティカルブート機能
第4章
3- 1
3- 2
3- 3
Configuration Utility
1 . Configuration に 必 要 な 基 礎 知 識 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 . 1 . パ ッ ク / ア レ イ ( Pack/ Array) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.2.ディスク状態
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.3.ストライピング
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.4.ストライプサイズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 . 5 . RAID
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.6.パリティ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.7.ロジカルドライブ/システムドライブ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.8.ライトスルー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.9.ライトバック
1 . 10. イ ニ シ ャ ラ イ ズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 . 11. ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ 状 態
1 . 12. リ ビ ル ド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 . 13. リ ビ ル ド の 割 合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 . 14. ホ ッ ト ス ペ ア / ス タ ン バ イ デ ィ ス ク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 . 15. ス パ ン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 . Configuration Utility の 起 動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 . 1 . MegaRAID® Configuration Utility の 起 動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 . 2 . MegaRAID® Configuration Utility の 終 了
3 . メ ニ ュ ー ツ リ ー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.1.設定一覧
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.各設定値
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.3.出荷設定変更について
4 . Configuration Utility 操 作 手 順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 1 . Configuration の 新 規 作 成 / 追 加 作 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.2.マニュアルリビルド
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.3.ホットスペアの設定
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 4 . Consistency Check
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 5 . SPAN の 設 定 方 法
4 . 6 . そ の 他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
xi
4- 1
4- 1
4- 2
4- 2
4- 2
4- 2
4- 6
4- 6
4- 6
4- 6
4- 7
4- 7
4- 7
4- 7
4- 8
4- 8
4- 9
4- 9
4-10
4-11
4-11
4-13
4-13
4-14
4-14
4-20
4-22
4-24
4-25
4-30
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第5章
Consistency Check のスケジュール実行手順
1 . 実 行 条 件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.コマンドプロンプトの起動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.スケジュールコマンドの入力
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.1ディレクトリ移動
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.コマンド入力
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.スケジュールパラメータ及び実行の確認
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.1.パラメータ初期値設定の確認
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.2.パラメータ設定後の確認
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.3.スケジュール実行抑止の確認
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.4.スケジュール実行開始の確認
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 5 . Consistency Check 開 始 の 確 認
4 . 6 . Consistency Check 実 行 経 過 の 確 認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 7 . Consistency Check 正 常 終 了 の 確 認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 . 8 . Consistency Check 異 常 終 了 ( ア ボ ー ト ) の 確 認 ・・・・・・・・・・・・・
第6章
5- 1
5- 2
5- 3
5- 3
5- 3
5- 7
5- 8
5- 9
5-10
5-11
5-12
5-13
5-13
5-14
運用・保守
1 . 保 守 サ ー ビ ス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 . 予 防 保 守 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3 . 本 装 置 の 交 換 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.1.本装置の交換手順
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.コンフィグレーション情報の自動保存
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.3.コンフィグレーション情報の手動保存
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.4.本装置交換時の注意事項
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.トラブルシューティング
xii
66666666-
1
1
2
2
3
4
6
7
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<本書の記号について>
本書の中には次の3種類の記号を使用しています。それぞれの記号は次のような意味をも
つものとして定義されています。
装置を取り扱う上で、守らなければいけないことや、特に注意すべき点を示
します。
装置を取り扱う上で、確認をしておく必要がある点を示します。
知っておくと役に立つ情報や便利なことを示します。
xiii
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第1章
概要
本装置を初めてお使いになる場合は、この章からお読みください。
ここでは、本装置の特徴ならびにセットアップについて説明します。
1.仕様
項 目
IDE コ ネ ク タ 数
キャッシュ容量
プロセッサ
PCI バ ス
PCI コ ネ ク タ
最 大 PCI バ ス 転 送 レ ー ト
デバイスインターフェース
最 大 IDE デ ー タ 転 送 レ ー ト
RAIDレベル
基本装置への最大搭載数
最 大 HDD 接 続 台 数
Pack 内 中 の 最 大 HDD 台 数
最大ロジカルドライブ数
仕 様
内 部 4 Channel
16MB
Intel i960RS
PCI2.2 準 拠
ユ ニ バ ー サ ル / 32Bit
132MB/sec
Ultra ATA/100 対 応
100MB/sec
0, 1, 5
1枚
4台
4台
40Logical drives/ controller
外形寸法
126(幅 )×181(奥 行 )X22(高 )mm
ブラケットを含む
PCI ハ ー フ カ ー ド
質量
動作電圧
消費電力
約 0.135kg
5V
4.9W
温 度 10℃ ∼ 35℃
湿 度 20% ∼ 80%
5V/0.98A
動作環境
1−1
備 考
ATA コ ネ ク タ 40pin
100MHz
33MHz
1 台 / channel
結露しないこと
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2.本装置の特徴
N8103-73 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ( IDE)は Ultra ATA/100 が 内 部 に 4 チ ャ ネ ル
搭 載 さ れ て い ま す 。 デ ー タ 転 送 速 度 は 、 1 チ ャ ネ ル あ た り 最 大 で 100MB/ 秒 で あ り 、
低コスト、高パフォーマンスを実現。
・ 最 大 100MB/ 秒 の IDE デ ー タ 転 送
・ 16MB の 3.3V SDRAM キ ャ ッ シ ュ メ モ リ を 内 蔵 。(キ ャ ッ シ ュ メ モ リ は 読 み
取 り と 書 き 戻 し の キ ャ ッ シ ュ 格 納 と RAID 5 の パ リ テ ィ 生 成 に 使 用 し ま す )
・ RAID の 設 定 デ ー タ を 保 存 す る NVRAM( 32KB)
・ サウンドを使用した警告
・ 独 立 し た DRAM バ ス
・ 1 ボ ー ド あ た り 最 大 4 台 の IDE デ バ イ ス を 接 続 可 能 ( 1 チ ャ ネ ル 当 た り 1
台)
・ 1 ボ ー ド あ た り 最 大 40 個 の ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 作 成 可 能
・ RAID レ ベ ル の 0, 1, 5 を サ ポ ー ト
・ SPAN 設 定 可 能 ( RAID10 の み 、 最 大 Span Depth: 2)
・ 最 大 256 コ マ ン ド の 同 時 読 み 出 し が 可 能
・ わかりやすいユーザー定義設定による複数ドライブの再構築と一貫性チェ
ックのサポート
・ すべてのロジカルドライブにおける任意のストライプサイズ設定のサポー
ト
・ 障害発生ドライブの自動検出
・ 異常となっているハードディスクを自動的に排他するクリティカルブート
機能をサポート
注 : PCI ホ ッ ト プ ラ グ 機 能 に は 未 対 応 。
本装置を使用する場合、基本装置の休止状態やスタンバイ状態へは移行できま
せん。
1−2
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3.各部の名称と機能
本 装 置 及 び IDE ケ ー ブ ル の 各 部 の 名 称 を 以 下 に 説 明 い た し ま す 。
(本装置表面)
CHANNEL 1
CHANNEL 1
⑤ ⑥
①
②
⑦
③
④
CHANNEL 1
CHANNEL 3
CHANNEL 2
CHANNEL 4
⑧
⑨
⑩ ⑪
(本装置裏面)
:::::::::::::
:::::::::::::
CHANNEL 3
CHANNEL 1
:::::::::::::
:::::::::::::
CHANNEL 4
CHANNEL 2
⑫
1−3
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①
内 部 IDE チ ャ ネ ル 1 コ ネ ク タ
基本装置に内蔵されるHDDケージに接続するチャネル1用コネクタです。
②
内 部 IDE チ ャ ネ ル 2 コ ネ ク タ
基本装置に内蔵されるHDDケージに接続するチャネル2用コネクタです。
③
内 部 IDE チ ャ ネ ル 3 コ ネ ク タ
基本装置に内蔵されるHDDケージに接続するチャネル3用コネクタです。
④
内 部 IDE チ ャ ネ ル 4 コ ネ ク タ
基本装置に内蔵されるHDDケージに接続するチャネル4用コネクタです。
⑤
識別ラベル
本装置の名称ラベルです。
DAC-i4(IDE)
⑥
ブラケット
基 本 装 置 の PCI ス ロ ッ ト へ 固 定 す る た め の ブ ラ ケ ッ ト で す 。
⑦
スピーカー
本 装 置 に エ ラ ー が 発 生 し た 場 合 ( HDD の 故 障 等 )、 警 告 音 を 鳴 ら し ま す 。 通 常 は
OFF( ス ピ ー カ ー が 鳴 ら な い ) に 設 定 し て い ま す 。
⑧
HDD LED コ ネ ク タ ピ ン
基 本 装 置 内 の HDD LED を 制 御 す る た め の コ ネ ク タ ピ ン で す 。
⑨
PCI バ ス コ ネ ク タ
基 本 装 置 内 の PCI バ ス ス ロ ッ ト と 接 続 す る コ ネ ク タ で す 。
⑩
NVRAM
コンフィグレーション情報や本装置の設定等を保存するためのメモリです。
⑪
Flash ROM
BIOS/ FW を 保 存 す る た め の メ モ リ で す 。( 表 面 に は BIOS/ FW の レ ビ ジ ョ ン ラ
ベルを貼付)
N8103-73
BIOS:x.xx
FW:xxxx
⑫
HW ラ ベ ル
本装置の管理レビジョンラベル
REV
XXX
1−4
855-900159-001-C
( IDE ケ ー ブ ル ・・・4 本 添 付 )
S YS T E M
8 0 4 -0 6 2 9 5 5
-0 4 5 -0
⑬
⑭
⑮
⑯
MASTER
⑰
⑱
⑬
デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ 側 ( SYSTEM) IDE コ ネ ク タ
⑭
プルリング
⑮
デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ 側 ( SYSTEM) コ ネ ク タ ラ ベ ル
⑯
信号ケーブル
⑰
ハ ー ド デ ィ ス ク 側 ( MASTER) コ ネ ク タ ラ ベ ル
⑱
ハ ー ド デ ィ ス ク 側 ( MASTER) IDE コ ネ ク タ
( チ ャ ネ ル ラ ベ ル ・・・本 装 置 に は 2 枚 添 付 )
CHANNEL
CHANNEL
CHANNEL
CHANNEL
1
2
3
4
1−5
855-900159-001-C
4.ハードウェアのセットアップ
次の手順に従って、本装置を基本装置に取り付けてください。
作 業 の 前 に 基 本 装 置 に 添 付 の ユ ー ザ ー ズ ガ イ ド も お 読 み に な り 、作 業 を 行 っ て
ください。
4.1.作業フロー
開始
4 . 2 . IDE ケ ー ブ ル に チ ャ ネ ル ラ ベ ル を 貼 付
4 . 3 . IDE ケ ー ブ ル の フ ォ ー ミ ン グ
4 . 4 . 本 装 置 に IDE ケ ー ブ ル を 接 続
4.5.ハードディスクの取り付け
4 . 6 . 本 装 置 に HDD LED コ ネ ク タ を 接 続
4.7.本装置の取り付け
4 . 8 . ハ ー ド デ ィ ス ク へ の IDE ケ ー ブ ル の 接 続
終了
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4 . 2 . IDE ケ ー ブ ル に チ ャ ネ ル ラ ベ ル を 貼 付
本 装 置 添 付 の IDE ケ ー ブ ル に 本 装 置 添 付 の チ ャ ネ ル ラ ベ ル を 貼 付 し ま す 。
本 装 置 に は 、 チ ャ ネ ル ラ ベ ル が 2 枚 添 付 さ れ て い ま す 。 IDE ケ ー ブ ル の デ ィ ス ク ア レ
イ コ ン ト ロ ー ラ ( SYSTEM) 側 と ハ ー ド デ ィ ス ク ( MASTER) 側 の 両 方 の コ ネ ク タ ラ
ベルに、同じチャネル番号のチャネルラベルを貼付するために2枚添付しています。
チ ャ ネ ル ラ ベ ル は 、 接 続 す る ハ ー ド デ ィ ス ク の 台 数 分 、『 CHANNEL 1』 か ら 貼 り 付 け
ます。
貼 付 け 位 置 は 、下 図 を 参 照 し て IDE ケ ー ブ ル の プ ル リ ン グ に 貼 付 し て い る 各 コ ネ ク タ
ラベルに貼り付けます。
1 .接 続 す る IDE ケ ー ブ ル の 本 数 は 、お 客 様 の 基 本 装 置 の 構 成 に よ っ て 異 な
り ま す 。接 続 す る IDE ケ ー ブ ル に 対 し て チ ャ ネ ル ラ ベ ル の 添 付 を 実 施 し
てください。
コネクタラベル
ディスクアレイ
コントローラへ
接続
SYSTEM
804-062955
-045-0
MASTER
CHANNEL x
CHANNEL x
ハード
ディスク
へ接続
両端のコネクタラベル
に同じチャネルラベル
貼ります
CHANNEL 1
CHANNEL 1
CHANNEL 2
CHANNEL 2
CHANNEL 3
CHANNEL 3
CHANNEL 4
CHANNEL 4
チャネルラベル(2枚添付)
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4 . 3 . IDE ケ ー ブ ル の フ ォ ー ミ ン グ
本 装 置 に 取 り 付 け る 前 に 、 予 め IDE ケ ー ブ ル の フ ォ ー ミ ン グ を 行 い ま す 。
フォーミング方法は接続する基本装置によって異なります。以下に接続対象の基本装
置 Express5800/110Ee に つ い て フ ォ ー ミ ン グ 方 法 を 記 載 し ま す 。そ の 他 の 接 続 対 象 の
基本装置については、基本装置に添付のユーザーズガイドを参照してください。
1 .接 続 す る IDE ケ ー ブ ル の 本 数 は 、お 客 様 の 基 本 装 置 の 構 成 に よ っ て 異 な
り ま す 。接 続 す る IDE ケ ー ブ ル に 対 し て フ ォ ー ミ ン グ を 実 施 し て く だ さ
い。
◎ Express5800/110Ee の フ ォ ー ミ ン グ に つ い て
①
⑧
SYSTEM
804-062955
-045-0
⑨
CHANNEL x
②
③
④
⑤
⑥
⑦
ハードディスク
( MASTER)
ディスクアレイコントローラ
( SYSTEM)
山折り
谷折り
折り曲げ概略寸法(mm)
チャネル番号
①
②
CHANNEL 1
20
70
CHANNEL 2
60
110
CHANNEL 3
20
70
③
④
⑤
※数字はおおよその寸法です
⑥
⑦
⑧
⑨
120
50
70
50
:長さが余る部分です。任意の長さで折り曲げてください。
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【 フ ォ ー ミ ン グ 完 成 図 ( 例 : CHANNEL 2 の 場 合 )】
表
裏
MASTER
CHANNE L 2
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4 . 4 . 本 装 置 に IDE ケ ー ブ ル を 接 続
本 装 置 添 付 の IDE ケ ー ブ ル を 、 本 装 置 の 各 IDE コ ネ ク タ に 接 続 し ま す 。
IDE ケ ー ブ ル に は 、 下 図 の よ う に 『 MASTER』、『 SYSTEM』 が 印 字 さ れ た ラ ベ ル が 、
各コネクタのプルリングに貼付されています。
『 SYSTEM』側 を 本 装 置 に 接 続 し て く だ
さい。
また、本装置の各コネクタに貼付しているチャネルラベルのチャネル番号を確認し、
『 4 . 2 . IDE ケ ー ブ ル に チ ャ ネ ル ラ ベ ル を 貼 付 』 で 貼 付 し た チ ャ ネ ル ラ ベ ル の チ ャ
ネ ル 番 号 と 同 じ IDE ケ ー ブ ル を 接 続 し て く だ さ い 。
1 . 接 続 は 、『 Channel 1』 か ら 順 に HDD の 台 数 分 接 続 し て く だ さ い 。
( ハ ー ド デ ィ ス ク 1 台 に 対 し て 、 IDE ケ ー ブ ル を 1 本 使 用 し ま す )
2 .接 続 す る IDE ケ ー ブ ル の 本 数 は 、お 客 様 の 基 本 装 置 の 構 成 に よ っ て 異 な
ります。
SYSTEM
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-045-0
MASTER
CHANNEL x
CHANNEL x
CHANNEL 1
CHANNEL 3
CHANNEL 2
CHANNEL 4
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4.5.ハードディスクの取り付け
取 り 付 け の 前 に 電 源 プ ラ グ を コ ン セ ン ト か ら 抜 い て く だ さ い 。電 源
プ ラ グ を コ ン セ ン ト に 差 し 込 ん だ ま ま 、装 置 内 部 の 備 品 を 触 る と 感
電するおそれがあります。
電 源 コ ー ド は プ ラ グ 部 分 を 持 っ て 引 き 抜 い て く だ さ い 。コ ー ド 部 分
を 持 っ て 引 き 抜 く と 、コ ー ド の 被 覆 が 破 損 し 、漏 電 や 感 電 の お そ れ
があります。
基 本 装 置 の 電 源 を OFF に し た 直 後 は 基 本 装 置 の 内 部 の 部 品 が 高 温
に な っ て い ま す 。内 部 の 部 品 が 十 分 に 冷 め た こ と を 確 認 し て か ら 取
り付けを行ってください。
( 1 ) 基 本 装 置 の 電 源 ス イ ッ チ を OFF に し て 、電 源 コ ー ド の 電 源 プ ラ グ 部 分 を 持 っ て
コンセントから抜きます。
基 本 装 置 の 電 源 が ON に な っ て い る 場 合 は 、各 OS の 電 源 OFF の 処 理 を 行 っ た
後 、 基 本 装 置 の 電 源 を OFF に し て く だ さ い 。
(2) 基本装置のカバーや部品を取り外します。
(3) ハードディスクの動作モードを以下のように設定します。
① 『 MASTER』『 SINGLE』『 SLAVE』 の 設 定 が あ る 場 合
『 SINGLE』 の み 設 定
② 『 MASTER』『 SLAVE』 の 設 定 が あ る 場 合
『 MASTER』 の み 設 定
③ 『 MASTER/ SINGLE』『 SLAVE』 の 設 定 が あ る 場 合
『 MASTER/ SINGLE』 を 設 定
1.動作モードの設定方法については、ハードディスクに添付の取り
扱いの手引きを参照してください。
2.ハードディスクの取り付け/取り外し方法は、本体装置によって異
な り ま す 。必 ず 基 本 装 置 添 付 の ユ ー ザ ー ズ ガ イ ド を お 読 み く だ さ い 。
3 . 本 装 置 と の 接 続 に は 、 本 装 置 添 付 の IDE ケ ー ブ ル を 使 用 し ま す 。
既 に ハ ー ド デ ィ ス ク が 接 続 さ れ て い る 場 合 、接 続 し て い た IDE ケ ー
ブルは取り外して、大切に保管しておいてください。
1.既に取り付けてあるハードディスクについては、いったん取り外し
て設定を確認/変更してください。
(4)ハードディスクを基本装置の取り付けます。
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4 . 6 . 本 装 置 に HDD LED コ ネ ク タ を 接 続
( 1 )基 本 装 置 の マ ザ ー ボ ー ド か ら『 HDD LED』と 印 刷 さ れ た ケ ー ブ ル コ ネ ク タ( ハ
ードディスクアクセスランプコネクタ)を取り外します。
1.ハードディスクアクセスランプコネクタの有無、取り付け/取り
外 し の 方 法 は 、基 本 装 置 添 付 の ユ ー ザ ー ズ ガ イ ド を 参 照 し て く だ
さい。
(2)ハードディスクアクセスランプコネクタを本装置に取り付けます。
取 り 付 け 位 置 は 、『 CHANNEL 2』の PCI バ ス コ ネ ク タ 側( ロ ケ ー シ ョ ン:J11)
に 、 2 Pin タ イ プ の ヘ ッ ダ ー が あ り ま す 。 そ の ピ ン に 、 コ ネ ク タ を 差 し 込 み ま
す。
取 り 付 け の 向 き は 、コ ネ ク タ の『 HDD LED』の 印 刷 が 、ス ピ ー カ ー 側( PCI バ
ス コ ネ ク タ の 反 対 側 ) に 向 く よ う に し て 取 り 付 け ま す 。( 以 下 の 図 を 参 照 )
スピーカー
CHANNEL 1
CHANNEL 3
CHANNEL 2
CHANNEL 4
H.D.D LED
PCIバスコネクタ
ハードディスクアクセス
ランプコネクタ
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4.7.本装置の取り付け
( 1 ) 本 装 置 を 取 り 付 け る PCI バ ス ス ロ ッ ト の 位 置 を 確 認 し 、PCI バ ス ス ロ ッ ト と 対
応する拡張スロットカバー(ブラケットカバー)を取り外します。
1 . 取 り 外 し た 拡 張 ス ロ ッ ト カ バ ー は な く さ な い よ う に 、大 切 に 保 管 し て
ください。また、ネジで固定されている場合は、本装置を取り付けた
後 に 、基 本 装 置 に 固 定 す る 時 に 使 用 し ま す の で 、大 切 に 保 管 し て く だ
さい。
2.本装置は、PCIホットプラグ機能には対応していません。
本装置を抜き差しする場合は、基本装置の電源をOFFにして、電源
プラグをコンセントから抜いてください。
1 .取 り 付 け る こ と が で き る PCI バ ス ス ロ ッ ト は 基 本 装 置 に よ っ て 異 な り
ま す 。取 り 付 け を 行 う 前 に 基 本 装 置 の ユ ー ザ ー ズ ガ イ ド を お 読 み に な
り、確認を行ってください。
( 2 )本 装 置 を PCI バ ス ス ロ ッ ト に し っ か り と 差 し 込 み 、固 定 し ま す 。ネ ジ で 固 定 す
る場合は拡張スロットカバーを取り外した時のネジ、又は本体装置に添付のネ
ジを使用して固定します。
IDE ケ ー ブ ル
( HDD4 個 の 場 合 )
ハードディスクアク
セスランプコネクタ
ケーブル
本 装 置 が PCI バ ス ス ロ ッ ト に う ま く 取 り 付 け ら れ な い 場 合 は 、一 旦 本
装 置 を 取 り 外 し て 、再 度 取 り 付 け な お し て く だ さ い 。過 度 の 力 を 加 え
ると破損するおそれがありますので注意して下さい。
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4 . 8 . ハ ー ド デ ィ ス ク へ の IDE ケ ー ブ ル の 接 続
( 1 ) IDE ケ ー ブ ル を ハ ー ド デ ィ ス ク に 接 続 し ま す 。
IDE ケ ー ブ ル に は 、 下 図 の よ う に 『 MASTER』、『 SYSTEM』 が 印 字 さ れ た ラ ベ ル
が 、 各 コ ネ ク タ の プ ル リ ン グ に 貼 付 さ れ て い ま す 。『 MASTER』 側 を ハ ー ド デ ィ
スクに接続してください。
IDE ケ ー ブ ル ( チ ャ ネ ル ) と ハ ー ド デ ィ ス ク の 接 続 関 係 、 及 び ケ ー ブ
ルの取り回しについいては基本装置に添付のユーザーズガイドを参
照してください。
SYSTEM
804-062955
-045-0
MASTER
CHANNEL x
CHANNEL x
ハード
ディスクへ
( 2 ) Express580/110Ee の 接 続 イ メ ー ジ は 以 下 の よ う に な り ま す 。 イ メ ー ジ 図 を 参
考 に IDE ケ ー ブ ル の 長 さ 調 整 を 行 っ て く だ さ い 。そ の 他 の 接 続 対 象 の 基 本 装 置
については、基本装置に添付のユーザーズガイドを参照してください。
◎ Express5800/110Ee の IDE ケ ー ブ ル 接 続 イ メ ー ジ 図
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(3)
『 4 .5 .ハ ー ド デ ィ ス ク の 取 り 付 け 』で 取 り 外 し た 基 本 装 置 の カ バ ー や 部 品 を
取り付けます。
(4)基本装置の電源コードをコンセントに接続します。
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4.9.OSインストールについて
(1)OSインストール前の確認
・実装位置確認
PCI ス ロ ッ ト の 実 装 位 置 は 、基 本 装 置 の ユ ー ザ ー ズ ガ イ ド を 参 照 し て く だ さ い 。
・BIOSセットアップ
基 本 装 置 の BIOS セ ッ ト ア ッ プ で 、本 装 置 を 実 装 す る P C I ス ロ ッ ト の「 Option
ROM」 の 設 定 を 「 Enabled」 に 設 定 し て く だ さ い 。
詳しくは基本装置のユーザーズガイドを参照してください。
・ロジカルドライブの作成
本装置に接続されたハードディスクにOSをインストールする前に、ロジカル
ドライブの作成が必要です。本マニュアルの「第2章 コンフィグレーション
機 能 」「 4 Configuration Utility 操 作 手 順 」「 4 .1 .Configuration の 新 規 作 成
/追加作成」を参照して、ロジカルドライブを作成してください。
1.OSインストール時は、ロジカルドライブを1個だけ作成してく
だ さ い 。複 数 の ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 作 成 す る と 、O S イ ン ス ト ー
ル が で き な い 場 合 が あ り ま す 。複 数 の ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 作 成 す
る場合は、OSインストール後に行ってください。
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(2)OSインストール
・ O S の イ ン ス ト ー ル 手 順 は 、 本 装 置 添 付 の 「 N8103-73 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト
ロ ー ラ (IDE)イ ン ス ト ー ル 手 順 書 」 を 参 照 し て く だ さ い 。
1.基本装置に本装置を接続した場合、本装置配下のハードディスクに
OS を イ ン ス ト ー ル し て く だ さ い 。
OSインストール時、またはOSインストール後に、インストール/アップデー
トが必要になる各ソフトウェア以下となります。各ソフトウェアのインストール
手 順 は 、 本 装 置 添 付 の 「 N8103-73 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ (IDE) イ ン ス ト
ー ル 手 順 書 」 (853-840000-132)を 参 照 し て く だ さ い 。
・ドライバ
・ 電 源 制 御 抑 止 ド ラ イ バ ( Windows2000 の み )
・ Power Consloe Plus TM
・ ESMPRO/ServerManager、 ServerAgent
1 . 本 装 置 の 管 理 ソ フ ト ウ ェ ア 、 Power Consloe Plus TM を 必 ず イ ン ス ト ー ル
してください。
以 下 の 内 容 を 行 う に は Power Consloe Plus TM の イ ン ス ト ー ル が 必 要 で す 。
MegaRAID® Configuration Utility で は 実 行 で き ま せ ん 。
・ロジカルドライブ単位の削除
・コンフィグレーションのセーブ/リストア
・ Consistency Check ス ケ ジ ュ ー ル 実 行
・OSのイベントログへ記録
・ ESMPRO と の 連 携
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2 . 本 装 置 は 、 Windows2000 で の 、 休 止 状 態 や ス タ ン バ イ 状 態 へ の 移 行 は サ
ポ ー ト し て い ま せ ん 。誤 っ て 休 止 状 態 や ス タ ン バ イ 状 態 へ の 移 行 を 抑 止 す
るために電源制御抑止ドライバを必ずインストールしてください。
電 源 制 御 抑 止 ド ラ イ バ を イ ン ス ト ー ル 後 、休 止 状 態 や ス タ ン バ イ 状 態 へ の
移 行 を 行 う と 以 下 の メ ッ セ ー ジ が 表 示 さ れ 、休 止 状 態 や ス タ ン バ イ 状 態 へ
の移行を抑止します。
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4.10.その他の注意事項について
(1)接続台数について
本 装 置 は 、基 本 装 置 1 台 に 対 し て 1 枚 接 続 可 能 で す 。複 数 枚 の 接 続 は 行 わ な い で く だ
さい。
(2)他のディスクアレイコントローラ/ディスクミラーリングコントローラとの混在不
可
本装置は、他のディスクアレイコントローラ/ディスクミラーリングコントローラの
混在は出来ません。他のディスクアレイコントローラ/ディスクミラーリングコント
ローラを使用する場合は、本装置を取り外してからご使用ください。
(3)イベントビューアのアプリケーションログについて
本装置を基本装置に接続した場合、イベントビューアのアプリケーションログに以下
のログら登録されますが、問題はありません。
( 4 ) Add Capacity 機 能 に つ い て
本 装 置 で は 、 Add Capacity 機 能 は サ ポ ー ト し て い ま せ ん 。
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( 5 ) デ ィ ス ク ア ク セ ス LED に つ い て
基 本 装 置 前 面 の デ ィ ス ク ア ク セ ス LED が 光 ら な い 場 合 は 、以 下 の 確 認 を し て く だ さ い 。
① 本 章 の 「 4 . 6 . 本 装 置 に HDD LED コ ネ ク タ を 接 続 」 を 参 照 し て 、 デ ィ ス ク ア ク
セスランプコネクタが正しく接続されているか確認してください。
② シ ス テ ム ド ラ イ ブ が オ ン ラ イ ン 状 態 「 OPTIMAL 」 に な っ て い る か 、 MegaRAID®
Configuration Utility、 又 は Power Console Plus TM を 起 動 し て 確 認 し て く だ さ い 。
( デ グ レ ー ド 状 態 「 DEGRADED」 の 場 合 、 デ ィ ス ク ア ク セ ス LED が 光 ら な い 場 合
があります)
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第2章
コンフィグレーション機能
本装置でサポートしているコンフィグレーション機能について説明します。
1.コンフィグレーションの手順
以下の手順に従ってディスクアレイコントローラのコンフィグレーションを行います。
(1) ハードディスクが接続されていることを確認します。
( 2 )基 本 装 置 を 起 動 し 、「 MegaRAID® Configuration Utility」を 起 動 し て 、デ ィ ス ク ア レ
イ コ ン ト ロ ー ラ の コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン を 行 い ま す 。「 MegaRAID® Configuration
Utility」の 使 用 方 法 に つ い て は 、「 第 4 章 Configuration Utility」を 参 照 し て く だ さ い 。
( 3 )「 MegaRAID® Configuration Utility」 を 終 了 し ま す 。
コンフィグレーションに際しては、以下の注意事項をお守りください。
1.コンフィグレーションを行う場合は、必ずハードディスクを接続して
から行ってください。
2 . 「 MegaRAID® Configuration Utility」 で コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン を 行
っ た 後 は 必 ず 、 フ ロ ッ ピ デ ィ ス ク へ の Configuration 情 報 の 保 存 を 行
ってください。
Configuration 情 報 の 保 存 は 、 以 下 の 2 つ の 方 法 が あ り ま す 。
① 基 本 装 置 添 付 の EXPRESSBUILDER で 基 本 装 置 を 起 動 し 、『 ツ ー
ル』→『コンフィグレーション情報のセーブ/リストア』でコンフ
ィ グ レ ー シ ョ ン 情 報 の セ ー ブ を 実 施 し て く だ さ い 。詳 細 は 、基 本 装
置に添付のユーザーズガイドを参照してください。
② OS を イ ン ス ト ー ル 後 、 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ 管 理 ソ フ ト ウ
ェ ア「 Power Console Plus TM 」を 必 ず イ ン ス ト ー ル し て く だ さ い 。
保 存 方 法 の 詳 細 は 、 本 製 品 添 付 の CD-ROM「 N8103-73 Disk
Array
Controller(IDE)
Management
Software
」
TM
(136-175610-532)の 中 の 、「 Power Console Plus
ユーザー
ズマニュアル」を参照してください。
( フ ァ イ ル 名 : ¥manual¥PCP_manual.pdf)
3 . コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン 情 報 を 変 更 し た 場 合 、OS か ら 不 正 に 認 識 さ れ る
事がありますので、いったんディスクアドミニストレータなどでパー
ティション情報を削除してください。
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3.Consistency Check 機能
ロジカルドライブの整合性をチェックします。
冗長性のあるRAIDレベル(1,5,10)に対して実行できます。
Consistency Check を 行 う に は 、 以 下 の 3 つ の 方 法 が あ り ま す 。
●
MegaRAID® Configuration Utility で の マ ニ ュ ア ル 実 行
詳 細 内 容 は 、『 第 4 章 Configuration Utility』の『 4 .4
を参照してください。
Consistency Check』
●
Power Console Plus TM で の マ ニ ュ ア ル 実 行
詳 細 内 容 は 、本 製 品 添 付 の CD-ROM「 N8103-73 Disk Array Controller(IDE)
Management Software」(136-175610-532)の 中 の 、「 Power Console Plus TM
ユーザーズマニュアル」を参照してください。
( フ ァ イ ル 名 : ¥manual¥PCP_manual.pdf)
●
OS起動後にコマンドプロンプトからのスケジュール実行
詳 細 内 容 は 、『 第 5 章 Consistency Check の ス ケ ジ ュ ー ル 実 行 手 順 』の 説 明 を
参照してください。
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第3章
フォルトトレラント機能
本装置でサポートしているフォルトトレラント機能について説明します。
1.Configuration on DISK(COD)機能
デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ の Configuration 情 報 を ハ ー ド デ ィ ス ク 内 部 に 記 録 す る 機 能
です。この機能により、万一、ディスクアレイコントローラが故障した場合、ディスクア
レ イ コ ン ト ロ ー ラ を 交 換 す る 事 に よ り 、 ハ ー ド デ ィ ス ク へ 記 録 し て い る Configuration 情
報 を 読 み 込 み 、 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ へ Configuration 情 報 を 記 憶 さ せ る こ と が で
きます。
Configuration 情 報 は 、C O D 機 能 に よ り ハ ー ド デ ィ ス ク 内 部 へ 記 録 さ れ ま す が 、万 一 の 場
合を考えて、フロッピィディスク等への保存をお勧めします。
Configuration 情 報 の 保 存 は 、 Power Console Plus TM で 行 い ま す 。
1 . 故 障 等 に よ る 、本 装 置 の 交 換 時 に は ハ ー ド デ ィ ス ク の Configuration 情 報 を 、
手動で交換後の本装置へ保存する場合があります。詳細は、本ユーザーズガ
イ ド の 「 第 6 章 運 用 ・ 保 守 」「 3 . 本 装 置 の 交 換 」 を 参 照 し て く だ さ い 。
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2.リビルド機能
本装置には、以下の2種類のリビルド機能が備わっています。
●スタンバイリビルド
ホットスペア(スタンバイディスク)を用いてリビルドを行う機能です。
ディスクが故障したときに、ホットスペアが用意されていると自動的にリビルドを行
います。
1.
新しいハードディスクを追加しただけでは、ホットスペアにはなり
ま せ ん 。 必 ず 、 Power Console Plus TM か MegaRAID®
Configuration Utility で ホ ッ ト ス ペ ア の 設 定 を 行 っ て く だ さ い 。
●マニュアルリビルド
Power Console Plus TM や MegaRAID® Configuration Utility な ど の ユ ー テ ィ リ テ ィ か ら
マニュアル操作でリビルドを行う機能です。
リビルドの実行時は、以下の点に注意してください。
1.リビルドに使用するハードディスクは、故障ハードディスクと同一
容量の物をご使用ください。
2 . リ ビ ル ド 中 に Consistency Check は 実 行 で き ま せ ん 。
3.リビルド中にシャットダウンを行わないでください。万一、停電な
ど に よ り 自 動 的 に シ ャ ッ ト ダ ウ ン し て し ま っ た 場 合 は 、次 の 電 源 投
入時に自動的にリビルドを再開します。
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3.クリティカルブート機能
本装置には、基本装置の起動時にシステムドライブを構成しているハードディスクに異常
が発生し、正常に応答しなかった場合に、異常となっているハードディスクを自動的に排
他し、基本装置を起動させるクリティカルブート機能をサポートしています。
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第4章
Configuration Utility
こ こ で は 、 本 装 置 の コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン ツ ー ル 、 MegaRAID® Configuration Utility に つ
い て 説 明 し ま す 。こ の ユ ー テ ィ リ テ ィ は 、MegaRAID® BIOS に 常 駐 す る た め 、そ の 操 作 は
オペレーティングシステムからは独立しています。
1.Configuration に必要な基本知識
1.1.パック/アレイ(Pack/Array)
複数のハードディスクのグループを表し、ロジカルドライブを設定するためのもととな
るものです。
1 枚 の ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ に 設 定 可 能 な パ ッ ク は 、 最 大 2 個 で す 。( R A I D 1 の 場 合 )
(最大ハードディスク搭載台数:4台)
また、1つのパックとして設定できるハードディスクは、RAIDレベルによって異な
ります。
RAID レ ベ ル
0
1
5
10
最小ハードディスク数
2
2
3
4
最大ハードディスク数
4
2
4
4 ( 2 台 ×2 SPAN)
次の図はアレイコントローラにハードディスク3台で構成されるパックを設定した例で
す。
アレイコントローラ
パック1
Channel 1
ONLINE
Channel 2
ONLINE
Channel 3
ONLINE
ONLINE: オ ン ラ イ ン
HOTSP : ホ ッ ト ス ペ ア
Channel 4
HOTSP
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1.2.ディスク状態
MegaRAID® Configuration Utility で 表 示 さ れ る ハ ー ド デ ィ ス ク の 状 態 に は 、 以 下 の 5 つ
の状態があります。次にそれぞれの状態について説明します。
[ READY ] ・ ・ ・ パ ワ ー オ ン 状 態 で 、 Configuration す る 前 の 状 態 。
[ ONLIN ] ・ ・ ・ パ ワ ー オ ン 状 態 で 正 常 に 動 作 可 能 で あ り 、 パ ッ ク の 一 部 と し て
構成されている状態。
[ HOTSP ] ・ ・ ・ パ ワ ー オ ン 状 態 で ホ ッ ト ス ペ ア 用 デ ィ ス ク の 状 態 。
[ FAIL
] ・・・コントローラによって不良と判断された状態。使用できません。
[ REBLD ] ・ ・ ・ リ ビ ル ド 中 の 状 態 。
1 .ハ ー ド デ ィ ス ク が[ FAIL]後 リ ビ ル ド が 実 行 さ れ る と[ FAIL]の ハ ー ド
デ ィ ス ク は [ READY] 表 示 に 変 わ り ま す 。
1 . 3 . ス ト ラ イ ピ ン グ (Striping)
ひとまとまりのデータを分割して、複数のハードディスクにわたってデータを書き込む
機能。
1 . 4 . ス ト ラ イ プ サ イ ズ (Stripe Size)
ストライピングを行う際のデータ分割の単位。設定値が大きいほどシーケンシャルデー
タの読み書きが高速になります。
1 . 5 . R A I D (Redundant Array of Inexpensive Disks)
直訳すると低価格ディスクの冗長配列となり、ハードディスクを複数まとめて扱う技術
のことを意味します。
つ ま り RAID と は 複 数 の ハ ー ド デ ィ ス ク を 1 つ の デ ィ ス ク ア レ イ と し て 構 成 し 、 こ れ ら
を効率よく運用することです。これにより単体の大容量ハードディスクより高いパフォ
ーマンスを得ることができます。
ディスクアレイに構成されると、ホストコンピュータからは、複数のハードディスクが
1つのハードディスクとして認識されます。また、ディスクへのアクセスは、ディスク
アレイを構成している複数のハードディスクに対して並行に行われます。
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RAID の 機 能 を 実 現 す る 記 録 方 式 に は レ ベ ル が あ り ま す 。本 装 置 で は「 RAID0」「 RAID1」
「 RAID5」「 RAID10」 を サ ポ ー ト し ま す 。
レベル
機
能
冗長性
特 徴
データ読み書きが最も高速
記憶容量が最大
記 憶 容 量 =Disk容 量 xDisk台 数
RAID0
ストライピング
無し
RAID1
同じデータを2台のハードデ
ィスクにそれぞれ書き込む
(ミラーリング)
有り
ハードディスクが2台必要
記 憶 容 量 =Disk容 量 x Disk台 数 の 1/2
RAID5
データ及び冗長データのスト
ライピング
有り
ハードディスクは3台以上必要
記 憶 容 量 =Disk容 量 x (Disk台 数 − 1 )
RAID10
データのストライピングと
ミラーリング
( RAID1の SPAN設 定 )
有り
ハードディスクは4台必要
記 憶 容 量 = Disk容 量 x Disk台 数 の 1/2
( 1 ) RAID0
データを各ハードディスクへ「ストライピング」で分割して記録します。
ストライピングはディスクにデータを記録するときに一定の規則を持たせる技術で
す。
データは各ハードディスクへ分割して記録されます。
図 で は ス ト ラ イ プ 1 ( Disk1)、 ス ト ラ イ プ 2 (Disk2)、 ス ト ラ イ プ 3 (Disk3).... と
いうようにデータが記録されます。
すべてのハードディスクに対して一括してアクセスできるため、ハードディスクを
単体で使用しているときと比較してディスクアクセスの性能を向上させることがで
きます。
1 . RAID0は デ ー タ の 冗 長 性 が あ り ま せ ん 。 ハ ー ド デ ィ ス ク が 故 障 す る
とデータの復旧ができません。
アレイコントローラ
Disk1
Disk2
ストライプ1
ストライプ2
ストライプ3
ストライプ4
ストライプ5
ストライプ6
4−3
Disk3
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( 2 ) RAID1
1つのハードディスクに対してもう1つのハードディスクへ同じデータを記録する
方法です。
この方法を「ミラーリング」と呼びます。1台のハードディスクにデータを記録す
るとき同時に別のハードディスクに同じデータが記録されます。使用中の一方のハ
ードディスクが故障したときに同じ内容が記録されているもう一方のハードディス
クを代わりとして使用することができるため、システムをダウンすることなく運用
できます。
アレイコントローラ
Disk1
Disk2
ストライプ1
ストライプ1
ストライプ2
ストライプ2
( 3 ) RAID5
デ ー タ は RAID0 と 同 様 に 各 ハ ー ド デ ィ ス ク へ「 ス ト ラ イ ピ ン グ 」で 分 割 し て 記 録 さ
れ ま す 。RAID5 は パ リ テ ィ( 冗 長 デ ー タ )を 各 ハ ー ド デ ィ ス ク へ 分 散 し て 記 録 し ま
す。これを「分散パリティ」と呼びます。
分散パリティでは各ハードディスクのストライプで区切られた1列の各ストライプ
サイズの内、1つが順番にパリティ部として扱われます。
データはストライプ1 、ストライプ2 、そして生成されたパリティというように
記 録 さ れ ま す 。 パ リ テ ィ 部 と し て 割 り 当 て ら れ る 容 量 は RAID5で 構 成 し た ハ ー ド デ
ィスクの1台分となります。
構 成 さ れ た ハ ー ド デ ィ ス ク の う ち 1 台 が 故 障 し て も 、問 題 な く デ ー タ が 使 用 可 能 で
す。
アレイコントローラ
Disk1
Disk2
Disk3
パ リ テ ィ (1,2)
ストライプ1
ストライプ2
ストライプ3
パ リ テ ィ (3,4)
ストライプ4
ストライプ5
ストライプ6
パ リ テ ィ (5,6)
4−4
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( 4 ) RAID10
RAID10はRAID0およびRAID1の組み合わせです。
データを各ハードディスクへ「ストライピング」で分割し「ミラーリング」で記録
します。
アレイコントローラ
Disk3
Disk4
Disk1
Disk2
ストライプ1
ストライプ1
ストライプ2
ストライプ2
ストライプ3
ストライプ3
ストライプ4
ストライプ4
ストライプ5
ストライプ5
ストライプ6
ストライプ6
RAID1
RAID1
RAID0
4−5
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1 . 6 . パ リ テ ィ ( Parity )
冗長データのことです。複数台のハードディスクのデータから1 セットの冗長データを
生成します。生成された冗長データは、ハードディスクが故障したときにデータの復旧
のために使用されます。
RAID5 で コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン す る と 、デ ー タ 復 旧 の 手 段 と し て 使 わ れ る こ と に な り ま
す。
1 . 7 . ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ / シ ス テ ム ド ラ イ ブ ( Logical Drive/ System Drive )
パ ッ ク 内 に 作 成 さ れ る 仮 想 的 な ド ラ イ ブ で 、 OS か ら は 物 理 ド ラ イ ブ と し て 認 識 さ れ ま
す。
ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 作 成 す る 際 に は 、 容 量 、 RAID レ ベ ル 、 書 き 込 み 方 式 、 他 を 指 定 し
ます。
複 数 の パ ッ ク に ま た が っ て ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 設 定 す る こ と や 1つ の パ ッ ク 内 に 複 数 の
ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 設 定 す る こ と も 可 能 で す が 、設 定 時 に は 冗 長 性 を 十 分 に 考 慮 の う え 、
適切な構成に設定してください。
アレイコントローラはコントローラごとに最大40個のロジカルドライブを設定できま
す。
図にロジカルドライブの作成例を示します。
ロジカルドライブ1
RAID=5、 5GB
10GB
パック1
10GB
ロジカルドライブ2
RAID=5、 5GB
10GB
ロジカルドライブ3
RAID=5 、 10GB
1 . 8 . ラ イ ト ス ル ー ( Write through)
データ書き込み時、キャッシュメモリと同時にハードディスクへもデータを書き込む制
御方法のことです。
1 . 9 . ラ イ ト バ ッ ク ( Write back)
データ書き込み時、キャッシュメモリへの書き込みが終了した時点で、ソフトウェアへ
書き込み完了の通知をし、その後にハードディスクへの書き込みを行う制御方法のこと
です。ライトスルーよりもアクセスが速くなります。
本 装 置 は 、バ ッ テ リ を 内 蔵 し て い な い た め 、電 源 瞬 断 な ど の 不 慮 の 事 故 が 発 生 し た 際 に 、
キャッシュの内容がハードディスクに反映されない場合があり、データを損失する危険
性があります。
4−6
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1 . 1 0 . イ ニ シ ャ ラ イ ズ ( Initialize )
ハードディスクのフォーマットとは異なり、ディスクアレイ内部の整合性をとるために
データを書き込む処理のことです。コンフィグレーション作成後は必ずイニシャライズ
を実行してください。
1.11.ロジカルドライブ状態
MegaRAID® Configuration Utility で 表 示 さ れ る ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ の 状 態 に は 、 Optimal
( オ プ テ ィ マ ル )、 Degrade( デ グ レ ー ド )、 Offline( オ フ ラ イ ン ) の 3 つ の 状 態 が あ り
ます。
1 . シ ス テ ム ド ラ イ ブ が Offline の 状 態 の 時 は 、 O S か ら 物 理 ド ラ イ ブ と し て
使用できません。
そのロジカルドライブを構成しているすべてのハードディスクが
正 常 に 動 作 す る 状 態 。( 従 来 : オ ン ラ イ ン )
OPTIMAL
( オ プ テ ィ マ ル ) デ ィ ス ク 状 態 も 「 オ ン ラ イ ン 」 と い う 意 味 の 用 語 で あ る 「 ONLIN」
が使用されますので注意してください。
そのロジカルドライブを構成しているハードディスクのうち1台
の み が「 FAIL」ま た は リ ビ ル ド で あ る 状 態 。( 従 来 : ク リ テ ィ カ ル )
DEGRADED
(デグレード)
こ の 状 態 で 他 の ハ ー ド デ ィ ス ク が 故 障 す る と 、2 度 と デ ー タ の 復 旧
はできません。
そ の ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 構 成 し て い る ハ ー ド デ ィ ス ク の う ち 、2 台
OFFLINE
以 上 が 「 FAIL」 で あ る 状 態 。( 従 来 : オ フ ラ イ ン )
(オフライン)
Offline の ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ は デ ー タ 処 理 を 行 う こ と が で き ま せ ん 。
1 . 1 2 . リ ビ ル ド ( Rebuild )
リ ビ ル ド(「 再 構 築 」)と は 、冗 長 性 の あ る RAIDレ ベ ル で ハ ー ド デ ィ ス ク が 1 台 故 障 し た
ときに、故障したハードディスクを新品のハードディスクに交換した後、残りのハード
ディスクのデータから故障したハードディスクが持っていたデータを再現し、新品のハ
ードディスクへ書き込む動作のことです。なお、リビルド中はシステムの性能が低下す
ることがあります。
1 . 1 3 . リ ビ ル ド の 割 合 ( Rebuild rate )
アレイディスクのリビルド中における、ディスクアクセス要求処理時間とデータリビル
ド処理時間の割合のことです。設定値が大きいほどデータリビルドが完了するまでの時
間が短くなります。
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1 . 1 4 . ホ ッ ト ス ペ ア / ス タ ン バ イ デ ィ ス ク ( Hot spare / Stand- by disk)
パックを構成するハードディスクが故障したときに、スタンバイリビルドによってデー
タをリビルドするための予備のディスクです。
1.ハードディスクを実装しているだけでは、ホットスペアになりません。
必 ず MegaRAID® Configuration Utility か 、 Power Console Plus TM で
ホットスペアの設定を行ってください。
2.故障したハードディスクよりホットスペアの容量が少ないときは、スタ
ンバイリビルドは動作しません。
1 . 1 6 . ス パ ン ( Span)
RAID10 の ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 作 成 時 に 設 定 し ま す 。
最 大 2 つ の パ ッ ク ま で S p a n 設 定 が 可 能 で す 。( 最 大 ハ ー ド デ ィ ス ク 搭 載 台 数 4 台 )
パック1
(RAID1)
Disk1
Disk2
Span Depth=2
パック2
(RAID1)
Disk3
Disk4
4−8
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2.Configuration Utility の起動
本 装 置 の MegaRAID® Configuration Utility は 、 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ の BIOS に 格
納 さ れ て お り 、 POST 起 動 中 に 立 ち 上 げ ま す 。
2 . 1 . MegaRAID® Configuration Utility の 起 動
POST 画 面 で 、 以 下 の 表 示 を 確 認 し た ら 、 <CTRL>+<M>キ ー を 押 し て く だ さ い 。
MegaRAID® Configuration Utility が 起 動 し ま す 。
LSI Logic IDE MegaRAID i4 BIOS Version
x.xx MMM DD, YYYY
Copyright(c) LSI Logic Corporation.
HA-x (Bus x Dev xx) MegaRAID IDE i4
Standard FW xxx DRAM=16MB(SDRAM)
x Logical Drives found on the Host Adapter.
x Logical Drive(s) handled by BIOS
Press <Ctrl><M> to Run MegaRAID Configuration Utility
or Press <Ctrl><H> for WebBIOS
<CTRL>+<M>キ ー を 押 し た 後 、以 下 の メ ッ セ ー ジ が 表 示 さ れ ま す 。こ れ は 、キ ー 入 力 を
受 け 付 け た 事 を 意 味 し ま す 。 POST 処 理 が 終 了 後 、 MegaRAID® Configuration Utility が
起動します。
Ctrl-M will be executed after POST is over.
MegaRAID® Configuration Utility TOP メ ニ ュ ー ( Management Menu) 画 面
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Adapter-01
Management Menu
Configure
Initialize
Objects
Format
Rebuild
Check Consistency
Configure Logical Drive(s)
Use cursor keys to navigate betweem items and Press ENTER to select an option
4−9
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1 . デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ 交 換 後 に POST 画 面 に 以 下 の よ う な 表 示 を す
る 場 合 が あ り ま す 。こ れ は デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ と ハ ー ド デ ィ ス ク
に コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン 情 報 が 存 在 し 、異 な っ て い る 場 合 に 以 下 の メ ッ セ
ー ジ が 表 示 さ れ ま す 。( 表 示 は 一 例 で す )
LSI Logic IDE MegaRAID i4 BIOS Version
x.xx MMM DD, YYYY
Copyright(c) LSI Logic Corporation.
HA-x (Bus x Dev xx) MegaRAID IDE i4
Standard FW xxx DRAM=16MB(SDRAM)
x Logical Drives found on the HOST Adapter.
x Logical Drive(s) handled by BIOS.
Configuration of NVRAM and drives mismatch (Normal mismatch)
Run View/Add Configuration option of Config Utility
Press <Ctrl><H> for WebBIOS Or
Press A Key to Run Configuration Utility Or <Alt><F10> to Continue
POST 画 面 の 表 示 に 従 っ て <A>キ ー を 押 し て MegaRAID® Configuration
Utility を 起 動 し 、ハ ー ド デ ィ ス ク の コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン 情 報 の 保 存 / 確
認 を 行 っ て く だ さ い 。( 保 存 手 順 は 。第 6 章 、「 3 .3 コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ
ン 情 報 の 手 動 保 存 」 を 参 照 し て く だ さ い 。)
ま た 、デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ に コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン が 存 在 し な い
場合は自動的にハードディスクのコンフィグレーション情報をディスク
ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ に 保 存 し ま す 。 POST 画 面 の 表 示 は 通 常 の 表 示 と 同 じ
です。
(注意)
表 示 の 中 に 、 <Ctrl><H>が 点 滅 し ま す が 、 <CTRL>+<H>キ ー は 押 さ な い で
く だ さ い 。万 一 、誤 っ て 押 し た 場 合 は 、POST 終 了 後 に 、WebBIOS TM が 起
動 し ま す 。 WebBIOS TM 起 動 後 、 画 面 右 上 の [Control-M]を ク リ ッ ク し て く
だ さ い 。 MegaRAID® Configuration Utility が 起 動 し ま す 。
2 . 2 . MegaRAID® Configuration Utility の 終 了
MegaRAID® Configuration Utility の TOP メ ニ ュ ー で <ESC>キ ー を 押 し ま す 。
確 認 の メ ッ セ ー ジ が 表 示 さ れ る の で 、 [Yes]を 選 択 す る 。
Please Press Ctrl-Alt-Del to REBOOT the system.
の メ ッ セ ー ジ が 表 示 さ れ た ら 、 <CTRL>+<ALT>+<DEL>キ ー を 押 し ま す 。
基本装置が再起動します。
4−10
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3
メニューツリー
3.1.設定一覧
◇:選択・実行パラメータ
●:設定パラメータ
◆:ロジカルドライブ生成後設定(変更)可能
メニュー
◇ Configure
◇ Easy Configuration
◇ New Configuration
◇ View/Add Configuration
◇ Clear Configuration
◇ Initialize
◇ Objects
◇ Adapter
◇ Clear Configuration
● FlexRAID PowerFail
● Fast Initialization
* Disk Spin up Timing
● Cache Flush Timing
● Rebuild Rate
● Alarm Control
◇ Other Adapter Information
・ FW Support
・ FW Ver
・ BIOS Ver
・ DRAM
・ Adapter Type
◇ Factory Default
● Disable(Enable) BIOS
◇ Other Adapter Options
● Auto Rebuild
・ Initiator ID
● Multiple PCI Delayed Trans
● Force Boot
● Coercion Algorithm
* Abort BI & CC Activities
※ 1
※ 2
※ 3
※ 4
※ 5
※ 6
※ 7
※ 8
※ 9
※ 10
・:情報表示
*:実行不可
説明
Configuration 設 定 を 行 う
Configuration の 設 定 (固 定 値 使 用 )
Configuration の 新 規 設 定
Configuration の 追 加 設 定 、 表 示
Configuration の ク リ ア
ロジカルドライブ初期化
各種設定
ディスクアレイコントローラ設定
Configuration の ク リ ア
リビルド時電源断再起動、続行の設定
高速イニシャライズの設定
ハ ー ド デ ィ ス ク の Spin-up の 設 定
Cache Flush タ イ ミ ン グ の 設 定
Rebuild Rate の 設 定
ア ラ ー ム 音 (ON/OFF)設 定
ボ ー ド 情 報 表 示 (FW バ ー ジ ョ ン 他 )
FW 種 類
FW バ ー ジ ョ ン
BIOS バ ー ジ ョ ン
メモリ容量
ボ ー ド シ リ ー ズ No.
デフォルト値に設定
BIOS Enable/Disable 設 定
その他のアダプタ設定
オ ー ト リ ビ ル ド Enable/Disable 設 定
Initiator ID No.の 表 示
PCI バ ス ブ リ ッ ジ の 設 定
コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン 情 報 (HDD)の 強 制 設 定
ハードディスク最大容量設定パラメータ
バックグランドイニシャライズ及びコンシス
テンシチェックの実行中断
(次 頁 に 続 き ま す )
4−11
855-900159-001-C
メニュー
◇ Logical Drive
◇ Logical Drive *
◇ Initialize
◇ Check Consistency
◇ View/Update Parameters
・ RAID
・ SIZE
・ Stripe Size
◆ √ Write Policy
◆ √ Read Policy
◆ √ Cache Policy
◆ √ FlexRAID Virtual Sizing
・ #Stripes
・ State
◇ Physical Drive
◇ Rebuild
* Format
◇ Make Online
◇ Fail Drive
◇ Make HotSwap
◇ View Drive Information
・ Device Type
・ Capacity
・ Vender ID
・ Product ID
・ Revision
・ Media Errors
・ Other Errors
* Synchronous Negotiation
● Set Write Cache
* Channel
* Format
◇ Rebuild
◇ Check Consistency
※ 11
説明
ロジカルドライブ操作
ロジカルドライブの選択
ロジカルドライブの初期化
ロジカルドライブの冗長性チェック
ロジカルドライブ情報表示
RAID レ ベ ル の 表 示
ロジカルドライブの容量表示
ストライプサイズの表示
Write モ ー ド の 設 定
Read モ ー ド の 設 定
キャッシュモードの設定
バ ー チ ャ ル サ イ ジ ン グ の Enable/Disable 設 定
※ Enable に 設 定 し な い で く だ さ い
ストライプサイズの表示
ロジカルドライブの状態表示
物理ドライブ操作
リビルドの実行
ローレベルフォーマットの実行
ディスクのオンラインにする
ディスクをオフラインにする
オートリビルド用スタンバイディスクに設定
ハードディスク情報の表示
ハードディスクの種類
ハードディスクの容量
ハードディスクのベンダ名
ハードディスクの型番
ハードディスクのレビジョン
ハードディスクのメディアエラー発生数
ハードディスクのその他エラー発生数
同期パラメータの設定
ハードディスクのキャッシュの設定
チャネルの設定
ローレベルフォーマットの実行
リビルドの実行
ロジカルドライブの冗長性チェック
4−12
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3.2.各設定値
No.
※1
※2
※3
※4
※5
設定パラメータ
FlexRAID PowerFail
Fast Initialization
Cache Flush Timing
Rebuild Rate
Alarm Control
※6
Disable(Enable) BIOS
※7
※8
※9
※ 10
※ 11
Auto Rebuild
Multiple PCI Delayed Trans
Force Boot
Coercion Algorithm
Set Write Cache
出荷設定
ENABLED
ON
Every 4 Seconds
30%
Disable Alarm
Factory Default
←
←
←
←
Enable Alarm
(重 要 の 1 参 照 )
出荷設定変更
不可
○
不可
○
○
Enable
(表 示 :Disable BIOS)
ENABLED
ENABLED
OFF
NONE
Disabled
←
不可
←
←
←
←
←
不可
不可
不可
不可
不可
3.3.出荷設定変更について
以下の項目は、設定が変更可のです。各説明に従って設定してください。
※ 2 Fast Initialization
※ 4 Rebuild Rate
※ 5 Alarm Control
: 設 定 値 「 On」 を 推 奨 し ま す 。「 On 」 設 定 で は デ ィ ス ク の 先
頭 領 域 の み Initialize を 行 い ま す 。
: 設 定 値 「 30%」 を 推 奨 し ま す 。
:「 Enabled」 設 定 で 、 ハ ー ド デ ィ ス ク が 故 障 、 リ ビ ル ド 時 等
ス ピ ー カ ー が 鳴 り ま す 。通 常 は「 Disabled」で 使 用 し て く
ださい。
1 . 「Factory Default」実 行 時 は 設 定 値 が 変 更 に な り ま す 。
「Factory Defaults」実 行 後 は 各 パ ラ メ ー タ の 再 設 定 を 行 っ て く だ さ い 。
2 .MegaRAID® Configuration Utolity の バ ー ジ ョ ン に よ っ て は 、「Factory
Default」の 設 定 値 が 変 更 さ れ る 場 合 が あ り ま す 。
「Factory Defaults」実 行 後 は 各 パ ラ メ ー タ の 設 定 を 確 認 し て く だ さ い 。
3 . 「Factory Defaults」実 行 後 、 基 本 装 置 の 再 起 動 が 必 要 で す 。
4−13
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4
Configuration Utility 操作手順
4 . 1 . Configuration の 新 規 作 成 / 追 加 作 成
MegaRAID® Configuration Utility の 起 動
パラメータの確認/設定
Configuration 情 報 の 新 規 設 定
(パックの設定/ロジカルドライブの設定)
ロジカルドライブの設定内容確認
ロジカルドライブの初期化
MegaRAID® Configuration Utility の 終 了
(手順)
1.
2.
MegaRAID® Configuration Utility を 起 動 し 、 各 種 設 定 パ ラ メ ー タ を 確 認 し ま
す。
TOP メ ニ ュ ー (Management Menu) よ り 、「 Configure 」 → 「 New
Configuration」 を 選 択 し ま す 。
追 加 作 成 の 場 合 は 、「 View/ add Configuration」 を 選 択 し ま す 。
1 .「 New Configuration」 で Configuration を 作 成 の 場 合 、 既 存 の
Configuration 情 報 が ク リ ア さ れ ま す 。 既 存 の Configuration 情 報
に 追 加 作 成 の 場 合 は 、「 View/ add Configuration」を 選 択 し て く だ
さい。
2 .「 Eazy Configuration」 で は 、 ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ 容 量 の 設 定 及 び
RAID10 の 作 成 が で き ま せ ん 。「 New Configuration」 か 「 View/
Add Configuration」 で 作 成 し て く だ さ い 。
3 . 確 認 の メ ッ セ ー ジ (Proceed?) が 表 示 さ れ る の で 、「 Yes」 を 選 択 し ま す 。
4−14
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4 .SCAN DEVICE が 開 始 さ れ( 画 面 下 に ス キ ャ ン の 情 報 が 表 示 さ れ ま す )、終 了 す
る と 、 「New Configuration - ARRAY SELECTION MENU」画 面 が 表 示 さ れ ま す 。
以 降 は Channel-1∼ 3 に ハ ー ド デ ィ ス ク を 3 台 接 続 し た 例 で 説 明 し ま す
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Adapter-01
New Configuration – ARRAY SELECTION MENU
C
In
O
F
R
C
ID
Channel-1
ID
Channel-2
ID
Channel-3
0 M
READY
0 M
READY
0 M
READY
1 S
1 S
Ch-1 ID-0
DISK
1 S
xxxxxMB
VenderID
ProductID
Revision
SPACE-Sel ,ENTER-EndArray ,F10-Configure ,F2-Drv. Info ,F3-Logical Drives ,F4-HSP
5 . カ ー ソ ル キ ー で パ ッ ク し た い ハ ー ド デ ィ ス ク に カ ー ソ ル を 合 わ せ 、 <SPACE>
キ ー を 押 す と ハ ー ド デ ィ ス ク が 選 択 さ れ ま す 。( 選 択 ハ ー ド デ ィ ス ク の 表 示 が
READY か ら ONLIN に な り 、 Axx-xx が 点 滅 し ま す )
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Adapter-01
New Configuration – ARRAY SELECTION MENU
C
In
O
F
R
C
ID
Channel-1
ID
Channel-2
ID
Channel-3
0 M
ONLIN A01-01
0 M
ONLIN A01-02
0 M
ONLIN A01-03
1 S
1 S
Ch-1 ID-0
DISK
xxxxxMB
1 S
VenderID
ProductID
Revision
SPACE-Sel ,ENTER-EndArray ,F10-Configure ,F2-Drv. Info ,F3-Logical Drives ,F4-HSP
4−15
855-900159-001-C
1 .Channel-4 に ハ ー ド デ ィ ス ク が 接 続 し て あ る 場 合 は 、カ ー ソ ル の 移 動
によって画面が移動できます。
2 .ハ ー ド デ ィ ス ク を 選 択 後( ONLIN 表 示 )、選 択 を 解 除( READY)に 戻
し た い 場 合 は 、 再 度 <SPACE>キ ー を 押 す と 戻 り ま す 。
6 . ハ ー ド デ ィ ス ク の 選 択 が 完 了 し た ら 、 <Enter>キ ー で 確 定 し ま す ( 点 滅 が 止 ま
り ま す )。
7 . <F10> キ ー を 押 し て ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ の 作 成 を 行 い ま す 。「 Logical Drives
Configure」 画 面 が 表 示 さ れ ま す 。
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
LD
1
C
In
O
F
R
C
Adapter-01
Logical Drive Configured
RAID
Size
#Stripes
New Configuration
– ARRAY Strpsz
SELECTIONDrive-State
MENU
5
xxxxMB
3
64KB
OPTIMAL
ID
Channel-1
ID
Channel-2
ID
Channel-3
0 M
ONLIN A01-01
0 M
ONLIN A01-02
0 M
ONLIN A01-03
1 S
1 S
1 S
Logical Drive 01
RAID = 5
Size = xxxxMB
Advanced Menu
Accept
Span = NO
Ch-1 ID-0
DISK
Advaned
StripeSize = 64KB
Write Policy = WRTHRU
Read Policy = NORMAL
Cache Policy = DirectIO
xxxxxMB
VenderID
ProductID
Revision
SPACE-Sel ,ENTER-EndArray ,F10-Configure ,F2-Drv. Info ,F3-Logical Drives ,F4-HSP
8 .カ ー ソ ル キ ー で 、「RAID」、「Size」、「Advanced Menu」を 選 択 し 、<Enter>キ ー
で確定させ、各値を設定します。
「Advanced」を 選 択 す る と 、 「Advanced」画 面 が 表 示 さ れ ま す 。
( 1 )「 RAID」: R A I D レ ベ ル の 設 定 を 行 い ま す
パラメータ
0
1
3
5
備
考
RAID3 は 設 定 し な い で く だ さ い
● パ ッ ク を 組 ん だ ハ ー ド デ ィ ス ク の 数 に よ っ て 選 択 可 能 な RAID レ ベ ル が 変 わ
ります。
● RAID10 は 、 RAID1 の 「 SPAN=YES」 で 作 成 し ま す 。
( 詳 細 な 手 順 は 、本 章 の「 4 .5 .SPAN の 設 定 方 法 」を 参 照 し て く だ さ い )
4−16
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( 2 )「 Size」: ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ の サ イ ズ を 指 定 し ま す 。
アレイコントローラ1枚で最大40個のロジカルドライブが作成できます。
( 3 )「 Advanced Menu」
① 「 StripeSize」: ス ト ラ イ プ サ イ ズ の 設 定 を 行 い ま す 。
パラメータ
2
4
8
16
32
64
128
備
考
デフォルト表示、推奨設定値
② 「 Write Policy」: Write Policy の 設 定 を 行 い ま す 。
パラメータ
WRTHRU
WRBACK
備 考
ライトスルー
デフォルト表示、推奨設定値
ライトバック
③ 「 Read Policy」: Read Policy の 設 定 を 行 い ま す 。
パラメータ
NORMAL
READAHEAD
ADAPTIVE
備
考
先読みを行わない。
デフォルト表示、推奨設定値
先読みを行う。
2回連続して継続したセクタに対して
アクセスを行った場合先読みを行う。
④ 「 Cache Policy」: Cache Policy の 設 定 を 行 い ま す 。
パラメータ
Cached IO
Direct IO
備 考
リード時にハードディスクからのリードデータを、
一旦、ディスクアレイコントローラ内のキャッシュ
に書き込み、キャッシュ内から基本装置にデータ転
送します。
リード時にハードディスクからのリードデータを、
ダイレクトに基本装置へデータ転送し、同時にディ
スクアレイコントローラ内のキャッシュにも書き込
みます。
デフォルト表示、推奨設定値
4−17
855-900159-001-C
⑤ 「 Span」: Span 設 定 を 行 い ま す
パラメータ
備 考
CANSPAN
SPAN=YES
NOSPAN
SPAN=NO
● パ ッ ク を 組 ん だ ハ ー ド デ ィ ス ク の 構 成 が SPAN 設 定 可 能 な 場 合 デ フ ォ ル
ト で 「 YES」 が 表 示 さ れ ま す 。
● SPAN 実 行 時 は 、 パ ッ ク を 組 む 時 に 下 図 の 様 に 2 組 以 上 の 同 一 パ ッ ク を
作 成 し ま す 。( RAID10 作 成 時 : 詳 細 な 手 順 は 、 本 章 の 「 4 . 5 . SPAN
の設定方法」を参照してください)
ID
0 M
1 S
Channel-1
ONLIN A01-01
ID
0 M
Channel-2
ONLIN A01-02
1 S
ID
0 M
1 S
RAID1
Channel-3
ONLIN A02-01
ID
0 M
Channel-4
ONLIN A02-02
1 S
RAID1
RAID0
9 .す べ て の 設 定 が 完 了 し た ら 、
「 Accept」を 選 択 し て 、<Enter>キ ー を 押 す と 、ロ
ジ カ ル ド ラ イ ブ が 生 成 さ れ 、「 Logical Drive Configured」 画 面 に ロ ジ カ ル ド ラ
イブが表示されます。
1 0 . ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 生 成 し た ら 、 <ESC> キ ー を 押 し て 画 面 を 抜 け 、「 Save
Configuration?」 画 面 ま で 戻 り 、「 Yes」 を 選 択 す る と 、 Configuration が セ ー ブ
されます。
1 1 . Configuration の セ ー ブ 完 了 メ ッ セ ー ジ が 表 示 さ れ た ら 、 <ESC>キ ー で TOP メ
ニュー画面まで戻ってください。
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1 2 . TOP メ ニ ュ ー 画 面 よ り 「 Objects 」 → 「 Logical Drive 」 → 「 Vie w /
AddParameters」 を 選 択 し て ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ の 情 報 を 確 認 し て く だ さ い 。
「 Write Policy」、「 Read Policy」、「 Cache Policy」 の 設 定 値 は 変 更 が 可 能 で
す。
1 . こ こ で 必 ず 、「 √ FlexRAID Virtual Sizing」 が 「 DISABLED」 に
設定されている事を確認してください。
「 ENABLED」 に 設 定 し な い で く だ さ い 。
バ ー チ ャ ル サ イ ジ ン グ 機 能 は 、仮 想 的 な 大 き い サ イ ズ の デ ィ ス ク
容 量 を オ ペ レ ー テ ィ ン グ シ ス テ ム に 見 せ て い る 為 、使 用 方 法 を 誤
る と 、オ ペ レ ー テ ィ ン グ シ ス テ ム の イ ン ス ト ー ル や デ ィ ス ク 領 域
の確保ができません。
1 3 . TOP メ ニ ュ ー 画 面 よ り 「 Initialize」 を 選 択 す る 。
1 4 .「 Logical Drives」画 面 が 表 示 さ れ 、Initialize を 行 う ロ ジ カ ル ラ イ ブ を 選 択 す る 。
<F2>キ ー を 押 す と 、 表 示 さ れ て い る 全 ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ が 選 択 さ れ ま す 。
1 5 . ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 選 択 し た ら 、 <F10>キ ー を 押 し て Initialize を 行 い ま す 。
実行確認画面が表示されるので、
「 Yes」を 選 択 す る と Initialize が 実 行 さ れ ま す 。
1 6 .「 Initialize Logical Drive Progress」 画 面 の メ ー タ 表 示 が 1 0 0 % に な っ た ら
Initialize は 完 了 で す 。
1 7 . <ESC>キ ー で TOP メ ニ ュ ー ま で 戻 っ て 、 MegaRAID® Configuration Utility を
終了してください。
4−19
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4.2.マニュアルリビルド
ハードディスクの交換
MegaRAID® Configuration Utility の 起 動
パラメータの確認/設定
リビルド実行
MegaRAID® Configuration Utility の 終 了
(手順)
1.ハードディスクを交換し、装置を起動します。
2 .MegaRAID® Configuration Utility を 起 動 し 、各 種 設 定 パ ラ メ ー タ を 確 認 し ま す 。
3 .TOP メ ニ ュ ー よ り 、
「 Rebuild」を 選 択 す る と 、以 下 の よ う な「 Rebuild –PHYSICAL
DRIVES SELECTION MENU」 画 面 が 表 示 さ れ ま す 。
以 降 は Channel-1∼ 3 に ハ ー ド デ ィ ス ク を 3 台 接 続 し た 例 で 説 明 し ま す
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Rebuild
C
In
O
F
R
C
Adapter-01
– PHTSICAL DRIVE SELECTION MENU
ID
Channel-1
ID
Channel-2
ID
Channel-3
0 M
ONLIN A01-01
0 M
ONLIN A01-02
0 M
FAIL
1 S
1 S
Ch-1 ID-0
DISK
xxxxxMB
A01-03
1 S
VenderID
ProductID
Revision
SPACE-(De)Select ,F10-Start Rebuild ,F2-Drive Information ,F3-View Logical Drives
4−20
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5 .「 FAIL」 に な っ て い る ハ ー ド デ ィ ス ク に カ ー ソ ル を 合 わ せ 、 <SPACE>キ ー で 選
択 し ま す 。 複 数 の ハ ー ド デ ィ ス ク を 選 択 可 能 ( 同 時 リ ビ ル ド )。
6 . ハ ー ド デ ィ ス ク が 選 択 さ れ る と 、 ”FAIL”の 表 示 が 点 滅 し ま す 。
7 . ハ ー ド デ ィ ス ク の 選 択 が 完 了 し た ら 、 <F10>キ ー を 押 し て リ ビ ル ド を 実 行 し ま
す。
8 .確 認 の 画 面 が 表 示 さ れ る の で 、「 Yes」を 選 択 す る と 、リ ビ ル ド が ス タ ー ト し ま
す。
9 .「 Rebuild Physical Drives in Progress」 画 面 の メ ー タ 表 示 が 1 0 0 % に な っ た
らリビルド完了です。
1 0 . <ESC>キ ー で TOP メ ニ ュ ー ま で 戻 っ て 、 MegaRAID® Configuration Utility を
終了してください。
4−21
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4.3.ホットスペアの設定
ハードディスクの実装
MegaRAID® Configuration Utility の 起 動
パラメータの確認/設定
ホットスペアの設定
MegaRAID® Configuration Utility の 終 了
(手順)
1.ホットスペア用のハードディスクを実装し、本体装置を起動します。
2 .MegaRAID® Configuration Utility を 起 動 し 、各 種 設 定 パ ラ メ ー タ を 確 認 し ま す 。
3 .TOP メ ニ ュ ー よ り 、「 Objects」→「 Physical Drive」を 選 択 す る と 、以 下 の よ
う な「 Objectsts - PHYSICAL DRIVE SELECTION MENU」画 面 が 表 示 さ れ ま す 。
以 降 は Channel-1∼ 4 に ハ ー ド デ ィ ス ク を 4 台 接 続 し た 例 で 説 明 し ま す 。
( Channel1∼ 3 は ONLIN 状 態 、 Channel-4 は READY 状 態 、 画 面 は Channel2
∼4 の画面に移動)
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Adapter-01
Objects – PHYSICAL DRIVE SELECTION MENU
C
In
O
F
R
C
ID
Channel-2
ID
Channel-3
ID
Channel-4
0 M
ONLIN A01-01
0 M
ONLIN A01-02
0 M
READY
1 S
1 S
Ch-1 ID-0
DISK
xxxxxMB
1 S
VenderID
ProductID
Revision
ENTER-Physical Drive Object Meny ,F2-Drive Information ,F3-View Logical Drives
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5 .ホ ッ ト ス ペ ア に 設 定 す る ハ ー ド デ ィ ス ク に カ ー ソ ル を 合 わ せ て 、<ENTER>キ ー
を押します。
6 .「 Channel X,Target X」 の 画 面 が 表 示 さ れ る の で 、「 Make HotSpare」 を 選 択 し
ます。
7 . 確 認 の 画 面 が 表 示 さ れ る の で 、「 Yes」 を 選 択 し ま す 。
8 . ハ ー ド デ ィ ス ク の 表 示 が 、「 HOTSP」 に 変 更 さ れ ま す 。
9 . <ESC>キ ー で TOP メ ニ ュ ー ま で 戻 っ て 、 MegaRAID® Configuration Utility を
終了してください。
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Adapter-01
Objects – PHYSICAL DRIVE SELECTION MENU
C
In
O
F
R
C
ID
Channel-2
ID
Channel-3
ID
Channel-4
0 M
ONLIN A01-01
0 M
ONLIN A01-02
0 M
HOTSP
1 S
1 S
Ch-1 ID-0
DISK
xxxxxMB
1 S
VenderID
ProductID
Revision
ENTER-Physical Drive Object Meny ,F2-Drive Information ,F3-View Logical Drives
1 . ホ ッ ト ス ペ ア の 設 定 を 取 り 消 す に は 、「 Objects」 → 「 Physical
Drive」 → 「 Fail Drive」 を 選 択 し ま す 。
2.ホットスペア用ハードディスクが複数(同一容量)ある場合は、
CH 番 号 / ID 番 号 が 小 さ い ハ ー ド デ ィ ス ク か ら 順 に リ ビ ル ド が 実
施されます。
4−23
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4.4.Consistency
Check
MegaRAID® Configuration Utility の 起 動
パラメータの確認/設定
Consistency Check の 実 行
MegaRAID® Configuration Utility の 終 了
(手順)
1 .MegaRAID® Configuration Utility を 起 動 し 、各 種 設 定 パ ラ メ ー タ を 確 認 し ま す 。
2 . TOP メ ニ ュ ー よ り 、「 Check Consistency」 を 選 択 し ま す 。
3 .「 Logical Drives」 の 画 面 が 表 示 さ れ 、 Consistency Check を 行 う ロ ジ カ ル ド ラ
イブにカーソルを合わせ、スペースキーを押すとロジカルドライブが選択され
ます。
ま た 、<F2>キ ー を 押 す と 、表 示 さ れ て い る 全 ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ が 選 択 さ れ ま す 。
4 . ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ を 選 択 し た ら 、 <F10>キ ー を 押 し て 、 Consistency Check を
行います。
確認画面が表示されるので、
「 Yes」を 選 択 す る と Consistency Check が 実 行 さ
れます。
5 .「 Check Consistency Progress 」 画 面 の メ ー タ 表 示 が 1 0 0 % に な っ た ら 、
Consistency Check は 完 了 で す 。
6 . <ESC>キ ー で TOP メ ニ ュ ー ま で 戻 っ て 、 MegaRAID® Configuration Utility を
終了してください。
1 . コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン の 作 成 を 行 っ た 時 は 、 必 ず 、 Consistency
Check を 実 行 し て く だ さ い 。
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4 . 5 . SPAN の 設 定 方 法
以 下 に 、 R A I D 1 の SPAN 設 定 ( RAID10) 手 順 を 説 明 し ま す 。
Channel-1∼ 4 に ハ ー ド デ ィ ス ク 4 台 を 接 続 し た 場 合 を 例 に 手 順 を 説 明 し ま す 。
(RAID1の2SPAN設定)
① Configuration 実 行 画 面 を 起 動
TOP 画 面 か ら 、「 Configure」→「 New Configuration」を 選 択 す る と 、以 下 の 画 面 が 表
示 さ れ ま す 。 Channel-1 の メ ニ ュ ー 画 面 で 、 ID=0 の 場 所 に カ ー ソ ル が 表 示 さ れ ま す 。
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Adapter-01
New Configuration – ARRAY SELECTION MENU
C
In
O
F
R
C
ID
Channel-1
ID
Channel-2
ID
Channel-3
0 M
READY
0 M
READY
0 M
READY
1 S
1 S
Ch-1 ID-0
DISK
1 S
xxxxxMB
VenderID
ProductID
Revision
SPACE-Sel ,ENTER-EndArray ,F10-Configure ,F2-Drv. Info ,F3-Logical Drives ,F4-HSP
4−25
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② Channel-1/2 の ハ ー ド デ ィ ス ク を 選 択
ス ペ ー ス キ ー を 押 す と 、 Channel-1 、 ID=0 は 「 ONLIN A01-01」 に 表 示 が 変 わ り 、
「 A01-01」は 点 滅 表 示 に な り ま す 。( カ ー ソ ル は 、Channel-2、ID=0 に 自 動 的 に 移 動 )
同 様 に 、 Channel-2、 ID=0 で も ス ペ ー ス キ ー を 押 し ま す 。( 「 A01-02」 も 点 滅 し 、 カ
ー ソ ル は Channel-3、ID=0 に 移 動 )ハ ー ド デ ィ ス ク 2 台 (Channel-1、ID=0/ Channel-2、
ID=0)を 選 択 し た ら 、 ENTER キ ー を 押 し 、 確 定 し ま す 。( 各 ハ ー ド デ ィ ス ク の 点 滅 表
示が停止します)
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Adapter-01
New Configuration – ARRAY SELECTION MENU
C
In
O
F
R
C
ID
Channel-1
ID
Channel-2
ID
Channel-3
0 M
ONLIN A01-01
0 M
ONLIN A01-02
0 M
READY
1 S
1 S
Ch-1 ID-0
DISK
1 S
xxxxxMB
VenderID
ProductID
Revision
SPACE-Sel ,ENTER-EndArray ,F10-Configure ,F2-Drv. Info ,F3-Logical Drives ,F4-HSP
4−26
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③ Channel-2/3 の ハ ー ド デ ィ ス ク を 選 択
次 に 、 ② の 状 態 で 、 Channe-1/2 の ID=0 と 同 様 に ス ペ ー ス キ ー を 押 し て Channel-3/4
の ID=0 を 選 択 し 、 ENTER キ ー を 押 し て 確 定 し ま す 。( 表 示 は 「 ONLIN A02-01/02」
に変わります)
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Adapter-01
New Configuration – ARRAY SELECTION MENU
C
In
O
F
R
C
ID
Channel-2
ID
Channel-3
ID
Channel-4
0 M
ONLIN A01-01
0 M
ONLIN A02-01
0 M
ONLIN A02-02
1 S
1 S
Ch-1 ID-0
DISK
1 S
xxxxxMB
VenderID
ProductID
Revision
SPACE-Sel ,ENTER-EndArray ,F10-Configure ,F2-Drv. Info ,F3-Logical Drives ,F4-HSP
④ロジカルドライブの設定
③ の 状 態 で F10 キ ー を 押 す と 、以 下 の 画 面 が 表 示 さ れ ま す 。各 項 目 に 設 定 を 行 っ て く
だ さ い 。更 に 、「 Advance Menu」を 選 択 す る と サ ブ メ ニ ュ ー「 Advanced」画 面 が 表 示
されます。
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
LD
1
C
In
O
F
R
C
Adapter-01
Logical Drive Configured
RAID
Size
#Stripes
Strpsz
Drive-State
New
Configuration
– ARRAY
SELECTION
MENU
1
xxxxMB
2
64KB
OPTIMAL
ID
Channel-2
ID
Channel-3
ID
Channel-3
0 M
ONLIN A01-01
0 M
ONLIN A02-01
0 M
ONLIN A02-02
1 S
1 S
1 S
Logical Drive 01
RAID = 1
Size = xxxxMB
Advanced Menu
Accept
Span = Yes
Ch-1 ID-0
DISK
Advaned
StripeSize = 64KB
Write Policy = WRTHRU
Read Policy = NORMAL
Cache Policy = DirectIO
xxxxxMB
VenderID
ProductID
Revision
SPACE-Sel ,ENTER-EndArray ,F10-Configure ,F2-Drv. Info ,F3-Logical Drives ,F4-HSP
4−27
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設定内容は以下のようになっています。
設定項目
RAID
Size
Advanced
デフォルト(初期値)
設定内容
設定値
StripeSize
Write Policy
1
全 容 量 (ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ )
64KB
WRTHRU
1
全容量
64KB
WRTHRU
Raed Policy
NORMAL
Cache Policy
DirectIO
0,1
全容量
2/4/8/16/32/64/128
WRTHRU
WRBACK
NORMAL
READAHEAD
ADAPTIVE
DirectIO
CacheIO
CANSPAN (YES)
NOSPAN (NO)
Span
網掛けの部分
YES
NORMAL
DirectIO
YES
は、推奨値です。
※ 「 Logical Drive XX 」 メ ニ ュ ー 画 面 か ら サ ブ メ ニ ュ ー 「 Advanced 」 画 面 に は 、
「 Advaned Menu」を 選 択 し て ENTER キ ー を 押 す と 移 り ま す 。ま た 、「 Logical Drive
XX」 メ ニ ュ ー 画 面 に 戻 る 場 合 は 、 ESC キ ー を 押 す と 戻 り ま す 。 戻 っ た 場 合 は 、 カ
ー ソ ル は 「 Accept」 に 移 動 し ま す 。
※ RAID10 作 成 時 は 、 ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ の サ イ ズ は 、 全 容 量 に 設 定 し て く だ さ い 。
ロジカルドライブのサイズを変更するとスパンが設定できません。
⑤設定の確定
④ の 設 定 が 終 了 し た ら 、「 Logical Drive X」 画 面 の 「 Accept」 を 選 択 し 、 ENTER キ ー
を 押 す と 、 設 定 内 容 は 確 定 し ま す 。 確 定 す る と 、「 Logical Drive Configured」 画 面 の
該 当 ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ は 、「 緑 色 」( 未 設 定 ) か ら 「 水 色 」( 設 定 済 ) に 変 わ り ま す 。
確定の識別は、文字の色で判断してください。
ま た 、 設 定 を 再 度 設 定 し た い 場 合 は 、 ESC キ ー を 押 し て 、「 Save Configuration?」 画
面 で 「 No」 を 選 択 し て 、 再 度 「 New Configuration」 か ら 実 施 し て く だ さ い 。
4−28
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⑥設定の保存
⑤ の 確 定 が 終 了 し た ら 、 ESC キ ー 又 は ENTER キ ー を 押 し ま す 。「 Save
Configuration?」 画 面 が 表 示 さ れ ま す の で 、「 YES」 を 選 択 し て ENTER を 押 し ま す 。
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Adapter-01
Configure
Save Configuration?
Easy Configuration
YES
New Configuration
NO
View/Add Configuration
Clear
Logical Drive Configured
LD
RAID
Size
#Stripes
Strpsz
Drive-State
1
1
xxxxMB
2
64KB
OPTIMAL
Manag
Configur
Initialize
Objects
Format
Rebuild
Check Consiste
Select YES Or NO
ENTER - Select
保存が終了すると以下の画面のように保存が完了したメッセージのポップアップが表
示 さ れ ま す 。ど れ か キ ー を 押 し て く だ さ い 。画 面 は「 Configure」画 面 に 戻 り ま す の で 、
こ れ で RAID10 の ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ の 作 成 は 終 了 で す 。
MegaRAID BIOS Config Utility(40-Ld) Verx,xx mmm dd, yyyy
Configure
Easy Configuration
New Configuration
View/Add Configuration
Clear
Logical Drive Configured
LD
RAID
Size
#Stripes
Strpsz
1
1
xxxxMB
2
64KB
Manage
Configure
Initialize
Objects
Format
Rebuild
Check Consisten
Adapter-01
Drive-State
OPTIMAL
Configuration is Saved
Press Any Key To Continue
1 . ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ 作 成 後 は 、 必 ず 「 Initialize 」 及 び 「 Check
Consistency」 を 実 施 し て く だ さ い 。
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4.6.その他
( 1 ) Clear Configuration
コンフィグレーション情報のクリアを行います。
TOP メ ニ ュ ー よ り 、「 Configure」 → 「 Clear Configuration」 を 選 択 。
「 Clear Configuration」 を 実 行 す る と 、 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ 、 ハ ー ド デ ィ ス
クのコンフィグレーション情報がクリアされます。
「 Clear Configuration」 を 実 行 す る と 、 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ の 全 チ ャ ネ ル の
コンフィグレーション情報がクリアされます。
1.ディスクアレイコントローラとハードディスクのコンフィグレーション
情 報 が 異 な る 場 合 、( デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ 不 具 合 に よ る 交 換 時 以
外 )デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ の コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン 情 報 を 選 ん だ 場
合、コンフィグレーションが正常に行えません。
そ の 場 合 に は 、「Clear Configuration」を 実 施 し て 、再 度 コ ン フ ィ グ レ ー シ
ョンを作成してください。
2 . ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ 単 位 の 削 除 は 、MegaRAID® Configuration Utility で は
できません。
Power Consloe Plus TM を 使 用 し て く だ さ い 。
( 3 ) Make Online
Fail 状 態 の ハ ー ド デ ィ ス ク を オ ン ラ イ ン に す る こ と が で き ま す 。
TOP メ ニ ュ ー よ り 、「 Objects」 → 「 Physical Drive」 → ハ ー ド デ ィ ス ク 選 択 → 「 Make
Online」
( 4 ) Alarm Control
アラームのON/OFF設定、現在鳴っているアラームの停止を行う事ができます。
TOP メ ニ ュ ー よ り 、「 Objects」 → 「 Adapter」 → 「 Alarm Control」 を 選 択
Disable Alarm
Enable Alarm
Silence Alarm
アラームOFF設定
アラームON設定
現在鳴っているアラームを停止させます。
設定はON設定のまま
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( 6 ) Rebuild Rate
Rebuild Rate を 設 定 し ま す 。
TOP メ ニ ュ ー よ り 、「 Objects」 → 「 Adapter」 → 「 Rebuild Rate」 を 選 択 。
0%∼100%の範囲で設定可能。デフォルト値(設定推奨値)30%。
(7)ハードディスク情報
ハードディスクの情報を確認できます。
TOP メ ニ ュ ー よ り 、「 Objects」 → 「 Physical Drive」 → ハ ー ド デ ィ ス ク 選 択 → 「 View
Drive Information」 を 選 択
(8)フォーマット
「 Format」 機 能 は サ ポ ー ト し て い ま せ ん 。
4−31
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第5章
Consistency Check のスケジュール実行手順
こ こ で は 、本 装 置 の Consistency Check 機 能 に お い て 、O S 起 動 後 に ス ケ ジ ュ ー ル に よ り
定期的にロジカルドライブの整合性をチェックする手順について説明します。
1.実行条件
( 1 ) N8103-73 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ (IDE)が 実 装 さ れ て い る こ と 。
装置内を目視でご確認ください。
( 2 ) Power Console Plus TM を イ ン ス ト ー ル し て い る こ と 。
デ ス ク ト ッ プ 画 面 の [マ イ コ ン ピ ュ ー タ ]→ [コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル ]→ [ア プ リ ケ ー シ ョ
ン の 追 加 と 削 除 ]の 順 で 起 動 画 面 内 の ア イ コ ン を ク リ ッ ク し ま す 。
・ WindowsNT4.0 の 場 合
「 ア プ リ ケ ー シ ョ ン の 追 加 と 削 除 の プ ロ パ テ ィ 」 画 面 の [イ ン ス ト ー ル と 削 除 ]画
面を表示すると、インストールされているアプリケーションがウィンド内に表示
されます。
・ Windows2000 の 場 合
更 に 、「 ア プ リ ケ ー シ ョ ン の 追 加 と 削 除 」 画 面 に 、「 現 在 イ ン ス ト ー ル さ れ て い る
プログラム」にその中にインストールされているアプリケーションが表示されま
す。
『 Power Console Plus Package』 が 表 示 さ れ て い れ ば イ ン ス ト ー ル さ れ て い ま
す。表示されていない場合にはインストールを実施してください。
( 3 ) MegaServ サ ー ビ ス が 開 始 に な っ て い る こ と 。
・ WindowsNT4.0 の 場 合
デ ス ク ト ッ プ 画 面 の [マ イ コ ン ピ ュ ー タ ]→ [コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル ]→ [サ ー ビ ス ]の 順
で起動画面内のアイコンをクリックします。
・ Windows2000 の 場 合
デ ス ク ト ッ プ 画 面 の [マ イ コ ン ピ ュ ー タ ]→ [コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル ]→ 「 管 理 ツ ー ル 」
→ [サ ー ビ ス ]の 順 で 起 動 画 面 内 の ア イ コ ン を ク リ ッ ク し ま す 。
サ ー ビ ス の 中 の 『 MegaServ』 を 確 認 し ま す 。
状 態 が 『 開 始 』 と 表 示 さ れ て い れ ば 、 MegaServ サ ー ビ ス は 開 始 さ れ て い ま す 。
開始されていない場合には、開始してください。またスタートアップが自動になっ
ているかご確認ください。自動になっていない場合には自動に設定してください。
( MegaServ サ ー ビ ス を 選 択 し 、 [ス タ ー ト ア ッ プ (R)]を ク リ ッ ク す れ ば 設 定 画 面 が
表示します)
5−1
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2.コマンドプロンプトの起動
( 1 ) Administrators グ ル ー プ で ロ グ オ ン し て く だ さ い 。
( 2 )デ ス ク ト ッ プ 画 面 の [ス タ ー ト ] ボ タ ン を ク リ ッ ク し 、[プ ロ グ ラ ム ] を ポ イ ン ト し ま
す。
( 3 )次 に 、Windows NT4.0 の 場 合 、[コ マ ン ド プ ロ ン プ ト ]を ク リ ッ ク 、Windows2000 の
場 合 、[ア ク セ サ リ ]→ [コ マ ン ド プ ロ ン プ ト ]を ク リ ッ ク す る と 、コ マ ン ド プ ロ ン プ ト
画面が表示されます。
5−2
855-900159-001-C
3.スケジュールコマンドの入力
3.1.ディレクトリ移動
Consistency Check の ス ケ ジ ュ ー ル の 設 定 や ス ケ ジ ュ ー ル 開 始 は 『 Megactrl.exe』 を 使
用 し て 行 い ま す 。こ の ア プ リ ケ ー シ ョ ン は Power Console Plus TM を イ ン ス ト ー ル す る と 、
通 常 『 C:¥WINNT¥system32』 の デ ィ レ ク ト リ 下 に イ ン ス ト ー ル さ れ ま す 。
以 下 の コ マ ン ド を 入 力 し て 『 Megactrl.exe』 の デ ィ レ ク ト リ に 移 動 し て く だ さ い 。
C:¥> cd winnt¥system32
3.2.コマンド入力
『 megactrl』 コ マ ン ド 及 び 各 種 パ ラ メ ー タ で 、 以 下 に 示 す Consistency Check の ス ケ ジ
ュール設定及びスケジュールの制御を行う事ができます。
● スケジュール設定及びスケジュール開始
● 実 行 中 の Consistency Check 中 止
● スケジュールの抑止及び開始
5−3
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(1)スケジュール設定およびスケジュール開始
入 力 形 式 ( X,M,D,Y は 変 数 で す 、 ( )括 弧 は 省 略 可 を 意 味 し ま す )
C:¥WINNT¥system32> megactrl –cons –hX –dX –wX (–dateMM/DD/YYYY)
各パラメータ
パラメータ
-cons
-hX
意味
後に続くパラメータ
をスケジュールに設
定し、開始します。
開始時間を設定しま
す。
動作させる曜日を設
定します。
-dX
設 定 内 容 ( X,D,M,Y)
デフォルト
−
EnableFlag=1
X=0∼ 23( 時 )
0
X=0:日 曜 日
1:月 曜 日
2:火 曜 日
3:水 曜 日
4:木 曜 日
5:金 曜 日
6:土 曜 日
0
(日 曜 日 )
-wX
動作間隔を週単位で
設定します。
X=0∼ 24( 週 )
注 意 ) 0: 毎 日
-dateMM/DD/YYYY
動作開始日を設定し
ま す 。( 省 略 可 能 )
MM=01∼ 12(月 )
DD=01∼ 31(日 )う る う 年 対 応
YYYY=1900∼ 2038(年 )
1
コマンド
入力日
1.パラメータを省略した場合はデフォルトの値が設定されます。
2.スケジュール設定後は、イベントビューアのアプリケーションに設
定 内 容 の ロ グ が 登 録 さ れ ま す 。ス ケ ジ ュ ー ル 設 定 後 は 必 ず ロ グ の 内
容をご確認ください。
3 . ス ケ ジ ュ ー ル に よ っ て Consistency Check が 実 行 し て い る 時 に 、
再スケジュールでパラメータを変更すると、実行している
Consistency Check は 中 止 ( ア ボ ー ト ) し ま す 。
4.スケジュール及びスケジュール開始パラメータが全く同じ場合は、
イベントビューアのアプリケーションログに登録されません。
5 .ス ケ ジ ュ ー ル 設 定 時 、入 力 ミ ス を し て も エ ラ ー を 表 示 し ま せ ん の で 、
お気をつけください。
6 .『 megactrl ?』 で ヘ ル プ フ ァ イ ル が 表 示 さ れ ま す 。 説 明 の 中 で 、 上
記 パ ラ メ ー タ 以 外 が 表 示 さ れ ま す が 、絶 対 に 上 記 以 外 の パ ラ メ ー タ
は実施しないでください。
5−4
855-900159-001-C
パ ラ メ ー タ 『 -w』 の 設 定 に つ い て
-wX で 指 定 し た 週 間 隔 の 設 定 は 、コ マ ン ド 実 行 日 以 降 の 最 初 の 対 象 曜 日( -d
で 指 定 し た 曜 日 ) か ら 『 -w』 で 指 定 し た 間 隔 が カ ウ ン ト さ れ ま す 。
最 初 の 曜 日 は Consistency Check を 実 施 し ま せ ん 。
スケジュール①
:『 megactrl –cons –h10 –d6 –w1 (–date11/09/2000)』
土 曜 日 の 午 前 1 0 時 、11/18 か ら 1 週 間 隔 で Consistency Check を 実 施
スケジュール②
:『 megactrl –cons –h10 –d6 –w2 (–date11/09/2000)』
土 曜 日 の 午 前 1 0 時 、11/25 か ら 2 週 間 隔 で Consistency Check を 実 施
共 に 。 11/9 以 降 、 最 初 の 土 曜 日 11/11 か ら カ ウ ン ト を 開 始 し 、 -w で 指 定
し た 週 間 隔 で Consistency Check を 実 施 し ま す 。
日付
曜日
11/ 8
11/ 9
11/10
11/11
11/12
11/13
11/14
11/15
11/16
11/17
11/18
11/19
11/20
11/21
11/22
11/23
11/24
11/25
11/26
11/27
11/28
11/29
11/30
12/ 1
12/ 2
12/ 3
12/ 4
12/ 5
12/ 6
12/ 7
12/ 8
12/ 9
12/10
12/11
12/12
11/13
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
木
金
土
日
月
火
水
スケジュール①
スケジュール②
スケジュール開始日
スケジュール開始日
週カウント開始
週カウント開始
(1W)
Consistency Check 実 施
(1 回 目 )
(2W)
(1W)
Consistency Check 実 施
(2 回 目 )
Consistency Check 実 施
(1 回 目 )
(1W)
(2W)
Consistency Check 実 施
(3 回 目 )
(1W)
Consistency Check 実 施
(4 回 目 )
(1W)
5−5
Consistency Check 実 施
(2 回 目 )
(2W)
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( 2 ) 実 行 中 の Consistency Check 中 止
実 行 中 の Consistency Check を 中 止 し ま す 。
入力形式
C:¥WINNT¥system32> megactrl –cons –abort
Consistency Check の 実 行 状 態 を 中 止 す る の み で 、 設 定 さ れ て い る パ ラ メ ー タ 、
及び開始パラメータのスケジュールは変更されません。
(3)スケジュールの抑止及び開始
① ス ケ ジ ュ ー ル に よ る Consistency Check 実 施 を 抑 止 し ま す 。( EnableFlag=0) 以
降 、 ス ケ ジ ュ ー ル が 開 始 さ れ る ま で Consistency Check は 実 施 さ れ ま せ ん .
入力形式
C:¥WINNT¥system32> megactrl –dischkcon
動 作 中 の Consistency Check に は 問 題 あ り ま せ ん 。
② ス ケ ジ ュ ー ル に よ る Consistency Check 実 施 の 抑 止 を 解 除 し ま す 。( EnableFlag=1)
入力形式
C:¥WINNT¥system32> megactrl –enchkcon
動 作 中 の Consistency Check に は 問 題 あ り ま せ ん 。
5−6
855-900159-001-C
4.スケジュールパラメータ及び実行の確認
Consistency Check の ス ケ ジ ュ ー ル パ ラ メ ー タ は 、 以 下 の タ イ ミ ン グ で 登 録 さ れ る イ ベ
ントビューアのアプリケーションログで確認する事ができます。
・ OS 起 動 に よ る 登 録
・コ マ ン ド プ ロ ン プ ト で 、『 megactrl』コ マ ン ド で ス ケ ジ ュ ー ル パ ラ メ ー タ 設 定 に よ る
登録
・ ス ケ ジ ュ ー ル で 実 施 さ れ る Consistency Check 開 始 、 終 了 に 登 録
・ 実 行 中 の Consistency Check が 異 常 終 了 ( Abort) し た 場 合 に 登 録
また、登録されるログには以下の種類があります。
・ OS 起 動 後 の ロ グ
・パラメータ設定時のログ
・スケジュール実行の抑止及び開始のログ
・ ス ケ ジ ュ ー ル に よ る Consistency Check 開 始 の ロ グ
・ ス ケ ジ ュ ー ル に よ る Consistency Check 実 行 経 過 の ロ グ
・ ス ケ ジ ュ ー ル に よ る Consistency Check 正 常 終 了 の ロ グ
・ ス ケ ジ ュ ー ル に よ る Consistency Check 異 常 終 了 の ロ グ
5−7
855-900159-001-C
以 降 に 、 Power Console Plus TM の イ ン ス ト ー ル 後 か ら 、 Consistency Check の パ ラ メ ー
タ 設 定 、 Consistency Check 実 施 確 認 等 、 一 連 の 作 業 の 流 れ に 伴 い ロ グ の 見 え 方 を 説 明
します。
4.1パラメータ初期値設定の確認
Consistency Check の ス ケ ジ ュ ー ル パ ラ メ ー タ に は 、 Power Console Plus TM イ ン ス ト ー
ル後の再起動で初期値が設定されます。
以下の画面が登録されたログです。ログには初期パラメータが設定されています。
( 再 起 動 時 刻 が 2001 年 5 月 23 日 午 後 2 時 37 分 16 秒 の 場 合 )
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/23
午後 02:37:16
N/A
XXX
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
6103
MegaServ.log
情報
なし
説明
Initial CheckConsistency Schedule:
EnableFlag: 0
Date: 05/23/2001
DayOfWeek: 0
HourOfDay:
0 Week(s): 1 ReportChkonProgInterval:0seconds(0 means report in-frequently)
Weeks=N means after every N weeks
Weeks=0 means all days( Day of week ignored)
EnableFlag=0 means do not do check consistency
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
説明のメッセージ
EnableFlag:
Date:
DayOfWeek:
HourOfDay:
Week(s):1
ヘルプ(H)
設定値
意味
スケジュール無効
0
立上げの日付 立上げの日付
日曜日
0
午前0時
0
一週間隔
1
※ Weeks=N…以 降 は メ ッ セ ー ジ の 説 明 に な り ま す 。
5−8
設定対象パラメータ
-enchkcon/-dischkcon
-date
-d
-h
-w
855-900159-001-C
4.2.パラメータ設定後の確認
毎週金曜日の午後10時に実施するようにスケジュールを設定する場合を例に説明しま
す。
コ マ ン ド の 設 定 は 以 下 の コ マ ン ド プ ロ ン プ ト 画 面 の よ う に コ マ ン ド を 入 力 し ま す 。ま た 、
動作開始日の入力は省略しているので、コマンド入力日が動作開始日に設定されます。
( コ マ ン ド 入 力 時 刻 が 2001 年 5 月 23 日 午 後 2 時 23 分 54 秒 の 場 合 )
コマンドプロンプト画面
C:¥WINNT¥system32> megactrl –cons –h22 –d5 –w1
コ マ ン ド 設 定 後 、イ ベ ン ト ビ ュ ー ア の ア プ リ ケ ー シ ョ ン に は 以 下 の ロ グ が 登 録 さ れ ま す 。
※ ロ グ が 複 数 あ る 場 合 は 、 イ ベ ン ト 番 号 が 『 6103』 の 最 新 を 選 ん で く だ さ い 。
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/23
午後 02:23:54
N/A
XXX
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
6103
MegaServ.log
情報
なし
説明
CheckConsistency is re-Schedule as:
EnableFlag: 1
Date: 05/23/2001
DayOfWeek:5
HourOfDay: 22
Week(s): 1 ReportChkonProgInterval:0seconds(0 means in-frequently)
Weeks=N means after every N weeks
Weeks=0 means all days( Day of week ignored)
EnableFlag=0 means do not do check consistency
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
説明のメッセージ
EnableFlag:
Date:
DayOfWeek:
HourOfDay:
Week(s):1
ヘルプ(H)
設定値
意味
スケジュール有効
1
パラメータ設定日
05/23/2001
5
金曜日
22
午後10時
一週間隔
1
※ Weeks=N…以 降 は メ ッ セ ー ジ の 説 明 に な り ま す 。
5−9
設定対象パラメータ
-enchkcon/-dischkcon
-date
-d
-h
-w
855-900159-001-C
4.3.スケジュール実行抑止の確認
(2)のパラメータ設定のスケジュールをキャンセルした場合を例に説明します。
以下のコマンドプロンプト画面のようにコマンドを入力します。
( コ マ ン ド 入 力 時 刻 が 2001 年 5 月 23 日 午 後 3 時 24 分 21 秒 の 場 合 )
コマンドプロンプト画面
C:¥WINNT¥system32> megactrl –dischkcon
イベントビューアのアプリケーションには以下のログが登録されます。
※ ロ グ が 複 数 あ る 場 合 は 、 イ ベ ン ト 番 号 が 『 6103』 の 最 新 を 選 ん で く だ さ い 。
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/23
午後 03:24:21
N/A
XXX
0 に変更
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
6103
MegaServ.log
情報
なし
説明
CheckConsistency is re-Schedule as:
EnableFlag: 0
Date: 05/23/2001
DayOfWeek:5
HourOfDay: 22
Week(s): 1 ReportChkonProgInterval:0seconds(0 means in-frequently)
Weeks=N means after every N weeks
Weeks=0 means all days( Day of week ignored)
EnableFlag=0 means do not do check consistency
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
説明のメッセージ
EnableFlag:
Date:
DayOfWeek:
HourOfDay:
Week(s):1
ヘルプ(H)
設定値
意味
スケジュール無効
0
パラメータ設定日
05/23/2001
5
金曜日
22
午後10時
一週間隔
1
※ Weeks=N…以 降 は メ ッ セ ー ジ の 説 明 に な り ま す 。
5−10
設定対象パラメータ
-enchkcon/-dischkcon
-date
-d
-h
-w
855-900159-001-C
4.4.スケジュール実行開始の確認
(3)で抑止したスケジュールを再開した場合を例に説明します。
以下のコマンドプロンプト画面のようにコマンドを入力します。
( コ マ ン ド 入 力 時 刻 が 2001 年 5 月 23 日 午 後 3 時 24 分 53 秒 の 場 合 )
コマンドプロンプト画面
C:¥WINNT¥system32> megactrl –enchkcon
イベントビューアのアプリケーションには以下のログが登録されます。
※ ロ グ が 複 数 あ る 場 合 は 、 イ ベ ン ト 番 号 が 『 6103』 の 最 新 を 選 ん で く だ さ い 。
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/23
午後 03:24:53
N/A
1 に変更
XXX
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
6103
MegaServ.log
情報
なし
説明
CheckConsistency is re-Schedule as:
EnableFlag: 1
Date: 05/23/2001
DayOfWeek:5
HourOfDay: 22
Week(s): 1 ReportChkonProgInterval:0seconds(0 means in-frequently)
Weeks=N means after every N weeks
Weeks=0 means all days( Day of week ignored)
EnableFlag=0 means do not do check consistency
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
説明のメッセージ
EnableFlag:
Date:
DayOfWeek:
HourOfDay:
Week(s):1
ヘルプ(H)
設定値
意味
1
スケジュール有効
パラメータ設定日
05/23/2001
5
金曜日
22
午後10時
一週間隔
1
※ Weeks=N…以 降 は メ ッ セ ー ジ の 説 明 に な り ま す 。
5−11
設定対象パラメータ
-enchkcon/-dischkcon
-date
-d
-h
-w
855-900159-001-C
4 . 5 . Consistency Check 開 始 の 確 認
ス ケ ジ ュ ー ル に よ っ て Consistency Check が 開 始 し た ロ グ は 、イ ベ ン ト ビ ュ ー ア の ア プ
リケーションに以下の2つのログが登録されます。
ま た 、『 警 告 』( 黄 色 ) で 登 録 さ れ ま す が 、 問 題 は あ り ま せ ん 。
ロ グ は ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ 単 位 で 登 録 さ れ ま す 。イ ベ ン ト 番 号 は『 1204』及 び『 1202』で
す。
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/24
午後 10:00:11
N/A
XXX
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
1204
MegaServ.log
警告
なし
説明
Started CheckConsistency on LogicalDrive-X on Adapter-X
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
ヘルプ(H)
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/24
午後 10:00:15
N/A
XXX
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
1202
MegaServ.log
警告
なし
説明
Adapter-X LogDrv X is Checking Consistency Progress.
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
5−12
ヘルプ(H)
855-900159-001-C
4 . 6 . Consistency Check 実 行 経 過 の 確 認
ス ケ ジ ュ ー ル に よ っ て 開 始 し た Consistency Check の 実 行 経 過 は 、開 始 後 1 5 分 間 隔 で
イベントビューアのアプリケーションに以下のログが登録されます。
ロ グ は ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ 単 位 で 登 録 さ れ ま す 。 イ ベ ン ト 番 号 は 『 6105』 で す 。
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/24
午後 10:00:15
N/A
XXX
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
6105
MegaServ.log
情報
なし
説明
Adapter-X LogDrv X: Check Consistency is in PROGRESS 12%
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
ヘルプ(H)
4 . 7 . Consistency Check 正 常 終 の 確 認
ス ケ ジ ュ ー ル に よ っ て 終 了 し た Consistency Check の ロ グ は 、イ ベ ン ト ビ ュ ー ア の ア プ
リケーションに以下のログが登録されます。
ロ グ は ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ 単 位 で 登 録 さ れ ま す 。 イ ベ ン ト 番 号 は 『 6107』 で す 。
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/24
午後 11:23:25
N/A
XXX
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
6107
MegaServ.log
情報
なし
説明
Adapter-X LogDrv X: Check Consistency is COMPLETED.
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
5−13
ヘルプ(H)
855-900159-001-C
4 . 8 . Consistency Check 異 常 終 了 ( ア ボ ー ト ) の 確 認
ス ケ ジ ュ ー ル に よ っ て 開 始 し た Consistency Check を ス ケ ジ ュ ー ル パ ラ メ ー タ『 -abort』
で中止したログは、イベントビューアのアプリケーションに以下の2つのログが登録さ
れます。
ロ グ は ロ ジ カ ル ド ラ イ ブ 単 位 で 登 録 さ れ ま す 。イ ベ ン ト 番 号 は『 6106』及 び『 6107』で
す。
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/24
午後 11:23:23
N/A
XXX
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
6106
MegaServ.log
情報
なし
説明
Adapter-X Logical Drive X: Check Consistency is Aborted.
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
ヘルプ(H)
イベント詳 細
日付:
時刻:
ユーザー(U):
コンピュータ(M):
01/05/24
午後 11:23:25
N/A
XXX
イベント ID:
ソース:
種類:
分類:
6107
MegaServ.log
情報
なし
説明
Adapter-X LogDrv X: Check Consistency is COMPLETED.
データ(A)
◎ バイト(B)
閉じる
○ ワード(W)
前のイベント(P)
次のイベント(N)
5−14
ヘルプ(H)
855-900159-001-C
第6章
運用・保守
1.保守サービス
保 守 サ ー ビ ス は NEC の 保 守 サ ー ビ ス 会 社 、お よ び NEC が 指 定 し た 保 守 サ ー ビ ス 会 社 に よ
ってのみ実施されますので、純正部品の使用はもちろんのこと、技術力においてもご安心
の上、ご都合にあわせてご利用いただけます。
なお、お客さまが保守サービス会社をお受けになる際のご相談は、弊社営業担当または代
理店で承っておりますのでご利用ください。
2.予防保守
予 防 保 守 と し て 、 ハ ー ド デ ィ ス ク の 不 良 ブ ロ ッ ク の 訂 正 を 行 う た め 、 Consistency Check
を定期的に行ってください。
また、万一の場合に備え、定期的なデータのバックアップを行うことをお勧めします。
6−1
855-900159-001-C
3.本装置の交換
IDE ケ ー ブ ル の 取 り 外 し 、 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ の 本 体 装 置
か ら の 取 り 外 し は 、本 体 装 置 の 電 源 が O F F に な っ て い る こ と を 確
認し、電源プラグをコンセントから抜いた後に行ってください。
3.1.本装置の交換手順
本装置を交換する際は以下の手順に従ってください。
1.基本装置の取り扱いについては、基本装置に添付のユーザーズガイドを参
照してください。
( 1 ) 基 本 装 置 の 電 源 ス イ ッ チ を OFF に し て 、 電 源 プ ラ グ を コ ン セ ン ト か ら 抜 き ま す 。
基 本 装 置 の 電 源 ス イ ッ チ が ON に な っ て い る 場 合 は 、 OS の シ ャ ッ ト ダ ウ ン 処 理 を
行 っ た 後 、 基 本 装 置 の 電 源 を OFF に し て く だ さ い 。
(2)基本装置のカバーや部品等を取り外します。
( 3 )基 本 装 置 内 の ハ ー ド デ ィ ス ク に 接 続 さ れ て い る IDE ケ ー ブ ル の コ ネ ク タ( MASTER
側)を取り外します。
(4)本装置を基本装置から取り外します。
( 5 )本 装 置 に 接 続 さ れ て い る IDE ケ ー ブ ル( SYSTEM 側 )及 び ハ ー ド デ ィ ス ク ア ク セ ス
ランプコネクタケーブルを取り外します。
1 . IDE ケ ー ブ ル を 取 り 外 す 前 に 接 続 構 成 を 必 ず メ モ し て く だ さ い 。
( 6 )新 し い 本 装 置 に 、IDE ケ ー ブ ル( SYSTEM 側 )及 び ハ ー ド デ ィ ス ク ア ク セ ス ラ ン プ
コネクタケーブルを接続します。
(7)本装置を基本装置に取り付けます。
( 8 )IDE ケ ー ブ ル の コ ネ ク タ( MASTER)を 基 本 装 置 内 の ハ ー ド デ ィ ス ク に 接 続 し ま す 。
(9)基本装置の部品やカバー等を取り付けます。
( 10) 電 源 プ ラ グ を コ ン セ ン ト に 接 続 し 、 基 本 装 置 の 電 源 ス イ ッ チ を ON に し ま す 。
基本装置が正常に起動する事を確認してください。
6−2
855-900159-001-C
3.2.コンフィグレーション情報の自動保存
交換した本装置にコンフィグレーション情報が存在していない場合、ハードディスクの
コンフィグレーション情報を自動的に本装置に保存します。
コンフィグレーション情報の保存の操作は必要ありません。
・本装置のパラメータ設定をデフォルト値から変更した場合は手動保存となることがあ
ります。
ハードディスク
自動保存
ディスクアレイコントローラ
コンフィグレーション
情報
(本装置)
ディスクアレイコントローラ交換時
6−3
855-900159-001-C
3.3.コンフィグレーション情報の手動保存
交換した本装置にコンフィグレーション情報が存在している場合、POST画面で
「 Configuration of NVRAM and drives mismatch(Normal mismatch)」 が 表 示 さ れ ま す 。
MegaRAID® Configuration Utility を 起 動 し て 、 ハ ー ド デ ィ ス ク の コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン
情報を本装置(ディスクアレイコントローラ)へ手動で保存します。
起 動 方 法 は 、 第 4 章 、「 2 . 1 . MegaRAID® Configuration Utility の 起 動 」、 チ ェ ッ ク 1
を参照してください。
LSI Logic IDE MegaRAID i4 BIOS Version
x.xx MMM DD, YYYY
Copyright(c) LSI Logic Corporation.
HA-x (Bus x Dev xx) MegaRAID IDE i4
Standard FW xxx DRAM=16MB(SDRAM)
x Logical Drives found on the HOST Adapter.
x Logical Drive(s) handled by BIOS.
Configuration of NVRAM and drives mismatch (Normal mismatch)
Run View/Add Configuration option of Config Utility
Press <Ctrl><H> for WebBIOS Or
Press A Key to Run Configuration Utility Or <Alt><F10> to Continue
ディスクアレイコントローラ
ハードディスク
(本装置)
手動保存
コンフィグレーション
情報A
コンフィグレーション
情報B
Configuration Utility で ハ ー ド デ ィ ス ク の
コンフィグレーション情報を選択する。
6−4
855-900159-001-C
・コンフィグレーション情報の手動保存手順
本装置の交換/装置起動
<A> キ ー を 押 し て MefaRAID® Configuration
Utility を 起 動 す る
(「 4 章 2 . 2 . MegaRAID® Configuration
Utility の 起 動 」 を 参 照 )
[Management Menu]の <Configure>選 択
ここで必ず、ハードディスクの
Configuration 情 報
<View Disk Configuration >
を選択してください。
本 装 置 (デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト
ロ ー ラ の Configuration 情 報
<View NVRAM Configuration>
は選択しないでください。
<View/Add Configuration>選 択
選択画面表示
[View Configuration]の
<View Disk Configuration>選 択
Scan Device が 実 行 さ れ 、 ハ ー ド デ ィ ス ク の
Configuration 情 報 が 表 示 さ れ る
Configuration 情 報 の 確 認
<ESC>キ ー 入 力
[Save Configuration?] の <Yes>選 択
ハ ー ド デ ィ ス ク の Configuration 情 報
が保存される
<ESC>キ ー を 数 回 押 し て 、 [Management Menu]
ま で 戻 り Configuration Utility を 終 了 す る
装置再起動
6−5
855-900159-001-C
3.4.本装置交換時の注意事項
1.コンフィグレーション情報の手動保存の時は、必ず、ハードディスクのコン
フィグレーション情報を選択してください。もし、反対に交換後の本装置の
コンフィグレーション情報をハードディスクに保存した場合、OSの起動や、
ハードディスク内のデータへのアクセスができなくなり、データを消失する
危険があります。
必ず、ハードディスクのコンフィグレーション情報を交換後の本装置
へ保存してください。
2.本装置交換時は、ハードディスクの接続を変更しないでください。
3.本装置交換時に、他のコンフィグレーション情報を持ったハードディスクを
接 続 し な い で く だ さ い 。他 の コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン 情 報 を 持 っ た ハ ー ド デ ィ
ス ク を 接 続 し た 場 合 、 P O S T 画 面 で 、「 Unresolved configuration
mismatch between disk(s) and NVRAM on the adapter」 と 表 示 さ れ 、 コ
ンフィグレーション情報を正しく保存できなくなります。
LSI Logic IDE MegaRAID i4 BIOS Version
x.xx MMM DD, YYYY
Copyright(c) LSI Logic Corporation.
HA-x (Bus x Dev xx) MegaRAID IDE i4
Standard FW xxx DRAM=16MB(SDRAM)
x Logical Drives found on the HOST Adapter.
Unresolved configuration mismatch between disk(s) and NVRAM on the
adapter
x Logical Drives(s) handled by BIOS
Press <Ctrl><M> to Run Configuration Utility
or Press <Ctrl><H> for WebBIOS or any other Key to Continue ...
6−6
855-900159-001-C
4.トラブルシューティング
ディスクアレイを構成している基本装置がうまく動作しないときや、ユーティリティが正
しく機能しないときは次の点について確認してください。また、該当する項目があったと
きは、処理方法に従った操作をしてください。
( 1 ) OS を イ ン ス ト ー ル で き な い
●ディスクアレイコントローラのコンフィグレーションを行いましたか?
→
MegaRAID® Configuration Utility を 使 っ て 正 し く コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン し て
ください。
●システムドライブを複数作成していませんか?
→
OS を イ ン ス ト ー ル す る と き は 、 シ ス テ ム ド ラ イ ブ を 1 つ だ け 作 成 し て く だ
さい。
( 2 ) OS を 起 動 で き な い
● デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ の BIOS 設 定 が 変 更 さ れ て い ま せ ん か ?
→
MegaRAID® Configuration Utility を 使 っ て 正 し く 設 定 し て く だ さ い 。
● POST で 、 デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ を 認 識 し て い ま す か ?
→
ディスクアレイコントローラが正しく接続されていることを認識してから電
源をONにしてください。
→
正しく接続していても認識されない場合は、ディスクアレイコントローラの
故障が考えられます。契約されている保守サービス会社、または購入された
販売店へ連絡してください。
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(3)リビルドができない
●リビルドするハードディスクの容量が少なくありませんか?
→
故障したハードディスクと同じ容量のディスクを使用してください。
● Consistency Check が 実 行 さ れ て い ま せ ん か ?
→
Consistency Check 終 了 後 、 リ ビ ル ド を 開 始 し て く だ さ い 。
● RAID 構 成 が 、 RAID0 で は あ り ま せ ん か ?
→
RAID0 に は 冗 長 性 が な い た め 、 リ ビ ル ド は で き ま せ ん 。「 Dead」 に な っ た ハ
ードディスクを交換して、再度コンフィグレーション情報を作成し、イニシ
ャライズを行ってからバックアップデータを使用して復旧してください。
( 4 ) ス ケ ジ ュ ー ル で の Consistency Check が 実 行 し な い
→
イベントビューアに登録されていますアプリケーションログで、スケジュー
ルの設定を確認してください。
( 5 ) ハ ー ド デ ィ ス ク が 「 Fail」 に な っ た
→
契約されている保守サービス会社、または購入された販売店へ連絡してくだ
さい。
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N E C Express サ ー バ
Express5800 シ リ ー ズ
N8103−73
デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ ( IDE)
ユーザーズガイド(取扱説明書)
8 5 5 -9 0 0 1 5 9 -0 0 1 -C
2001年11月
2001年11月
2003年 7月
初版
第2版
第3版
日本電気株式会社
東京都港区芝五丁目7番1号
TEL(03)3454-1111 (大 代 表 )
©NEC Corporation 2001,2003
日本電気株式会社の許可なく複製・改変などを行うことはできません。
N8103-73
デ ィ ス ク ア レ イ コ ン ト ロ ー ラ( IDE)
ユーザーズガイド(取扱説明書)
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第3版
こ の マ ニ ュ アルは再生紙を使用しています。